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公開番号2024107582
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-09
出願番号2023011586
出願日2023-01-30
発明の名称飲料
出願人日本メナード化粧品株式会社
代理人
主分類A23L 2/38 20210101AFI20240802BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】 本発明は、シトロネロールとプロピオン酸エチルを含有することによる霊芝胞子油の不快味、不快臭を低減した飲料並びにシトロネロールとプロピオン酸エチルを含有することによる霊芝胞子油の不快味、不快臭を改善する方法を提供する。
【解決手段】
成分(A)霊芝胞子油を含有し、
下記成分(B)、(C):
(B)シトロネロール
(C)プロピオン酸エチル
を含有することで、霊芝胞子油の不快味、不快臭を低減させることを特徴とする飲料を提供する。
【選択図】なし

特許請求の範囲【請求項1】
成分(A)霊芝胞子油を含有し、
下記成分(B)、(C):
(B)シトロネロール
(C)プロピオン酸エチル
を含有することを特徴とする飲料
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
成分(A)~(C)の含有量が、
(A)霊芝胞子油 1w/v%以下
(B)シトロネロール 0.0001~0.01w/v%
(C)プロピオン酸エチル 0.0005~0.01w/v%
であることを特徴とする請求項1に記載の飲料
【請求項3】
シトロネロール及びプロピオン酸エチルを含有することによる霊芝胞子油の不快味、不快臭を低減する方法

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、霊芝胞子油の不快味、不快臭を低減させた飲料に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、臓器・組織に存在する幹細胞が老化することが明らかになりつつある(非特許文献1)。具体的に幹細胞の老化とは、増殖能力や分化能力が低下することであり、臓器や組織の再生能力の低下の原因と考えられている。例えば、脳に存在する神経幹細胞や血液細胞を生み出す造血幹細胞の増殖能力は、加齢に伴い著しく低下することが報告されている(非特許文献2、3)。また、皮膚や皮下脂肪組織に存在する幹細胞は、加齢により数が減少し、分化能力が低下することが報告されている(非特許文献4、5)。
【0003】
以上の知見から、各臓器・組織に存在する幹細胞を増殖させる技術は、組織恒常性維持、損傷組織の修復・再生、各種疾患の予防・治療・改善等、抗加齢(抗老化)の用途に極めて有効であると考えられる。
【0004】
マンネンタケ(学名:Ganoderma lucidum)は、マンネンタケ科のキノコであり、霊芝(レイシ)、サルノコシカケとも呼ばれる。マンネンタケ(霊芝)は、β-グルカンやテルペノイド等を含み、免疫力向上作用、抗ガン作用、血圧低下作用、血糖値低下作用等の様々な作用を有する。マンネンタケの子実体、菌糸体又はその培養物の抽出物には幹細胞の未分化維持効果及び増殖促進効果があることが知られている(特許文献1、2)。
【0005】
近年、マンネンタケ胞子超臨界抽出物(以下、「霊芝胞子油」と記載する)を有効成分として用いることで、幹細胞が増殖促進されるという技術が報告されている(特許文献3)。
【0006】
霊芝胞子油の効果を十分に得るためには、霊芝胞子油を継続して摂取する必要があり、そのためには容易に摂取できる飲料の形態が好ましい。一方で、霊芝胞子油を含有する飲料には、特有の不快味や不快臭があるという問題があった。そのため、継続して摂取することは困難であり、霊芝胞子油を飲料の原料として使用する場合には、その特有の不快味、不快臭を低減させる工夫が必要となる。
【0007】
油の劣化風味のマスキング方法として、ごま粉砕物を用いた技術が知られているが(特許文献4)、この方法では固形物を用いており、配合できる食品の種類に制限ができてしまうため好ましくない。
【0008】
また、マイクロカプセル化によって難水溶性物質の臭気又は呈味をマスキングできる技術も知られている(特許文献5)。しかし、この技術はグミ組成物に限られており、透明な清涼飲料水などへの応用は困難であると考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2008-301726号公報
特開2011-211956号公報
特開2020-171242号公報
特開2022-108628号公報
特開2021-069287号公報
【非特許文献】
【0010】
Beane O.S.ら,PLos One,2014年,Vol.9,12号,e115963
Molofsky A.V.ら, Nature, 2006年, Vol. 443, 7110号, pp. 448-452
Geiger H.ら, Nat. Rev. Immunol., 2013年, Vol. 13, 5号, pp. 376-389
Akamatsu H.ら,J. Dermatol., 2016年,Vol. 43, pp. 311-313
Yamada T.ら,J. Dermatol. Sci., 2010年,Vol. 58, pp. 36-42
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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