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公開番号2024151595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065061
出願日2023-04-12
発明の名称脳機能改善用機能性食品
出願人アイコット株式会社
代理人個人,個人
主分類A23L 33/105 20160101AFI20241018BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】トリテルペノイドを含有する植物エキスに由来した脳機能の改善作用や効果を生起させることができ、しかも、同植物エキスを単独で用いる場合に比して脳機能の改善作用や効果がより顕著に発揮されるよう構成された脳機能改善用機能性食品を提供する。
【解決手段】アルカロイド及びフラボノイドを含有する第1の植物エキスと、トリテルペノイドを含有する第2の植物エキスと、ポリフェノールを含有する第3の植物エキスとのそれぞれ異なる植物由来の3種の植物エキスと、環状オリゴ糖を含有してなることとした。また、前記第1の植物エキスは、シソ目ゴマノハグサ科に属する植物由来のエキスであることや、前記第2の植物エキスは、ミソハギ科キカシグサ属又はミソハギ科サルスベリ属に属する植物由来のエキスであること等にも特徴を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
アルカロイド及びフラボノイドを含有する第1の植物エキス、トリテルペノイドを含有する第2の植物エキス及びポリフェノールを含有する第3の植物エキスとのそれぞれ異なる植物由来の3種の植物エキスと、
環状オリゴ糖と、
を含有してなる脳機能改善用機能性食品。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記第1の植物エキスは、シソ目ゴマノハグサ科に属する植物由来のエキスであることを特徴とする請求項1に記載の脳機能改善用機能性食品。
【請求項3】
前記第1の植物エキスは、サクラカラクサ、キタミソウ、バコパ・モニエリ、ネメシア、ゴマノハグサから選ばれる少なくともいずれか1つの植物に由来するエキスであって、粉末換算で5~33w/w%に相当する量の前記第1の植物エキスを含有することを特徴とする請求項2に記載の脳機能改善用機能性食品。
【請求項4】
前記第2の植物エキスは、ミソハギ科キカシグサ属又はミソハギ科サルスベリ属に属する植物由来のエキスであることを特徴とする請求項1~3いずれか1項に記載の脳機能改善用機能性食品。
【請求項5】
前記第2の植物エキスは、ミズマツバ、ロタラグリーン、キカシグサ、バナバ、サルスベリから選ばれる少なくともいずれか1つの植物に由来するエキスであって、粉末換算で0.0157~33w/w%に相当する量の前記第2の植物エキスを含有することを特徴とする請求項4に記載の脳機能改善用機能性食品。
【請求項6】
前記第3の植物エキスは、シソ科タツナミソウ属又はクワ科クワ属に属する植物由来のエキスであることを特徴とする請求項1~5いずれか1項に記載の脳機能改善用機能性食品。
【請求項7】
前記第3の植物エキスは、ヒメナミキ、エゾナミキ、コガネバナ、ヤマグワ、ブラックマルベリーから選ばれる少なくともいずれか1つの植物に由来するエキスであって、粉末換算で0.0157~33w/w%に相当する量の前記第3の植物エキスを含有することを特徴とする請求項6に記載の脳機能改善用機能性食品。
【請求項8】
トリテルペノイドを含有する第2の植物エキスに由来する脳機能の改善を作用又は効果として含む目的のための機能性食品であって前記第2の植物エキス又は前記脳機能の改善の発現と対応する前記第2の植物エキスの構成成分を保健機能成分(関与成分)とした機能性食品における、アルカロイド及びフラボノイドを含有する第1の植物エキスと、ポリフェノールを含有する第3の植物エキスと、環状オリゴ糖の前記脳機能の改善を助長する補助成分原料としての使用。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、脳機能改善用機能性食品に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年の高齢化社会の到来にともない、高齢者の脳の変性疾患、特にアルツハイマー型、レヴィー小体認知症、パーキンソン病等に由来する脳機能の低下が広く問題視されている。
【0003】
このような脳の変性疾患に罹患し認知症を発症すると、ヒトの尊厳までも脅かされる深刻な事態を招く場合があることから、認知症の予防と治療の研究が、近年、精力的に進められている。
【0004】
しかしながら、認知症の発症の原因は不明な部分も多く残されており、医薬品の開発は勿論、治療法や予防法の開発も未だ確立していない。
【0005】
そのような現状の中、日々の食生活にて摂取することで、これらの疾患を予防したり改善できる脳機能改善用の組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
このような脳機能改善用組成物を含有する医薬品や飲食品によれば、ヒトが安全かつ日常的に手軽に摂取することができ、アルツハイマー病に代表される認知症などの脳神経疾患を効果的に改善できるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特表2002-541194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、脳機能の低下は単一の原因によって発症するものではなく、より複雑なメカニズムを経て発症するものであり、異なるアプローチでより多くの改善手段が提供されるのが望ましい。
【0009】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、トリテルペノイドを含有する植物エキスに由来した脳機能の改善作用や効果を生起させることができ、しかも、同植物エキスを単独で用いる場合に比して脳機能の改善作用や効果がより顕著に発揮されるよう構成された脳機能改善用機能性食品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記従来の課題を解決するために、本発明に係る脳機能改善用機能性食品では、(1)アルカロイド及びフラボノイドを含有する第1の植物エキスと、トリテルペノイドを含有する第2の植物エキスと、ポリフェノールを含有する第3の植物エキスとのそれぞれ異なる植物由来の3種の植物エキス
と、環状オリゴ糖
を含有してなることとした。
(【0011】以降は省略されています)

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