TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024148891
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023062451
出願日
2023-04-07
発明の名称
乾燥食品製造方法
出願人
アスザックフーズ株式会社
代理人
個人
主分類
A23L
3/44 20060101AFI20241010BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】喫食前の復元時における吸水性を一層向上させ得る乾燥食品製造方法を提供する。
【解決手段】ミンチ肉と具材とを混練して混練済食材を生成する混練工程S2と、混練済食材を成形した状態で焼成して焼成済食材を生成する焼成工程S3と、焼成済食材を凍結乾燥させる凍結乾燥工程S4とをこの順で実行して、復元用の液体を吸収させることで喫食可能状態に復元される乾燥食品を製造する際に、凍結乾燥工程S4の開始時点における焼成済食材の含有水分量が65%以上となるように混練工程S2において混練済食材の含有水分量を調整する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ミンチ肉と具材とを混練して混練済食材を生成する混練工程と、
前記混練済食材を成形した状態で焼成して焼成済食材を生成する焼成工程と、
前記焼成済食材を凍結乾燥させる凍結乾燥工程とをこの順で実行して、復元用の液体を吸収させることで喫食可能状態に復元される乾燥食品を製造する際に、
前記凍結乾燥工程の開始時点における前記焼成済食材の含有水分量が65%以上となるように前記混練工程において前記混練済食材の含有水分量を調整する乾燥食品製造方法。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記焼成工程において、前記混練済食材を型枠内に収容した状態で焼成する請求項1記載の乾燥食品製造方法。
【請求項3】
前記焼成工程において、トレイ上に載置した環状の前記型枠内に前記混練済食材を収容した状態で焼成庫内で当該混練済食材を焼成する請求項2記載の乾燥食品製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミンチ肉を主たる食材として製造されて、復元用の液体を吸収させることで喫食可能状態に復元可能な乾燥食品を製造する乾燥食品製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
この主の乾燥食品の製造方法として、出願人は、下記の特許文献に「ハンバーグおよびデミグラスソースを乾燥させた食品」の製造方法を開示している。この製造方法では、ハンバーグを凍結乾燥させて第1の食材ブロックを生成すると共に、デミグラスソースを凍結乾燥させた第2の食材ブロックを生成し、生成した両食材ブロックを容器体内に収容して密閉することにより、「水分を吸収させることで喫食可能状態に復元可能な乾燥食品」としての「デミグラス・ハンバーグ」が製造される。
【0003】
この場合、この「デミグラス・ハンバーグ」では、第2ブロックよりも第1ブロックの方が容器体の入出口側に位置するように両食材ブロックが容器体内に収容されている。したがって、この「デミグラス・ハンバーグ」では、摂食可能状態への復元に際して入出口から液体を容器体内に注入したときに、注入された液体が、入出口側に収容されている第1の食材ブロックに対して最初に接するため、注入した液体を第1の食材ブロックに対して好適に吸収させることができる。これにより、第1の食材ブロックを喫食可能状態に好適に復元することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-147879号公報(第6-12頁、第1-6図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、出願人が上記特許文献に開示している製造方法には、以下のような改善すべき課題が存在する。
【0006】
具体的には、出願人が開示している乾燥食品製造方法では、喫食可能状態への復元時における吸水性が第2の食材ブロックよりも低い第1の食材ブロックを容器体内の入出口に近い側に収容することにより、入出口から注入した液体が第2の食材ブロックよりも先に第1の食材ブロックに接して第1の食材ブロックに液体が良好に吸収されるように製造することを特徴としている。これにより、そのような収容位置の工夫を行わない乾燥食品と比較して、吸水性が低い第1の食材ブロックを好適に復元することが可能となっている。
【0007】
しかしながら、この乾燥食品製造方法に従って製造された乾燥食品(デミグラス・ハンバーグ等)では、復元に際して容器体に注入する液体の温度が低いときに第1の食材ブロックの吸水性が低下することが確認されている。また、入出口から復元用の液体(湯)を注入してから、第1の食材ブロックの中心部まで液体が十分に吸水されるまでにはある程度の時間を要する。このため、注入する液体(湯)の温度が低いときや、復元を開始してからの経過時間が短いときに喫食するときには、第1の食材ブロックの中央部に十分な両の液体が吸水されず、ぱさつき感を覚えることがある。したがって、この第1の食材ブロックの吸水性を一層向上させるのが好ましい。
【0008】
本発明は、かかる改善すべき課題に鑑みてなされたものであり、喫食前の復元時における吸水性を一層向上させ得る乾燥食品製造方法を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成すべく、請求項1記載の乾燥食品製造方法は、ミンチ肉と具材とを混練して混練済食材を生成する混練工程と、前記混練済食材を成形した状態で焼成して焼成済食材を生成する焼成工程と、前記焼成済食材を凍結乾燥させる凍結乾燥工程とをこの順で実行して、復元用の液体を吸収させることで喫食可能状態に復元される乾燥食品を製造する際に、前記凍結乾燥工程の開始時点における前記焼成済食材の含有水分量が65%以上となるように前記混練工程において前記混練済食材の含有水分量を調整する。
【0010】
また、請求項2記載の乾燥食品製造方法は、請求項1記載の乾燥食品製造方法において、前記焼成工程において、前記混練済食材を型枠内に収容した状態で焼成する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
柑橘系炭酸飲料水
1か月前
個人
古代食品、醍醐味
1か月前
大正製薬株式会社
飲料
2か月前
株式会社東洋新薬
組成物
9日前
個人
海苔簀張設具
2か月前
不二製油株式会社
発酵乳
1か月前
不二製油株式会社
加工食品
2か月前
池田食研株式会社
風味改善剤
1か月前
池田食研株式会社
風味改善剤
2か月前
不二製油株式会社
高栄養冷菓
1か月前
池田食研株式会社
灰汁抑制剤
2か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
1か月前
長谷川香料株式会社
香味改善剤
2か月前
不二製油株式会社
チーズ様食品
1か月前
エムケー精工株式会社
塗布装置
2か月前
ソマール株式会社
魚肉加工食品
1か月前
不二製油株式会社
被覆用油性食品
1か月前
株式会社ニッピ
気分状態の改善剤
17日前
SoPros株式会社
血圧改善剤
2か月前
不二製油株式会社
油脂の製造方法
1か月前
株式会社ノエビア
免疫賦活用組成物
1か月前
SoPros株式会社
冷え性改善剤
1か月前
池田食研株式会社
圧縮成型肉様食品
1か月前
三井農林株式会社
紅茶葉の製造方法
1か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
1か月前
日本製紙株式会社
麺類
1か月前
日本製紙株式会社
畜肉様組成物
1か月前
不二製油株式会社
風味油脂の製造方法
2か月前
個人
フィッシュジャーキーの製造方法
1か月前
不二製油株式会社
茹で卵黄様食品素材
2か月前
株式会社イツワ工業
海苔製造機
2か月前
一丸ファルコス株式会社
経口用組成物
1か月前
個人
調味料及び調味料の製造方法
16日前
アサヒ飲料株式会社
コーヒー飲料
1か月前
株式会社ダイキョー
粉末健康食品
3か月前
不二製油株式会社
冷菓用チョコレート類
1か月前
続きを見る
他の特許を見る