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公開番号
2024148335
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023061388
出願日
2023-04-05
発明の名称
カボチャペーストの製造方法
出願人
株式会社ニップン
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
19/00 20160101AFI20241010BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】本発明は、畜乳や卵様のコクのある風味を有し、しかもなめらかな舌触りがあるソースを得ることができるカボチャペーストの製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】カボチャペーストに特定の条件でαアミラーゼを作用させることにより上記課題を解決する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
カボチャペーストにαアミラーゼを作用させる工程を含み、下記条件i及びiiを満たす、カボチャペーストの製造方法。
条件i:αアミラーゼの量がカボチャペースト100gに対して180ユニット以上である。
条件ii:αアミラーゼの作用条件が4℃~12℃で11時間以上である。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記工程の前に、下記工程1及び2を含む、請求項1に記載の方法。
工程1:カボチャ原料を加熱処理する工程
工程2:工程1で加熱処理したカボチャ原料をペースト化する工程
【請求項3】
工程1と工程2との間に、加熱処理したカボチャ原料を急速冷却する工程を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
ソース原料全量に対して請求項1~3のいずれか1項に記載の方法により得られるカボチャペーストを2~10質量%使用する、ソースの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カボチャペーストの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
卵や畜乳製品を含んだカルボナーラソースは卵や畜乳独特の舌触りやコク深い風味、及び鮮やかな色彩等から、好んで食されてきた。一方で、近年は、健康や環境への配慮や、植物性食品への嗜好の高まり等から、卵や畜乳を使用せずに植物性食品を使用した様々な卵や畜乳の代替組成物が開発されている。
【0003】
卵は、卵黄の色に似せたるため、人参やカボチャで代用されることがあり、畜乳は、プラントベースミルクといわれる豆乳、アーモンドミルク、オーツミルク、ライスミルク、ココナッツミルクで代用されることがある。卵や畜乳を植物性食品で代用する料理が増えているが、舌触りや風味にさらなる改善が求められている。
【0004】
カボチャソースの風味や口当たり、色調を改善するために種々検討されている。
【0005】
特許文献1には、カボチャの裏ごし、スライスマッシュルーム、乳類及びタマネギを含み、カボチャの裏ごしの含有量が10~45重量%、乳類の含有量が5~40重量%であるパンプキンソースのレトルト食品が記載されている。特許文献2には、カボチャペースト、香味野菜ペースト及び乳類を含み、乳類の含有量が1~3質量%に抑えられたパンプキンソースが記載されている。特許文献3には、カボチャピューレを固形分量として0.5~15質量%、乳原料を固形分量として5~20質量%、及びリン酸架橋澱粉を0.1~2質量含有するカボチャソースの製造方法が記載されている。
【0006】
特許文献1及び2に記載のパンプキンソースは、長期保存が可能であることを特徴とするものであるが、コクが不十分で、舌触りの点でも改善の余地があった。特許文献3に記載のカボチャソースはなめらかさが改善されてはいるが、コクが不十分であった。また、特許文献1~3のいずれも、畜乳類を含むものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開昭60-49774号公報
特開昭63-157961号公報
特開2020-18223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、畜乳や卵様のコクのある風味を有し、しかもなめらかな舌触りがあるソースを得ることができるカボチャペーストの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、カボチャペーストに特定の条件でαアミラーゼを作用させることで、畜乳や卵様のコクのある風味を有し、しかもなめらかな舌触りがあるソースを得ることができるカボチャペーストを製造できることを見出し、本発明を完成した。
【0010】
すなわち、本発明は、以下の態様を包含する。
〔1〕カボチャペーストにαアミラーゼを作用させる工程を含み、下記条件i及びiiを満たす、カボチャペーストの製造方法。
条件i:αアミラーゼの量がカボチャペースト100gに対して180ユニット以上である。
条件ii:αアミラーゼの作用条件が4℃~12℃で11時間以上である。
〔2〕前記工程の前に、下記工程1及び2を含む、〔1〕に記載の方法。
工程1:カボチャ原料を加熱処理する工程
工程2:工程1で加熱処理したカボチャ原料をペースト化する工程
〔3〕工程1と工程2との間に、加熱処理したカボチャ原料を急速冷却する工程を含む、〔2〕に記載の方法。
〔4〕ソース原料全量に対して〔1〕~〔3〕のいずれか1項に記載の方法により得られるカボチャペーストを2~10質量%使用する、ソースの製造方法。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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