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公開番号2024146535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023059504
出願日2023-03-31
発明の名称鞍乗型車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類B62K 25/24 20060101AFI20241004BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】前輪の構造を簡素化できるとともに、前輪のホイールが大型化することを抑制できる鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】自動二輪車1は、前輪11及び後輪12と、上下方向に延在するフロントフォーク51と、駆動力を発生させるサブ駆動モータ40と、を備える。サブ駆動モータ40は、ステータ41と、ロータ42と、ステータ41及びロータ42を収容するモータケース430及びモータカバー431と、を備えるモータユニット400を有する。フロントフォーク51には、モータユニット400が嵌合する嵌合孔511aが形成されている。モータユニット400は、フロントフォーク51に形成された嵌合孔511aに嵌合されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
前輪及び後輪と、
上下方向に延在するフロントフォークと、
駆動力を発生させる駆動モータと、を備える鞍乗型車両であって、
前記駆動モータは、ステータと、ロータと、前記ステータ及び前記ロータを収容するモータケース及びモータカバーと、を備えるモータユニットを有し、
前記フロントフォークには、前記モータユニットが嵌合する嵌合孔が形成されており、
前記モータユニットは、前記フロントフォークに形成された前記嵌合孔に嵌合されている、
鞍乗型車両。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載の鞍乗型車両であって、
前記モータユニットには、前記ロータの径方向外側に向かって延出する支持部が設けられており、
前記嵌合孔は、
前記支持部を収容し、前記支持部を前記ロータの周方向に係止するように形成されている、
鞍乗型車両。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の鞍乗型車両であって、
前記モータユニットには、前記前輪の車軸を軸支するベアリングが設けられている、
鞍乗型車両。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の鞍乗型車両であって、
前記フロントフォークは、前記前輪の左右両側に一対設けられており、
左右の前記フロントフォークのうちの一方側の前記フロントフォークに、前記嵌合孔が形成されており、
前記モータユニットは、前記一方側の前記フロントフォークに形成された前記嵌合孔に嵌合されており、
前記前輪の車軸の前記一方側の端部は、前記モータユニットに設けられたモータ側ベアリングに軸支されており、
前記車軸の他方側の端部は、前記他方側の前記フロントフォークに設けられたフォーク側ベアリングに軸支されている、
鞍乗型車両。
【請求項5】
請求項4に記載の鞍乗型車両であって、
前記他方側の前記フロントフォークには、前記前輪を制動する制動装置が設けられている、
鞍乗型車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、低炭素社会又は脱炭素社会の実現に向けた取り組みが活発化し、鞍乗型車両においても、CO2排出量の削減やエネルギー効率の改善のために、駆動力を発生させる駆動モータが搭載された鞍乗型車両に関する研究開発が行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、前輪のホイールハブ内に前輪を駆動させる駆動用モータが搭載された鞍乗型車両が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-228570号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の鞍乗型車両は、ホイールハブ内に駆動用モータを配設するスペースを確保する必要があるため、前輪のホイールが大型化する、また、前輪の構造が複雑になる、という課題が生じていた。
【0006】
本発明は、前輪の構造を簡素化できるとともに、前輪のホイールが大型化することを抑制できる鞍乗型車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
前輪及び後輪と、
上下方向に延在するフロントフォークと、
駆動力を発生させる駆動モータと、を備える鞍乗型車両であって、
前記駆動モータは、ステータと、ロータと、前記ステータ及び前記ロータを収容するモータケース及びモータカバーと、を備えるモータユニットを有し、
前記フロントフォークには、前記モータユニットが嵌合する嵌合孔が形成されており、
前記モータユニットは、前記フロントフォークに形成された前記嵌合孔に嵌合されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、前輪の構造を簡素化できるとともに、前輪のホイールが大型化することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態の自動二輪車の左側面図である。
図1の自動二輪車の前部をフロントカウル及びニーグリップを除いた状態で見た左側面図である。
前照灯及び前照灯支持部材を図2の矢印B方向から見た図である。
図1の自動二輪車にテレスコピック型のフロントフレームを取り付けた自動二輪車の前部を、フロントカウル及びニーグリップを除いた状態で見た左側面図である。
図2のA-A要部断面図である。
図5のサブ駆動モータの要部断面図である。
図1の自動二輪車の前輪を右側やや後方から見た斜視図である。
図7の制動装置近傍のC-C要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の鞍乗型車両の一実施形態としての自動二輪車を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は、符号の向きに見るものとする。また、本明細書等では説明を簡単且つ明確にするために、前後、左右、上下の各方向は、自動二輪車の運転者から見た方向に従って記載し、図面には、車両の前方をFr、後方をRr、左方をL、右方をR、上方をU、下方をD、として示す。
(【0011】以降は省略されています)

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