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公開番号2024146395
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023059261
出願日2023-03-31
発明の名称電動車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類B62M 7/02 20060101AFI20241004BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】モータの側方に減速機を備える電動車両において、ピボット軸の周りのレイアウトをコンパクトにすることができる電動車両を提供する。
【解決手段】電動車両は、スイングアーム(17)を揺動可能に支持するピボットフレーム(24)を有する車体フレーム(11)と、ピボット軸(26)の上方に配置されるモータ(12)と、前記モータ(12)の側方に配置される減速機(32)と、を有する電動車両において、前記ピボットフレーム(24)の左右幅は前記モータ(12)の左右幅よりも狭く、前記ピボットフレーム(24)の側方には前記減速機(32)が配設される。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
スイングアーム(17)を揺動可能に支持するピボットフレーム(24)を有する車体フレーム(11)と、ピボット軸(26)の上方に配置されるモータ(12)と、前記モータ(12)の側方に配置される減速機(32)と、を有する電動車両において、
前記ピボットフレーム(24)の左右幅は前記モータ(12)の左右幅よりも狭く、
前記ピボットフレーム(24)の側方には前記減速機(32)が配設される
ことを特徴とする電動車両。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記スイングアーム(17)は、前記ピボット軸(26)に揺動可能に支持される左右一対のピボット部(71、72)を有し、
前記ピボットフレーム(24)は、前記左右一対のピボット部(71、72)の間に設けられる単一の部材である
ことを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
【請求項3】
前記モータ(12)と前記減速機(32)との接続面を通る線(L12)と、前記ピボットフレーム(24)の側面と、は離間しており、
前記減速機(32)のケース(120)は、前記ピボットフレーム(24)側に向かって突出する突出部(120a)を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電動車両。
【請求項4】
前記ピボットフレーム(24)は、出力軸支持部(63)を有し、
前記出力軸支持部(63)は、左右に貫通する孔であり、
前記出力軸支持部(63)には、出力軸(122)が挿通され、
前記出力軸(122)には、前記減速機(32)とは反対側にドライブプーリー(125)が配設される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電動車両。
【請求項5】
前記出力軸支持部(63)は、車両側面視で、前記ピボット軸(26)と後輪軸(16a)とを結ぶ線(L2)上に位置する
ことを特徴とする請求項4に記載の電動車両。
【請求項6】
前記ピボットフレーム(24)は、前記モータ(12)の外周に沿って前方に延出する第一アーム(65)と、前記モータ(12)の外周に沿って後方に延出する第二アーム(61)と、を備え、
前記ピボットフレーム(24)は、前記第一アーム(65)および前記第二アーム(61)で、前記モータ(12)と、シート(18)を支持するリアフレーム(22)と、を支持する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電動車両。
【請求項7】
前記ピボットフレーム(24)は、クッション(28)の下端および上端を支持する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電動車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動車両に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ピボット軸よりも上方にモータが配置され、モータが減速機構を有する電動車両において、減速機構の出力軸に設けられるドライブスプロケットと、駆動輪に設けられるドリブンスプロケットとの間に動力伝達部材となるチェーンを設けて動力を伝達する電動車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、減速機構はモータの幅方向外側に設けられ、モータ及び減速機構が、スイングアームを支持するピボットフレームの間に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6977149号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、ピボットフレームの車幅方向の大きさは、モータと減速機構よりも大きなものとなる。しかしながら、ピボットフレームの幅方向外側にはスイングアームも設けられるため、ピボットフレームの幅方向の大きさをコンパクトにしたいという課題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、モータの側方に減速機を備える電動車両において、ピボット軸の周りのレイアウトをコンパクトにすることができる電動車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
電動車両は、スイングアームを揺動可能に支持するピボットフレームを有する車体フレームと、ピボット軸の上方に配置されるモータと、前記モータの側方に配置される減速機と、を有する電動車両において、前記ピボットフレームの左右幅は前記モータの左右幅よりも狭く、前記ピボットフレームの側方には前記減速機が配設されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
ピボット軸の周りのレイアウトをコンパクトにすることができる電動車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係る電動二輪車の左側面図である。
本発明の実施の形態に係る電動二輪車の右側面図である。
本発明の実施の形態に係る電動二輪車の正面図である。
本発明の実施の形態に係る電動二輪車の平面図である。
本発明の実施の形態に係る電動二輪車の底面図である。
車体カバーの図示を省略した電動二輪車の要部を示す左側面図である。
ピボットフレームの正面図である。
ピボットフレームの左側面図である。
ピボットフレームの背面図である。
ピボットフレームの右側面図である。
図6のXI-XI線断面図である。
図6のXII-XII線断面図である。
バッテリケースの下部周辺を示す前左方からの斜視図である。
車体カバーの図示を省略した電動二輪車の要部を示す右後方からの斜視図である。
サイドスタンドを利用した場合の電動二輪車の背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る電動二輪車10の左側面図である。図2は、本発明の実施の形態に係る電動二輪車10の右側面図である。図3は、本発明の実施の形態に係る電動二輪車10の正面図である。図4は、本発明の実施の形態に係る電動二輪車10の平面図である。図5は、本発明の実施の形態に係る電動二輪車10の底面図である。
電動二輪車(電動車両)10は、車体フレーム11にバッテリ駆動式の電動モータ(モータ)12が支持され、車体フレーム11の前端に前輪13を支持するフロントフォーク15が操舵可能に支持され、車体フレーム11の後部に後輪16を支持するスイングアーム17が揺動可能に支持され、車体フレーム11の後部上方に乗員が跨るようにして着座するシート18が支持された鞍乗り型車両である。
【0010】
車体フレーム11は、前端部に設けられるヘッドパイプ20と、ヘッドパイプ20の後方に位置するフロントフレーム21と、フロントフレーム21の後方に位置するリアフレーム22と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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