TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024143293
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023055890
出願日2023-03-30
発明の名称運転支援装置、運転支援方法及びコンピュータプログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20241003BHJP(信号)
要約【課題】車両の周囲において複数の障害物が検知されている場合に、車両の乗員に障害物の存在を効果的に通知する。
【解決手段】運転支援装置は、車両1の周囲の所定範囲内に存在する第1の物体を検知する第1検知部14と、所定範囲の外から車両に接近する第2の物体を検知する第2検知部15と、車両の乗員に警告を通知する通知部16とを備える。通知部は、第1検知部によって第1の物体が検知され且つ第2検知部によって第2の物体が検知されている場合に、第1の物体及び第2の物体のうち、後のタイミングで検知された物体に対する警告を車両の乗員に通知する。
【選択図】図5A
特許請求の範囲【請求項1】
車両の周囲の所定範囲内に存在する第1の物体を検知する第1検知部と、
前記所定範囲の外から前記車両に接近する第2の物体を検知する第2検知部と、
前記車両の乗員に警告を通知する通知部と
を備え、
前記通知部は、前記第1検知部によって前記第1の物体が検知され且つ前記第2検知部によって前記第2の物体が検知されている場合に、該第1の物体及び該第2の物体のうち、後のタイミングで検知された物体に対する警告を前記乗員に通知する、運転支援装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記通知部は、前記第1の物体及び前記第2の物体が同じタイミングで検知された場合には、前記車両から前記第1の物体までの距離が所定の第1閾値未満であるときには該第1の物体に対する警告を前記乗員に通知し、該距離が該第1閾値以上であるときには前記第2の物体に対する警告を前記乗員に通知する、請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項3】
前記通知部は、前記第1検知部によって前記第1の物体が検知され且つ前記第2検知部によって前記第2の物体が検知されている場合に、前記車両から前記第1の物体までの距離が所定の第2閾値以上であるとき又は該距離が維持され若しくは長くなっているときには、前記第2の物体に対する警告を前記乗員に通知し、該距離が該第2閾値未満であるとき又は該距離が短くなっているときには、後のタイミングで検知された物体に対する警告を前記乗員に通知する、請求項1又は2に記載の運転支援装置。
【請求項4】
コンピュータにより実行される運転支援方法であって、
車両の周囲の所定範囲内に存在する第1の物体を検知することと、
前記所定範囲の外から前記車両に接近する第2の物体を検知することと、
前記第1の物体及び前記第2の物体が検知されている場合に、該第1の物体及び該第2の物体のうち、後のタイミングで検知された物体に対する警告を前記車両の乗員に通知することと
を含む、運転支援方法。
【請求項5】
車両の周囲の所定範囲内に存在する第1の物体を検知することと、
前記所定範囲の外から前記車両に接近する第2の物体を検知することと、
前記第1の物体及び前記第2の物体が検知されている場合に、該第1の物体及び該第2の物体のうち、後のタイミングで検知された物体に対する警告を前記車両の乗員に通知することと
をコンピュータに実行させる、コンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転支援装置、運転支援方法及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両の周囲の障害物を検知し、検知した障害物の存在を車両の乗員に通知することが知られている。この技術に関して、特許文献1には、車両の周囲において近傍物体及び遠方物体の両方が検知された場合に、近傍物体に対する報知が常に優先されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-191052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、近傍物体の危険度が遠方物体の危険度よりも常に高いとは限らない。また、仮に遠方物体に対する報知が常に優先される場合には、車両の乗員の注意が遠方物体に向けられ、車両の乗員が近傍物体に気付かないおそれがある。
【0005】
そこで、上記課題に鑑みて、本発明の目的は、車両の周囲において複数の障害物が検知されている場合に、車両の乗員に障害物の存在を効果的に通知することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の要旨は以下のとおりである。
【0007】
(1)車両の周囲の所定範囲内に存在する第1の物体を検知する第1検知部と、前記所定範囲の外から前記車両に接近する第2の物体を検知する第2検知部と、前記車両の乗員に警告を通知する通知部とを備え、前記通知部は、前記第1検知部によって前記第1の物体が検知され且つ前記第2検知部によって前記第2の物体が検知されている場合に、該第1の物体及び該第2の物体のうち、後のタイミングで検知された物体に対する警告を前記乗員に通知する、運転支援装置。
【0008】
(2)前記通知部は、前記第1の物体及び前記第2の物体が同じタイミングで検知された場合には、前記車両から前記第1の物体までの距離が所定の第1閾値未満であるときには該第1の物体に対する警告を前記乗員に通知し、該距離が該第1閾値以上であるときには前記第2の物体に対する警告を前記乗員に通知する、上記(1)に記載の運転支援装置。
【0009】
(3)前記通知部は、前記第1検知部によって前記第1の物体が検知され且つ前記第2検知部によって前記第2の物体が検知されている場合に、前記車両から前記第1の物体までの距離が所定の第2閾値以上であるとき又は該距離が維持され若しくは長くなっているときには、前記第2の物体に対する警告を前記乗員に通知し、該距離が該第2閾値未満であるとき又は該距離が短くなっているときには、後のタイミングで検知された物体に対する警告を前記乗員に通知する、上記(1)又は(2)に記載の運転支援装置。
【0010】
(4)コンピュータにより実行される運転支援方法であって、車両の周囲の所定範囲内に存在する第1の物体を検知することと、前記所定範囲の外から前記車両に接近する第2の物体を検知することと、前記第1の物体及び前記第2の物体が検知されている場合に、該第1の物体及び該第2の物体のうち、後のタイミングで検知された物体に対する警告を前記車両の乗員に通知することとを含む、運転支援方法。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
防犯砂利システム
1か月前
日本精機株式会社
表示システム
1か月前
大阪瓦斯株式会社
警報装置
3日前
個人
警報装置付きフェイスガード
1か月前
個人
音による速度計及びプログラム
1か月前
日本精機株式会社
盗難防止システム
2か月前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
株式会社大林組
誘導装置
2日前
株式会社SUBARU
車載装置
3日前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
ホーチキ株式会社
通報システム
9日前
ニッタン株式会社
煙感知器
3日前
合同会社Gugenka
防犯装置
1か月前
加藤電機株式会社
車両用警報装置
1か月前
株式会社小糸製作所
転倒検知装置
9日前
株式会社ブリッツ
車両情報処理装置
5日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
3日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
3日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
3日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
3日前
能美防災株式会社
発信機
1か月前
株式会社大林組
監視システム
23日前
株式会社SUBARU
運転支援装置
2日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
3日前
株式会社日本製鋼所
センシング装置
10日前
綜合警備保障株式会社
警備システム
2日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
2か月前
株式会社JVCケンウッド
警告装置
1か月前
ニッタン株式会社
感知器ベース
1か月前
トヨタ自動車株式会社
警告装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
通信装置
9日前
ニッタン株式会社
火災感知端末
2日前
ニッタン株式会社
火災感知端末
4日前
常盤電業株式会社
表示機、信号機
1か月前
常盤電業株式会社
表示機、信号機
1か月前
能美防災株式会社
火災感知器
23日前
続きを見る