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公開番号2024127071
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035935
出願日2023-03-08
発明の名称火災感知器
出願人能美防災株式会社
代理人彩雲弁理士法人
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240912BHJP(信号)
要約【課題】感知器本体と感知器カバーとの固定の強度を高められる火災感知器をを提供する。
【解決手段】感知器本体2が感知器カバー3の内面3b側に固定される火災感知器1であって、前記感知器本体2の背面2b上を延びるように設けられて、前記感知器本体2を背面側から押さえる押さえ部材4を備えることを特徴とする。また、前記感知器カバー3の内面3b側には、前記感知器本体2を介して互いに離間する配置で一対の支持部5が設けられ、前記押さえ部材4は、前記一対の支持部間5に架け渡されるように設けられることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
感知器本体が感知器カバーの内面側に固定される火災感知器であって、
前記感知器本体の背面上を延びるように設けられて、前記感知器本体を背面側から押さえる押さえ部材を備えることを特徴とする火災感知器。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記感知器カバーの内面側には、前記感知器本体を介して互いに離間する配置で一対の支持部が設けられ、
前記押さえ部材は、前記一対の支持部間に架け渡されるように設けられることを特徴とする請求項1に記載の火災感知器。
【請求項3】
前記押さえ部材は、断面円形の棒状のものであることを特徴とする請求項1に記載の火災感知器。
【請求項4】
前記押さえ部材は、前記感知器本体の長手方向に対して交差する方向に延びるように設けられることを特徴とする請求項1に記載の火災感知器。
【請求項5】
前記押さえ部材は、前記感知器本体の背面上に貼付される銘板の文字列の行に対して交差する方向に延びるように設けられることを特徴とする請求項1に記載の火災感知器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、監視対象の領域で発生する火災を感知する火災感知器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
火災感知器は、船舶等にも設けられることがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-203263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、建物等に設けられる火災感知器の感知器本体(火災感知器における熱、煙、炎等の火災現象を捉える各種感知手段が設けられる部分)の小型化が進んでいる。そのような小型化された小さいサイズの感知器本体をカバーするものとして、従来型のより大きいサイズの火災感知器用の感知器カバーを用いることが考えられる。そのようにすることにより、小さいサイズの感知器本体用の感知器カバーとして、既存の金型から成形された感知器カバーを用いることができ、製造コスト等の点で有利である。
【0005】
しかしながら、船舶等のように常に振動等がある場所に設けられる火災感知器において、小さいサイズの感知器本体と大きいサイズの感知器カバーを用いる場合、その振動等によって、感知器本体と感知器カバーの固定が外れてしまい、感知器本体の位置ずれや脱落等の問題が生じる可能性があると考えられる。
【0006】
この発明は、上記の事情に鑑み、感知器本体と感知器カバーとの固定の強度を高められる火災感知器を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、感知器本体が感知器カバーの内面側に固定される火災感知器であって、前記感知器本体の背面上を延びるように設けられて、前記感知器本体を背面側から押さえる押さえ部材を備えることを特徴とする火災感知器である(請求項1)。
【0008】
この発明において、前記押さえ部材は、前記感知器本体に対して交差する方向に延びるように設けられるものとすることができる。また、前記感知器カバーの内面側には、前記感知器本体を介して互いに離間する配置で一対の支持部が設けられるものとすることができ、前記押さえ部材は、前記一対の支持部間に架け渡されるように設けられるものとすることができる(請求項2)。また、前記押さえ部材は、金属製のものとすることができる。また、前記押さえ部材は、1本又は複数本設けられるものとすることができる。また、前記押さえ部材は、全長にわたって直線状に延びるものとすることができ、或いは、並行して直線状に延びる2つの部分が折り返し部を介して連続するものとすることができる。また、前記押さえ部材は、断面円形の棒状のものとすることができる(請求項3)。また、前記押さえ部材は、前記感知器本体の長手方向に対して交差する方向に延びるように設けられるものとすることができる(請求項4)。前記押さえ部材は、前記感知器本体の背面上に貼付される銘板の文字列の行に対して交差する方向に延びるように設けられるものとすることができる(請求項5)。
【発明の効果】
【0009】
この発明においては、感知器本体を背面側から押さえる押さえ部材により、感知器本体を感知器カバーの内面側に押し付けることができ、感知器本体と感知器カバーの固定の強度を高めることができる。
【0010】
したがって、この発明によれば、感知器本体と感知器カバーとの固定の強度を高められる火災感知器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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