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公開番号
2024121920
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023029157
出願日
2023-02-28
発明の名称
音響監視システム
出願人
能美防災株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08B
19/00 20060101AFI20240902BHJP(信号)
要約
【課題】複数のマイクで収音された音響信号に基づいて監視対象エリア内における人物位置を特定する機能を備えた音響監視システムを得る。
【解決手段】監視対象エリアに設置され、監視対象エリアで発生する音を音響信号として収音する複数のマイクと、それぞれの音響信号に関して、周波数レベルおよび音圧レベルを算出するレベル算出部と、周波数レベルおよび音圧レベルに基づいて、監視対象エリア内での人物位置を特定する位置特定部とを備え、位置特定部は、許容周波数差分範囲内に周波数レベルがある2以上の音響信号が存在する場合には、2以上の音響信号に同一人物の音声信号が含まれていると判断し、2以上の音響信号のそれぞれの音圧レベル、および2以上の音響信号を収音したそれぞれのマイクの固定位置に基づいて、監視対象エリア内での同一人物の位置を人物位置として特定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
監視対象エリアにおけるあらかじめ決められた固定位置にそれぞれ設置され、前記監視対象エリアで発生する音を音響信号として収音する複数のマイクと、
前記複数のマイクで収音されたそれぞれの前記音響信号に関して、周波数レベルおよび音圧レベルを算出するレベル算出部と、
前記レベル算出部によって前記複数のマイクのそれぞれに対応して算出された前記周波数レベルおよび前記音圧レベルに基づいて、前記監視対象エリア内での人物位置を特定する位置特定部と
を備え、
前記位置特定部は、
あらかじめ決められた許容周波数差分範囲内に周波数レベルがある2以上の音響信号が存在する場合には、前記2以上の音響信号に同一人物の音声信号が含まれていると判断し、
前記2以上の音響信号のそれぞれの音圧レベル、および前記2以上の音響信号を収音したそれぞれのマイクの固定位置に基づいて、前記監視対象エリア内での前記同一人物の位置を前記人物位置として特定する
音響監視システム。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
人物確認指令を受信することで、前記監視対象エリア内に存在する人に対して音声発生を促すアナウンスを行う放送設備
をさらに備え、
前記位置特定部は、
前記監視対象エリア内で人物位置を特定したい状況が発生した際に、前記人物確認指令を出力し、前記複数のマイクによる前記音響信号の収音を促進する
請求項1に記載の音響監視システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、監視対象エリアで発生する音響情報に基づいて監視対象エリア内の人物位置を特定する音響監視システムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
火災発生が検知されたときに収音手段により収集された音信号に人の音声を示す信号が含まれているか否かを判別することによって、逃げ遅れた人がいるか否かを判定し、判定結果を表示する火災報知設備がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に係る火災報知設備によれば、各火災感知器の状態情報と各収音手段の音信号を同一の信号線で収集することができ、火災時に逃げ遅れた人がいることを火災受信機に表示できる。
【0004】
さらに、特許文献1に係る火災報知設備によれば、逃げ遅れた人がいると判定された収音手段に対応する音響出力手段へ音信号を出力することができ、火災時に逃げ遅れた人と火災受信機から通話することを可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-35780号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1は、音信号に人の音声を示す信号が含まれているか否かを判別することで、逃げ遅れた人がいるか否かを判定している。しかしながら、特許文献1では、人物位置の特定までは行っていない。
【0007】
また、火災発生時の逃げ遅れの判定ばかりでなく、例えば、高齢者施設、病院などで転倒事故などの異常事態が発生した場合、地震が発生した場合などにおいても、監視対象エリア内での人物位置の特定を行うために音響情報を有効活用することが期待される。
【0008】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、複数のマイクで収音された音響信号に基づいて監視対象エリア内における人物位置を特定する機能を備えた音響監視システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係る音響監視システムは、監視対象エリアにおけるあらかじめ決められた固定位置にそれぞれ設置され、監視対象エリアで発生する音を音響信号として収音する複数のマイクと、複数のマイクで収音されたそれぞれの音響信号に関して、周波数レベルおよび音圧レベルを算出するレベル算出部と、レベル算出部によって複数のマイクのそれぞれに対応して算出された周波数レベルおよび音圧レベルに基づいて、監視対象エリア内での人物位置を特定する位置特定部とを備え、位置特定部は、あらかじめ決められた許容周波数差分範囲内に周波数レベルがある2以上の音響信号が存在する場合には、2以上の音響信号に同一人物の音声信号が含まれていると判断し、2以上の音響信号のそれぞれの音圧レベル、および2以上の音響信号を収音したそれぞれのマイクの固定位置に基づいて、監視対象エリア内での同一人物の位置を人物位置として特定するものである。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、複数のマイクで収音された音響信号に基づいて監視対象エリア内における人物位置を特定する機能を備えた音響監視システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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