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公開番号2024127149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036100
出願日2023-03-09
発明の名称防災支援システム
出願人能美防災株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08B 25/00 20060101AFI20240912BHJP(信号)
要約【課題】携帯端末により撮像された画像データを利用して、災害監視エリア内における人物位置の特定を行うことのできる防災支援システムを得る。
【解決手段】携帯端末は、カメラで撮像した画像データをクラウドサーバに送信するアプリが実装されており、クラウドサーバは、災害が発生していない平常時において、アプリが実行されることで携帯端末から受信した災害監視エリア内の種々の場所での画像データに基づいて、画像データから施設内の位置を特定するための事前学習を行う機械学習部と、災害発生時において、アプリが実行されることで携帯端末から受信した災害監視エリア内で撮像された画像データを入力として、機械学習部による事前学習結果から、撮像場所に関する位置情報を推定する位置推定部と、位置推定部で推定された位置情報を外部に通知する通知処理部とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
クラウドサーバと、携帯端末とを備えて構成される防災支援システムであって、
前記携帯端末は、災害監視エリア内での所望の場所を画像データとしてカメラで撮像し、前記画像データを前記クラウドサーバに送信する写真報告アプリケーションソフトウェアが実装されており、
前記クラウドサーバは、
災害が発生していない平常時において、前記写真報告アプリケーションソフトウェアが実行されることで前記携帯端末から受信した前記災害監視エリア内の種々の場所での画像データに基づいて、画像データから施設内の位置を特定するための事前学習を行う機械学習部と、
災害発生時において、前記写真報告アプリケーションソフトウェアが実行されることで前記携帯端末から受信した前記災害監視エリア内で撮像された画像データを入力として、前記機械学習部による事前学習結果から、撮像場所に関する位置情報を推定する位置推定部と、
前記位置推定部で推定された前記位置情報を外部に通知する通知処理部と
を有する防災支援システム。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記通知処理部は、前記災害発生時において前記位置推定部により前記位置情報が推定された場合には、事前登録された端末群に対して前記位置情報をプッシュ通知する
請求項1に記載の防災支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、災害監視エリア内において撮像された画像データから撮影場所の位置情報を推定する機能を備えた防災支援システムに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
火災、地震などの災害発生時における緊急対応を支援するクラウド型の防災支援システムがある(例えば、非特許文献1参照)。非特許文献1に係る防災支援システムは、アプリケーションソフトがインストールされたスマートフォンと、クラウドサーバとを備えて構成され、災害発生時の行動に必要なタスク情報を必要な人へ通知し、組織をタスキで繋ぎ、密な連携と迅速な行動を支援することを可能としている。
【0003】
具体的には、非特許文献1に係る防災支援システムは、敷地内の複数棟にまたがって設置された様々な設備の遠隔一括監視を可能としている。さらに、異常発生時には、グルーピングした携帯端末へプッシュ通知することで、迅速かつ的確な支援を可能としている。
【0004】
また、非特許文献1に係る防災支援システムは、簡単な操作によって、スマートフォンのカメラで撮像した災害発生時の現場状況の画像データを、例えば自衛消防隊のメンバーが有するスマートフォンに送信できる。この結果、災害状況を容易に共有することができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
能美防災株式会社 ホームページ、防災支援システム(TASKis)(URL:https://www.nohmi.co.jp/product/task_information_system/index.html)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
火災、地震などの災害発生時には、被災者の位置を特定し、逃げ遅れなどがないかを迅速に判定することが、支援活動を行うに当たって重要となる。しかしながら、非特許文献1では、災害状況を得ることはできるが、災害監視エリアにおいて逃げ遅れた人の位置までは情報提供されていない。
【0007】
また、非特許文献1では、例えば、自衛消防隊の隊員などが撮像した画像データにより、災害状況を隊員間で共有することができる。しかしながら、その他の用途では、画像データが有効利用されていない。
【0008】
また、自動火災報知設備によって、火源位置は特定できるものの、災害監視エリアにおいて逃げ遅れた人の位置までは情報提供されていない。
【0009】
近年では、多くの人がスマートフォンに代表される携帯端末を携帯している。そこで、災害発生時に携帯端末により撮像された画像データを用いて撮像位置を特定し、逃げ遅れた人などの位置情報を推定できれば、避難誘導、救助活動などを迅速かつ的確に行うことが期待できる。
【0010】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、携帯端末により撮像された画像データを利用して、災害監視エリア内における人物位置の特定を行うことのできる防災支援システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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