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公開番号
2024170928
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023087701
出願日
2023-05-29
発明の名称
避難誘導システム
出願人
能美防災株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08B
27/00 20060101AFI20241204BHJP(信号)
要約
【課題】火災発生などの有事の際に、施設利用者に対してより好適な避難経路を表示情報として提供することができる避難誘導システムを得ることができる。
【解決手段】避難誘導システム(100)は、施設(50)内に設置されているモニタ(M)と、火災発生場所を含む火災情報を外部から受信し、火災情報に基づいて、モニタ(M)の設置場所を起点として火災発生場所を避けた避難経路を導出し、導出した避難経路をモニタ(M)に表示させる制御部(2)とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
施設に設置されているモニタと、
火災発生場所を含む火災情報を外部から受信し、前記火災情報に基づいて、前記モニタの設置場所を起点として前記火災発生場所を避けた避難経路を導出し、導出した前記避難経路を前記モニタに表示させる制御部と
を備える避難誘導システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記モニタは、前記施設の各所にそれぞれ設置されており、
前記施設における各避難出口までの全避難経路のデータを含む施設構成情報が記憶された記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記火災情報及び前記記憶部に記憶された前記施設構成情報に基づいて、前記避難経路を、前記モニタごとに個別に導出し、個別に導出した前記避難経路を各前記モニタに表示させる
請求項1に記載の避難誘導システム。
【請求項3】
前記施設の各所に設置され、避難経路の状態を撮像する監視カメラ
をさらに備え、
前記制御部は、
各所に設置された前記監視カメラのそれぞれで撮像された、避難開始後の前記避難経路の状態に基づいて、各前記監視カメラの設置場所にどの程度の施設利用者がいるのかをあらわす指標値である混雑度合いを、各前記監視カメラの設置場所ごとに導出し、
当該混雑度合いをフィードバックすることで、個別に導出済みの前記避難経路に修正をかけ、混雑度合いを改善する新たな避難経路を個別に導出し、個別に導出した前記新たな避難経路を各前記モニタに表示させる
請求項2に記載の避難誘導システム。
【請求項4】
前記施設は、複数のフロアで構成されるとともに、複数箇所の避難出口を有しており、
前記記憶部には、各フロアに関して、前記複数箇所の避難出口のそれぞれに向かう複数方向の避難経路が前記施設構成情報として記憶されており、
前記制御部は、各フロアに在籍している施設利用者の予測人数である予測在籍者数を、前記フロアごとに導出し、当該フロアごとの予測在籍者数、前記火災発生場所、及び前記施設構成情報に基づいて、前記複数方向の避難経路の混雑度が均等化されるように、前記モニタごとの前記避難経路を個別に導出する
請求項2または3に記載の避難誘導システム。
【請求項5】
前記制御部は、
前記施設の防災を統括管理し、施設内の防火戸の閉止制御を行う火災受信機から前記火災情報を受信し、
前記火災情報に基づいて個別に導出した前記避難経路の中で特定の避難経路を隔離するために前記施設内の防火戸の中から閉止すべき防火戸を特定し、
前記閉止すべき防火戸を示す情報を前記火災受信機に返送する
請求項2または3に記載の避難誘導システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、施設内で火災が発生した場合、施設利用者に避難経路の情報を提供する避難誘導システムに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
施設内で火災が発生すると、避難を促す音声が施設全体に発報される。
【0003】
ここで、音声によって施設利用者に避難を促す以外にも、視覚を通じて避難を促すシステムとして、次のものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に係る警報システムは、フラッシュ光を用いて視覚を通じて避難を促すシステムであり、聴覚に障害がある人にも火災の発生を知らせることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-186430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
避難を促す音声を聞いた施設利用者は、誘導灯に付されているマークを頼りに、個人の判断により避難経路を決めて避難を行う。このように個人の判断によって避難が行われると、たとえ複数の避難経路が存在していても、一部の避難経路に施設利用者が集中して混雑したり、避難するのに遅延が生じたりするおそれがある。
【0006】
特許文献1に開示されている技術においても、フラッシュ光の点滅のみでは、施設利用者に十分な情報を提供することができず、上記の課題を解決することができない。
【0007】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、有事の際、施設利用者に対してより好適な避難経路を表示情報として提供することができる避難誘導システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る避難誘導システムは、施設に設置されているモニタと、火災発生場所を含む火災情報を外部から受信し、火災情報に基づいて、モニタの設置場所を起点として火災発生場所を避けた避難経路を導出し、導出した避難経路をモニタに表示させる制御部とを備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、有事の際、施設利用者に対してより好適な避難経路を表示情報として提供することができる避難誘導システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施の形態1における避難誘導システムの全体構成例を示す図である。
図1に示す操作盤の構成例を示すブロック図である。
図1に示す施設における避難経路及び避難出口を示す図であり、施設内で火災が発生したときの一場面を例示する図である。
図3に示す状況下において、モニタに表示される避難誘導画面を例示する図である。
図2に示す操作盤の動作例を示すフローチャートである。
各避難経路の混雑度合いに基づいて誘導させることを示す説明図である。
混雑している避難経路を隔離するため防火戸を作動させることを示す説明図である。
施設のフロアに応じて避難経路を振り分けることを示す説明図である。
図8に示す振り分け方法に加え、避難経路を隔離するため防火戸を作動させることを示す説明図である。
フロアごとの予測在籍者数に応じて、フロアごとに避難経路を振り分けることを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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