TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024158952
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023074615
出願日2023-04-28
発明の名称測定システム
出願人アズビル株式会社
代理人個人
主分類G08C 15/00 20060101AFI20241031BHJP(信号)
要約【課題】各々時系列に測定した複数の状態の測定データを、連続的な時系列データとして受信できるようにする。
【解決手段】統合回路102が、複数の状態量の各々の測定データを、単位送信時間のn倍(nは2以上の自然数)の時間間隔で時系列に従って統合してデータ量を圧縮した1つの送信データを、複数の状態量の各々について単位送信時間ずつずらして逐次に生成し、送信回路103は、複数の状態量の各々の送信データを、統合回路102が生成するとともに単位送信時間のn倍の時間間隔で逐次に送信する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
各々異なる複数の状態量を第1時間毎に時系列に測定し、測定した測定値および前記測定値の測定時刻からなる測定データを前記第1時間以上の単位送信時間毎に送信する測定器と、前記測定器から送信された前記複数の状態量の各々の前記測定値を受け付ける受信装置とを備え、
前記測定器は、
前記複数の状態量の各々の前記測定データを、前記単位送信時間のn倍(nは2以上の自然数)の時間間隔で時系列に従って統合してデータ量を圧縮した1つの送信データを、前記複数の状態量の各々について前記単位送信時間ずつずらして逐次に生成するように構成された統合回路と、
前記複数の状態量の各々の前記送信データを、前記統合回路が生成するとともに前記単位送信時間のn倍の時間間隔で逐次に送信するように構成された送信回路と
を備え、
前記受信装置は、
前記送信回路が送信した前記複数の状態量の各々の前記送信データを、送信された順に逐次に受信するように構成された受信回路と、
受信された前記複数の状態量の各々の前記送信データを逐次に復元するように構成された復元回路と
を備える測定システム。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
請求項1記載の測定システムにおいて、
前記統合回路は、データ量をn分の1に圧縮する測定システム。
【請求項3】
請求項2記載の測定システムにおいて、
前記統合回路は、前記複数の状態量の各々の前記測定データを、前記単位送信時間のn倍の時間間隔で時系列に従って統合してデータ量をn分の1に圧縮した1つの前記送信データを、前記複数の状態量の各々について前記単位送信時間ずつずらして逐次に生成する測定システム。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の測定システムにおいて、
前記送信回路は、パケット通信により前記送信データを送信し、
前記受信回路は、パケット通信により前記送信データを受信する
測定システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測定システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、プラントなどでは、機器管理システムによりプラントの運転状況を監視している。機器管理システムでは、ネットワークにより接続している現場に設置されたプロセス機器や各種センサを備えた測定器などのフィールド機器から信号を入力し、所定の演算を施してこの結果の信号をプロセス機器などに出力し、プロセスを制御している。また、このようなシステムでは、測定器で時系列的に測定された測定データなどを、工程を監視しているオペレータに監視画面として視認可能に表示している(特許文献1)。例えば、温度,風量,湿度,消費熱量,消費電力などの時間経過とともに変化する測定データ(時系列データ)を、折れ線グラフや棒グラフとして表示部に表示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-231689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、データを表示する機器と測定器との間で、一度に送受信可能なデータ量が限られている環境では、各々異なる複数の状態を測定している場合、1つの状態量の測定データを送信している間は、他の状態量の測定データを送信できない。このため、受信側では、時系列データが間欠的になるという問題があった。
【0005】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、各々時系列に測定した複数の状態の測定データを、連続的な時系列データとして受信できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る測定システムは、各々異なる複数の状態量を第1時間毎に時系列に測定し、測定した測定値および測定値の測定時刻からなる測定データを第1時間以上の単位送信時間毎に送信する測定器と、測定器から送信された複数の状態量の各々の測定値を受け付ける受信装置とを備え、測定器は、複数の状態量の各々の測定データを、単位送信時間のn倍(nは2以上の自然数)の時間間隔で時系列に従って統合してデータ量を圧縮した1つの送信データを、複数の状態量の各々について単位送信時間ずつずらして逐次に生成するように構成された統合回路と、複数の状態量の各々の送信データを、統合回路が生成するとともに単位送信時間のn倍の時間間隔で逐次に送信するように構成された送信回路とを備え、受信装置は、送信回路が送信した複数の状態量の各々の送信データを、送信された順に逐次に受信するように構成された受信回路と、受信された複数の状態量の各々の送信データを逐次に復元するように構成された復元回路とを備える。
【0007】
上記測定システムの一構成例において、統合回路は、データ量をn分の1に圧縮する。
【0008】
上記測定システムの一構成例において、統合回路は、複数の状態量の各々の測定データを、単位送信時間のn倍の時間間隔で時系列に従って統合してデータ量をn分の1に圧縮した1つの送信データを、複数の状態量の各々について単位送信時間ずつずらして逐次に生成する。
【0009】
上記測定システムの一構成例において、送信回路は、パケット通信により送信データを送信し、受信回路は、パケット通信により送信データを受信する。
【発明の効果】
【0010】
以上説明したように、本発明によれば、複数の状態量の各々の測定データを、単位送信時間のn倍(nは2以上の自然数)の時間間隔で時系列に従って統合してデータ量を圧縮した1つの送信データを、複数の状態量の各々について単位送信時間ずつずらして逐次に生成するので、各々時系列に測定した複数の状態の測定データを、連続的な時系列データとして受信できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
安全運転車両
18日前
個人
自動車ケアフル灯
15日前
個人
忘れ物検出装置
1か月前
個人
出会い頭事故防止装置
1か月前
能美防災株式会社
発信機
18日前
日本信号株式会社
情報管理システム
1か月前
ホーチキ株式会社
監視システム
24日前
株式会社JVCケンウッド
通知システム
22日前
タック株式会社
安全監視システム
22日前
株式会社SUBARU
車速制御システム
1か月前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
18日前
株式会社アジラ
注目行動呼びかけシステム
17日前
日本信号株式会社
路側装置及びセンサ装置
25日前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
18日前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
18日前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
18日前
株式会社デンソー
運転支援装置
1か月前
河村電器産業株式会社
警報装置
1か月前
能美防災株式会社
非常報知システム
2日前
株式会社 ミックウェア
情報処理装置、情報処理方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
29日前
トヨタ自動車株式会社
車両
17日前
東亜電子工業株式会社
警報コントローラ
10日前
矢崎総業株式会社
路面監視装置
16日前
愛知時計電機株式会社
生活データ集計装置
16日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
火災警報器
16日前
エムケー精工株式会社
信号機および信号機の発光制御方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
24日前
三菱電機株式会社
車両制御装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
24日前
日本電気株式会社
監視装置、監視方法、及びプログラム
12日前
個人
除排雪判断支援システムおよびプログラム、道路管理方法
22日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
22日前
トヨタ自動車株式会社
配車システム
10日前
オンキヨー株式会社
車軸数検出システム、及び、車軸数検出方法
9日前
いすゞ自動車株式会社
システム
22日前
続きを見る