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公開番号2024161661
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-20
出願番号2023076488
出願日2023-05-08
発明の名称安全に飛び乗りが可能な低速自動運転車
出願人個人
代理人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20241113BHJP(信号)
要約【課題】
低速自動運転車は、ルート上のどこでも気軽に乗降できるメリットがあるが、数多くの人が、頻繁に乗降し、もともと低速な上に、その都度停止していたのでは、時間がかかりすぎるという課題がある。
【解決手段】
低速自動運転車が走行中に安全に乗降できるようにする。ドアが開いたときに、手でつかまることができる取手を設定し、また足置き部を設定し、乗車時は、該自動運転車の速度より少し早く歩き、該取手につかまり、足を該足置き部に乗せて乗車し、降車時は該取手につかまったまま、該足置き部に置いた足を、片足ずつ道路におろし、最初は該自動運転車の速度に合わせ歩き、次に該取手から手をはなすことで、降車できるようにする。

【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
低速自動運転車の4輪の各駆動モーターと各かじ取り用のモーターとが各タイヤと一体になって独立しており、かつ該駆動モーターが正転及び逆転をし、該かじ取りモーターによって該タイヤの向きが±90度の範囲を動くことで、360度全方位の走行が可能な低速自動運転車であって、ドアが開いたときに、手でつかまることができる取手を設定し、また足置き部を設定し、乗車時は、該低速自動運転車の速度より少し早く歩き、該取手につかまり、足を該足置き部に乗せて乗車し、降車時は該取手につかまったまま、該足置き部に置いた足を、片足ずつ道路におろし、最初は該自動運転車の速度に合わせ歩き、次に該取手から手をはなすことで、降車ができるようにした低速自動運転車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
市場故障率0の自動運転車は存在せず、法定速度での事故では重篤な人身事故につながり、特に高速道路ではとても危険であり、レベル4以上の自動運転車は実用化されることはないと考えています。事故や故障を前提とし、事故が発生しても全くけがをしない低速に限定した上で、指定された道路のみを走行することで、安全安心な乗り物となり、本提案は該低速自動運転車に関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
低速自動運転車は、ルート上のどこでも気軽に乗降できるメリットがあるが、数多くの人が、頻繁に乗降し、もともと低速な上に、その都度停止をしての乗降では、時間がかかり過ぎるという課題がある。(エレベーターで、各階のランプがゆっくりでも切り替わると安心ですが、どこかの階での停止時間が長いと、荷物の積み下ろしをやっている?等と思い、それが頻繁ならイライラする。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願2020-60835
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
乗降時の時間ロスを減らし、低速ながら、ゆっくり歩くよりは早く目的地に到着することができるようにする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
低速自動運転車が走行中に安全に乗降できるようにする。該低速自動運転車のドアが開いたときに、手でつかまることができる取手を設定し、また足置き部を設定し、乗車時は、必要に応じ該低速自動運転車の速度をさらに緩めてもらい、該自動運転車の速度より少し早く歩き、該取手につかまり、足を該足置き部に乗せて乗車し、降車時は該取手につかまったまま、該足置き部に置いた足を、片足ずつ道路におろし、最初は該低速自動運転車の速度に合わせて歩き、次に該取手から手をはなすことで、降車できるようにする。
【発明の効果】
【0006】
設定されたルートであれば、どこにいても24時間呼び出しが可能であり、基本はゆっくりながら、いくら乗降客が頻繁に発生しても、イライラせずに、ある程度の到着時間が読めて、楽しい乗車が安心安全にできる。
また、あらかじめスマートホンアプリで予約が可能なので、待ち時間がほとんどないというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の概要を示す。
本発明の運用例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
自動運転車のドアが開いたときに、手でつかまることができる取手を設定し、また足置き部を設定し、乗車時は、必要に応じ該低速自動運転車の速度をさらに緩めてもらい、該自動運転車の速度より少し早く歩き、該取手につかまり、足を該足置き部に乗せて乗車し、降車時は該取手につかまったまま、該足置き部に置いた足を、片足ずつ道路におろし、最初は該低速自動運転車の速度に合わせて歩き、次に該取手から手をはなすことで、降車できるようにする。
【0009】
図1において、4個のタイヤの駆動モーターや、かじ取り用モーターは、互いに連動せずに、それぞれが独立して動作し、どれかが故障しても(駆動はしないが、フリーになっており)、低速自動運転車として機能をするようになっている。
該かじ取りモーターによって、各タイヤの向きは、±90度の範囲で方向が変わり、また該駆動モーターの正転及び逆転によって、結局360度の全方向へ進むことが可能である。(真横に動く縦列駐車が可能である。)
例えば、狭い道路幅で双方向走行が難しい場所での、すれ違いをする場合、進行方向と垂直に移動できるため、車の長さ分8mの縦スペースがあれば、そこに該車を入れてすれ違いが可能となる。
また、バッテリーは2個あり、各バッテリーからの配線がそれぞれすべてのモーターとつながっており、片方のバッテリーが故障又は充電量が0になっても、低速自動運転車として機能を維持するようになっている。二つのバッテリーが同時に充電量0とならぬよう、片方の充電量が50%程度残っている状態で、片方が0になり、その状態で交換をすると効率が良いので、両バッテリーが均等に使われるように設定する。(自動交換ハウスでのロボットによる自動交換を行う。)
乗降口のドアの内側には、二個の取手と足置きが付帯しており、乗車時は、該低速自動運転車の速度より少し早く歩き、あるいは駆け足をして、該取手につかまり、足を該足置き部に乗せて乗車し、さらにつかまり棒につかまりながら歩き、安全な位置まで移動する。
降車時は該取手につかまったまま、該足置き部に置いた足を、片足ずつ道路におろし、最初は該低速自動運転車の速度に合わせ歩き、次に該取手から手をはなすことで、降車できるようにする。
高齢者や障害者等あるいは目が見えない等で、該低速自動運転車が停車をしてから、乗降する場合には、上記ステップを踏まずに、つかまり棒につかまりながら乗降する。必要に応じて周囲の人は、アシストを行う。
尚、該低速自動運転車には、複数のカメラとAI(チャットGPT)が搭載されており、周囲の状況に問題がないと確認がされてからドアをあけ、また客が確実に乗車あるいは下車をしたかどうかを確認してから、ドアをゆっくりと閉める。
エレベーターのドアと同様に、手や足が挟まったら、該ドアが一旦開くシステムとなっている。
さらに、該低速自動運転車の該AIは人の動作やしぐさから、乗りたがっているかが分かるので、「乗りますか?」と声をかけ、「乗ります」等の会話によって乗ることが明確になり、該AIは乗車時の搭乗者からの速度指示や停止指示を確認し、該指示通りの速度あるいは停止をして、ドアをあけるようにする。
降車時には、客は「N走行降車」(=時速6km)、「S走行降車」(=時速3km)、「停止降車」かを、ボタンの種類の選択で決定する。
尚、低速自動運転車のルート上には、頻繁にバリアフリー乗降場を設定し、車いすの人や乳母車の人がそこに居て、乗車の意思表示があれば、該低速自動運転車は、バリアフリー部ギリギリに停車し、該AIが「ドアを開けます」と声をかけてから、ゆっくりとドアをあけ、乗車が確認されたら、ドアを閉める。
図2において、低速自動運転車の実際の運用例を示す。
【産業上の利用可能性】
【0010】
設定されたルートであれば、どこにいても24時間呼び出しが可能であり、基本はゆっくりながら、いくら乗降客が頻繁に発生しても、イライラせずに、ある程度の到着時間が読めて、楽しい乗車が安心安全にできる。
また、あらかじめ予約が可能なので、予約の時間い合わせて乗車すれば、待ち時間がほとんどないというメリットがある。

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