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公開番号2024165678
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023082062
出願日2023-05-18
発明の名称人物探索システム
出願人日本無線株式会社
代理人個人
主分類G08B 21/02 20060101AFI20241121BHJP(信号)
要約【課題】費用を抑えつつ迷子などを適正に探索できるようにする。
【解決手段】施設Mに入場する入場者Pに配布され、当該入場者Pの識別情報が記憶されたICタグ2と、所定の役務のために施設M内の所定のルートを所定の速度で移動するロボット3と、ロボット3に搭載されたICタグリーダ32と、迷子P1の識別情報をロボット3に送信する探索管理コンピュータ5と、を備え、ロボット3は、所定のルートを移動しながらICタグリーダ32でICタグ2から識別情報を読み取り、読み取った識別情報が迷子P1の識別情報と一致した場合に、迷子P1を発見した旨を探索管理コンピュータ5に送信し、探索管理コンピュータ5は、迷子P1が発見された時刻と所定のルートと所定の速度とに基づいて、迷子P1の位置を割り出す。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
施設に入場する入場者に配布され、当該入場者の識別情報が記憶された電子タグと、
所定の役務のために前記施設内の所定のルートを所定の速度で移動する移動体と、
前記移動体に搭載され、前記電子タグから前記識別情報を読み取る読取手段と、
前記移動体と通信可能で、探索対象の入場者の識別情報を前記移動体に送信する探索管理装置と、
を備え、前記移動体は、前記所定のルートを移動しながら前記読取手段で前記電子タグから前記識別情報を読み取り、読み取った識別情報が前記探索対象の入場者の識別情報と一致した場合に、前記探索対象の入場者を発見した旨を前記探索管理装置に送信し、前記探索管理装置は、前記探索対象の入場者が発見された時刻と前記所定のルートと前記所定の速度とに基づいて、前記探索対象の入場者の位置を割り出す、
ことを特徴とする人物探索システム。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
所定の役務のために施設内の所定のルートを所定の速度で移動する移動体と、
前記移動体に搭載され、前記施設内の入場者の顔を撮影する撮影手段と、
前記移動体と通信可能で、探索対象の入場者の顔画像を前記移動体に送信する探索管理装置と、
を備え、前記移動体は、前記所定のルートを移動しながら前記撮影手段で前記入場者の顔を撮影し、撮影した顔が前記探索対象の入場者の顔画像と一致した場合に、前記探索対象の入場者を発見した旨を前記探索管理装置に送信し、前記探索管理装置は、前記探索対象の入場者が発見された時刻と前記所定のルートと前記所定の速度とに基づいて、前記探索対象の入場者の位置を割り出す、
ことを特徴とする人物探索システム。
【請求項3】
前記移動体と前記探索管理装置との通信を中継する中継装置を備える、
ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の人物探索システム。
【請求項4】
複数の前記移動体が相互通信可能に接続され、前記探索管理装置からの情報および前記探索管理装置への情報を相互に伝達可能となっている、
ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の人物探索システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ショッピングモールなどの施設において、迷子や同伴者などを探すための人物探索システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、アウトレットモールやショッピングモールなどの商業施設が巨大化している。一方で、従来から商業施設などで子供が親とはぐれてしまう事態が後を絶たず、巨大化した商業施設などで迷子を探すのは容易ではない。このため、監視カメラで撮像された画像を用いて、迷子を検出・探索する技術が知られている。例えば、遊園地等に設置された監視カメラの画像から人物を検出し、登録された迷子情報と比較することにより迷子判定を行う、という装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-102960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、迷子が監視カメラによる撮像エリアにいない場合には、迷子を検出・探索することができないおそれがある。また、広大な施設内を隈なく監視カメラで監視しようとすると、膨大な数の監視カメラを設置しなければならず、迷子の探索のために多大な費用を要してしまう。
【0005】
そこで本発明は、費用を抑えつつ迷子などを適正に探索することが可能な、人物探索システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、施設に入場する入場者に配布され、当該入場者の識別情報が記憶された電子タグと、所定の役務のために前記施設内の所定のルートを所定の速度で移動する移動体と、前記移動体に搭載され、前記電子タグから前記識別情報を読み取る読取手段と、前記移動体と通信可能で、探索対象の入場者の識別情報を前記移動体に送信する探索管理装置と、を備え、前記移動体は、前記所定のルートを移動しながら前記読取手段で前記電子タグから前記識別情報を読み取り、読み取った識別情報が前記探索対象の入場者の識別情報と一致した場合に、前記探索対象の入場者を発見した旨を前記探索管理装置に送信し、前記探索管理装置は、前記探索対象の入場者が発見された時刻と前記所定のルートと前記所定の速度とに基づいて、前記探索対象の入場者の位置を割り出す、ことを特徴とする人物探索システムである。
【0007】
請求項2に記載の発明は、所定の役務のために施設内の所定のルートを所定の速度で移動する移動体と、前記移動体に搭載され、前記施設内の入場者の顔を撮影する撮影手段と、前記移動体と通信可能で、探索対象の入場者の顔画像を前記移動体に送信する探索管理装置と、を備え、前記移動体は、前記所定のルートを移動しながら前記撮影手段で前記入場者の顔を撮影し、撮影した顔が前記探索対象の入場者の顔画像と一致した場合に、前記探索対象の入場者を発見した旨を前記探索管理装置に送信し、前記探索管理装置は、前記探索対象の入場者が発見された時刻と前記所定のルートと前記所定の速度とに基づいて、前記探索対象の入場者の位置を割り出す、ことを特徴とする人物探索システムである。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の人物探索システムにおいて、前記移動体と前記探索管理装置との通信を中継する中継装置を備える、ことを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の人物探索システムにおいて、複数の前記移動体が相互通信可能に接続され、前記探索管理装置からの情報および前記探索管理装置への情報を相互に伝達可能となっている、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、清掃や警備などの所定の役務のために、移動体が施設内の所定のルートを所定の速度で移動し、施設内で迷子などが発生すると、迷子などの識別情報が探索管理装置から移動体に送信される。そして、移動体が所定のルートを移動しながら読取手段で電子タグから識別情報を読み取り、読み取った識別情報が迷子などの識別情報と一致した場合、迷子などを発見した旨が探索管理装置に送信される。これを受けて、探索管理装置において、迷子などが発見された時刻と所定のルートと所定の速度とに基づいて、迷子などの位置が割り出される。すなわち、移動体は、施設内の所定のルートを所定の速度で移動するため、時刻がわかることで移動体の位置、つまり、迷子などの位置を割り出すことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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