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公開番号2024142410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023054543
出願日2023-03-30
発明の名称誘導装置
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類G08B 5/00 20060101AFI20241003BHJP(信号)
要約【課題】誘導装置の発見しやすさを高める。
【解決手段】通路誘導灯10は、避難口の位置又は方向を示す指標17,18を表示する表示面14Aを備え、表示面14Aと異なる領域に、指標17,18の表示に使用された表示色に対応した色を呈する誘導面である透光部15を備える。透光部15は、表示パネル14を取り付けたフレーム13に設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
避難口の位置又は方向を示す指標を表示する表示面を備え、
前記表示面と異なる領域に、前記指標の表示に使用された表示色に対応した色を呈する誘導面を構成することを特徴とする誘導装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
光源と、
前記光源の光を前記誘導面から透過させる透光部と、をさらに備える、請求項1に記載の誘導装置。
【請求項3】
光源をさらに備え、
前記光源により前記誘導装置の周囲の室内面を照らすことにより、照らした前記室内面を前記誘導面とする、請求項1に記載の誘導装置。
【請求項4】
前記誘導装置の背面から前記光源の光を射出する、請求項3に記載の誘導装置。
【請求項5】
前記光源の光を反射する反射部を前記誘導装置の背面に備え、前記反射部の表面を誘導面として構成する請求項4に記載の誘導装置。
【請求項6】
前記反射部は、前記誘導装置の背面に対して斜めに延在する、請求項5に記載の誘導装置。
【請求項7】
前記表示面を有する表示パネルと、
前記表示パネルが取り付けられる筐体と、
前記筐体及び前記表示パネルを収容するカバーと、を備え、
前記カバーは、前記誘導面を含むとともに前記表示色を呈する透光部を有する、請求項1に記載の誘導装置。
【請求項8】
前記光源は通常状態は消灯し、
非常状態を検知する制御部から点灯指令を受信した場合に点灯する、請求項2又は3に記載の誘導装置。
【請求項9】
前記誘導面の前記表示色は緑色である、請求項1に記載の誘導装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、災害発生時の避難誘導を支援する誘導装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ビル等の建物には、避難口の位置及び方向を示す誘導灯又は誘導標識の設置が義務付けられている。火災の発生等により煙が存在する環境では、避難者が避難経路を視認しづらくなる。また、火災を含む災害発生時には避難者は心理的に動揺しやすい。このように、災害発生時においては、避難者は、誘導灯又は誘導標識が示す避難口の位置又は方向を認識しにくくなる。
【0003】
これに対し、誘導表示部の側方または下方に複数の補助光源を備えた誘導灯が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この誘導灯は、器具本体の前面(表示面)に、避難誘導のピクトグラム等の指標が描かれた誘導表示部を備えている。誘導灯は、器具本体の前面であって、誘導表示部の側方に補助光源を備える。誘導灯は、複数の補助光源を順に点滅させることにより、避難方向を示す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-221698号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、誘導灯は、建物の壁面に沿って、避難口への進行方向と平行に設置されるのが一般的である。このため、誘導灯の正面に位置する避難者は、指標が表示された表示面を視認することができる一方で、進行方向において誘導灯の手前又は奥側に位置する避難者の視野には表示面が入りにくい。つまり、後者のような避難者にとっては、少なくとも、誘導灯を探索していなくても視線が引きつけられる誘目性、及び、誘導灯を探索しているときの発見しやすさとしての視認性が低い状態となる。
【0006】
したがって、誘導灯の表示面が見えにくい場合にも、誘導灯を発見しやすくすることが要請されていた。また、誘導灯だけでなく、誘導標識についても同様の課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する誘導装置は、避難口の位置又は方向を示す指標を表示する表示面を備え、前記表示面と異なる領域に、前記指標の表示に使用された表示色に対応した色を呈する誘導面を構成する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、誘導装置の発見しやすさを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の通路誘導灯の概略を示す斜視図。
同実施形態における通路誘導灯の電気的構成を示す模式図。
同実施形態の避難口誘導灯の概略を示す斜視図。
同実施形態の通路誘導灯の作用を説明する図。
第2実施形態の通路誘導灯の概略を示す上面図。
同実施形態の通路誘導灯の概略を示す側面図。
第3実施形態の通路誘導灯の概略を示す斜視図。
第4実施形態の情報処理装置を示す斜視図。
同実施形態の処理手順を示すフローチャート。
同実施形態の避難者の位置と候補面との位置関係を説明する図。
変形例の通路誘導灯の概略を示す側面図。
変形例の通路誘導灯の概略を示す斜視図。
変形例の通路誘導灯の電気的構成を示す模式図。
変形例の通路誘導灯の概略を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
以下、図1及び図2を参照して、誘導装置の第1実施形態について説明する。誘導装置は、誘導灯又は誘導標識である。誘導灯は、通路誘導灯又は避難口誘導灯である。誘導標識は、誘導標識又は避難口誘導標識である。本実施形態では、誘導灯について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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