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公開番号2024179943
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099290
出願日2023-06-16
発明の名称評価方法
出願人株式会社大林組
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類G01N 17/00 20060101AFI20241219BHJP(測定;試験)
要約【課題】表面変状を適切に評価する。
【解決手段】木質リファレンス材の表面の暴露試験前後の色差に対する木質材の表面の暴露試験前後の色差の比である色差比と、前記木質リファレンス材の表面の暴露試験後の面粗さに対する前記木質材の表面の暴露試験後の面粗さの比である面粗さ比と、に基づき、前記木質材の表面変状を評価することを特徴とする評価方法。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
木質リファレンス材の表面の暴露試験前後の色差に対する木質材の表面の暴露試験前後の色差の比である色差比と、
前記木質リファレンス材の表面の暴露試験後の面粗さに対する前記木質材の表面の暴露試験後の面粗さの比である面粗さ比と、
に基づき、前記木質材の表面変状を評価する、
ことを特徴とする評価方法。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
請求項1に記載の評価方法であって、
前記色差比と前記面粗さ比の相関を指標として、前記木質材の表面変状を評価する、
ことを特徴とする評価方法。
【請求項3】
請求項1に記載の評価方法であって、
前記色差比と前記面粗さ比の積を指標として、前記木質材の表面変状を評価する、
ことを特徴とする評価方法。
【請求項4】
請求項3に記載の評価方法であって、
前記色差比と前記面粗さ比の積と、前記木質リファレンス材のコストに対する前記木質材のコストの比であるコスト比との相関を指標として、前記木質材の表面変状を評価する、
ことを特徴とする評価方法。
【請求項5】
請求項1~請求項4の何れか1項に記載の評価方法であって、
前記木質材の表面には、塗装が施されており、
前記木質リファレンス材の表面には、前記塗装が施されていない、
ことを特徴とする評価方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、木質材の表面変状の評価方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
屋外環境における木質材の表面は太陽光、乾燥・湿潤、腐朽菌・カビ等の影響により、比較的短期間で変色・変質してしまう。このような木質材の表面の劣化状況(表面変状)を評価する方法として、例えば、特許文献1には、木質材に光を照射し、照射前と照射後の色の差(色差)を求めることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭61-8663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、色差による評価では、表面形状の劣化(割れや凹凸の発生など)は捉えられない。また、後述するように、元(光の照射前)の色によって、見かけ上の色差が大きくなる場合もある。このように、色差のみでは、木質材表面の表面変状を適切に評価できないおそれがあった。
【0005】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、木質材の表面変状を適切に評価することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための主たる発明は、木質リファレンス材の表面の暴露試験前後の色差に対する木質材の表面の暴露試験前後の色差の比である色差比と、前記木質リファレンス材の表面の暴露試験後の面粗さに対する前記木質材の表面の暴露試験後の面粗さの比である面粗さ比と、に基づき、前記木質材の表面変状を評価することを特徴とする評価方法である。
【0007】
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、表面変状を適切に評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
条件の異なる処理を施した木質材の暴露試験前後の様子を示す図である。
図1の暴露試験における暴露時間と、各仕様の暴露試験前後の色差ΔEの関係を示す図である。
第1実施形態の木質材表面の評価方法を示すフロー図である。
第1実施形態の評価結果を示す図である。
第2実施形態の木質材表面の評価方法を示すフロー図である。
第2実施形態の評価結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
(【0011】以降は省略されています)

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