TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025014598
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117289
出願日
2023-07-19
発明の名称
木材塗装方法
出願人
株式会社大林組
,
エムアンドエイチ技研株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
B05D
1/36 20060101AFI20250123BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】維持管理の簡易化を図る。
【解決手段】木材の表面に含浸形の塗料を塗布して含浸形塗料層を形成する塗装工程と、前記含浸形塗料層の表面に、コーティング剤を塗布して薄膜のコーティング層を形成するコーティング工程と、を有し、所定期間経過後に前記コーティング工程のみを行うことにより維持管理する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
木材の表面に含浸形の塗料を塗布して含浸形塗料層を形成する塗装工程と、
前記含浸形塗料層の表面に、コーティング剤を塗布して薄膜のコーティング層を形成するコーティング工程と、
を有し、
所定期間経過後に前記コーティング工程のみを行うことにより維持管理する、
ことを特徴とする木材塗装方法。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の木材塗装方法であって、
前記塗装工程では、前記塗料の塗布を複数回行う、
ことを特徴とする木材塗装方法。
【請求項3】
請求項2に記載の木材塗装方法であって、
2回目以降の前記塗料の塗布は、その前に塗布された前記塗料が乾燥した後に行う、
ことを特徴とする木材塗装方法。
【請求項4】
請求項1に記載の木材塗装方法であって、
前記塗装工程では、前記塗料を、塗布手段を用いて、回転させながら塗り広げる、
ことを特徴とする木材塗装方法。
【請求項5】
請求項1に記載の木材塗装方法であって、
前記コーティング工程では、前記コーティング剤を、塗布手段を用いて、回転させながら塗り広げる、
ことを特徴とする木材塗装方法。
【請求項6】
請求項1~請求項5の何れかに記載の木材塗装方法であって、
前記塗料は、顔料を含み、
前記コーティング剤は、前記顔料を含まない、
ことを特徴とする木材塗装方法。
【請求項7】
請求項1~請求項5の何れかに記載の木材塗装方法であって、
前記塗料及び前記コーティング剤は、水系である、
ことを特徴とする木材塗装方法。
【請求項8】
請求項1~請求項5の何れかに記載の木材塗装方法であって、
前記コーティング層の膜厚は、5μm以上30μm以下である、
ことを特徴とする木材塗装方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、木材塗装方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
屋外において木材の表面は太陽光、乾燥・湿潤、腐朽菌・カビ等の影響により、比較的短期間で変色・変質していく。そこで木材の当初の外観を維持するため、例えば、木材の表面に塗装を施すことが行われている。
【0003】
また、特許文献1には、製造工場において木材表面に含浸液を含浸させて、硬度や耐水性などを付与することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平6-170809号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
木材に施した塗装は経年劣化するため、塗替え(例えば仮設足場を要する塗装工事)が必要であり、維持管理に手間がかかっていた。また、特許文献1の技術では、現場で塗替えの施工ができないため、経年後には、部材を全て取り替える必要があった。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、維持管理の簡易化を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための主たる発明は、木材の表面に含浸形の塗料を塗布して含浸形塗料層を形成する塗装工程と、前記含浸形塗料層の表面に、コーティング剤を塗布して薄膜のコーティング層を形成するコーティング工程と、を有し、所定期間経過後に前記コーティング工程のみを行うことにより維持管理する、木材塗装方法である。
【0008】
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、維持管理の簡易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
木材の表面の保護に使用される塗料の説明図である。
比較例(含浸形)の塗装仕様の断面イメージを示す図である。
別の比較例(造膜形)の塗装仕様の断面イメージを示す図である。
本実施形態の塗装仕様の断面イメージを示す図である。
本実施形態の塗装方法のフロー図である。
1回目の塗布の様子を示す図である。
2回目の塗布の様子を示す図である。
コーティング掛けの様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社大林組
歩道橋
12日前
株式会社大林組
基礎構造
1か月前
株式会社大林組
制振構造
1か月前
株式会社大林組
免震構造物
23日前
株式会社大林組
雨除け構造
17日前
株式会社大林組
壁材形成方法
1か月前
株式会社大林組
排水システム
8日前
株式会社大林組
空調システム
1か月前
株式会社大林組
空調システム
8日前
株式会社大林組
耐震間柱構造
23日前
株式会社大林組
建物の外壁構造
16日前
株式会社大林組
パイプ保護構造
9日前
株式会社大林組
周壁材形成方法
24日前
株式会社大林組
構造体の施工方法
1か月前
株式会社大林組
タワーの支持構造
1日前
株式会社大林組
雪氷冷房システム
18日前
株式会社大林組
タワーの支持構造
1日前
株式会社大林組
雨水流出抑制構造
16日前
株式会社大林組
建築物の躯体構造
2日前
株式会社大林組
表面処理システム
10日前
株式会社大林組
開口部の仕上げ構造
17日前
株式会社大林組
スタンドの設計方法
2日前
株式会社大林組
床スラブの形成方法
1か月前
株式会社大林組
雨水貯留浸透システム
1か月前
株式会社大林組
自然換気通知システム
1か月前
株式会社大林組
既存建物の免震改修方法
1か月前
株式会社大林組
CO2固定量増大化方法
8日前
株式会社大林組
解体用機械及び解体方法
8日前
株式会社大林組
空調システム及び空調方法
1か月前
株式会社大林組
作業補助装置及び表面処理装置
17日前
株式会社大林組
防火塀及び建物間の延焼防止構造
1か月前
株式会社大林組
免震建物構造及び免震建物構造施工方法
1か月前
株式会社大林組
施工支援装置及び資機材の揚重搬送方法
1か月前
BASFジャパン株式会社
型枠用離型剤
1か月前
株式会社大林組
計算システム、計算方法及び計算プログラム
1か月前
株式会社大林組
可塑性注入材、及び二酸化炭素排出量調整方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る