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公開番号2025066298
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2023175787
出願日2023-10-11
発明の名称作業補助装置及び表面処理装置
出願人株式会社大林組,太陽建機レンタル株式会社
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類B24C 9/00 20060101AFI20250416BHJP(研削;研磨)
要約【課題】可撓性を有する長尺部材の取り回しを行いつつ実施する作業を補助し、作業効率を向上することである。
【解決手段】可撓性を有する長尺部材を用いる作業を補助する作業補助装置であって、背負子式のフレームと、該フレームの前面側に設置され、一般部を挟んだ両端部に開口を設けた前記長尺部材が貫通する筒状ケースと、を備え、前記筒状ケースは、一端側が前記フレームの背面側に向けて傾斜していることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
可撓性を有する長尺部材を用いる作業を補助する作業補助装置であって、
背負子式のフレームと、
該フレームの前面側に設置され、一般部を挟んだ両端部に開口を設けた前記長尺部材が貫通する筒状ケースと、を備え、
前記筒状ケースは、一端側が前記フレームの背面側に向けて傾斜していることを特徴とする作業補助装置。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
請求項1に記載の作業補助装置において、
前記筒状ケースを前記フレームに対して軸線方向に移動させるスライド機構を備えることを特徴とする作業補助装置。
【請求項3】
請求項1に記載の作業補助装置において、
前記筒状ケースの一端側が、上向きに配置されていることを特徴とする作業補助装置。
【請求項4】
請求項1に記載の作業補助装置において、
前記筒状ケースの内周面であって前記一端側に、前記長尺部材が前記筒状ケースに対して移動する現象を抑制する、移動抑止部が設けられていることを特徴とする作業補助装置。
【請求項5】
請求項1に記載の作業補助装置において、
前記筒状ケースの内周面であって少なくとも前記一般部に、前記長尺部材との間で摩擦を低減する、摩擦低減部が設けられていることを特徴とする作業補助装置。
【請求項6】
請求項1に記載の作業補助装置と、
処理対象面に向けて噴射物を噴射する噴射ノズルが内側に配置され、噴射した前記噴射物を回収する回収口、及び前記処理対象面に対向させる開口部を備えるノズルヘッド、を含む表面処理機構と、
を備える表面処理装置であって、
前記作業補助装置に、前記筒状ケースを一対設けるとともに、
一対の該筒状ケースの、一方に前記噴射ノズルに接続された噴射物吐出ホースが貫通され、他方に前記回収口に接続された回収ホースが貫通されていることを特徴とする表面処理装置。
【請求項7】
請求項6に記載の表面処理装置において、
前記表面処理機構が、ブラスト装置であることを特徴とする表面処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、可撓性を有する長尺部材を操作しつつ実施する作業を補助する作業補助装置、及び作業補助装置を用いた表面処理装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、構造物の壁面などを塗装する工事では、壁面の異物を除去する研削作業を実施する。研削作業には様々な方法があるが、一般にはブラスト装置を採用し、処理対象面を研削する場合が多い。
【0003】
ブラスト装置は、特許文献1に開示されているように、処理対象面に開口部が押し当てられるカップ形状のケース、ケース内で処理対象の表面に向けて研削材を噴射するノズル、及び噴射した研削材やこの研削材を処理対象の表面に衝突させることで発生した粉塵などを吸引する回収口を設けたノズルヘッドを備えている。
【0004】
処理対象面の研削作業は、作業員が上記のノズルヘッドを手に持ち、処理対象面に押し当てつつ移動させることで実施する。このとき、ノズルには研削材を供給するブラストホースが接続され、また、回収口には研削材や粉塵を吸引する吸引ホースが接続されている状態にある。したがって、作業員は、この2本のホースを肩に担いだ状態で研削作業を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-172295号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のようなブラスト装置は、施工対象が橋梁主桁の塗替塗装工事などのような狭隘な箇所にある場合に、手作業で研削作業を実施できるため有効である。しかし、常時2本のホースを担ぎながら操作しつつ実施する研削作業は、作業員の肉体的な負担が大きい。
【0007】
また、作業前後の移動時においても、肩に担いだ2本のホースがずり落ちることのないよう両手で保持せざるを得ない。このため、例えば高所作業の移動時に手摺に捕まることができないなど、作業員の安全性に課題が生じていた。
【0008】
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであって、その主な目的は、可撓性を有する長尺部材を操作しつつ実施する作業を補助し、作業効率を向上することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる目的を達成するため、本発明の作業補助装置は、可撓性を有する長尺部材を用いる作業を補助する作業補助装置であって、背負子式のフレームと、該フレームの前面側に設置され、一般部を挟んだ両端部に開口を設けた前記長尺部材が貫通する筒状ケースと、を備え、前記筒状ケースは、一端側が前記フレームの背面側に向けて傾斜していることを特徴とする。
【0010】
本発明の作業補助装置は、前記筒状ケースを前記フレームに対して軸線方向に移動させるスライド機構を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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