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公開番号
2025066299
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023175788
出願日
2023-10-11
発明の名称
噴射方向制御部材、表面処理装置及び表面処理方法
出願人
株式会社大林組
,
太陽建機レンタル株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
B24C
5/04 20060101AFI20250416BHJP(研削;研磨)
要約
【課題】突起部の存在する処理対象面を効率よく施工することである。
【解決手段】噴射物の噴射方向を制御する噴射方向制御部材であって、前記噴射物が流入する基端開口部と、処理対象面と対向する先端開口部と、を備える錐台形状の治具本体を含み、該治具本体の側面であって先端開口部側に、切り欠きが設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
噴射物の噴射方向を制御する噴射方向制御部材であって、
前記噴射物が流入する基端開口部と、該基端開口部より小径の処理対象面と対向する先端開口部とを備える錐台形状の治具本体を含み、
該治具本体の側面であって先端開口部側に、切り欠きが設けられていることを特徴とする噴射方向制御部材。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の噴射方向制御部材において、
前記先端開口部に、筒状のスカート部が設けられているとともに、
前記切り欠き部が、前記治具本体に代えて前記スカート部に設けられていることを特徴とする噴射方向制御部材。
【請求項3】
請求項1に記載の噴射方向制御部材において、
前記噴射物が、研削材であることを特徴とする噴射方向制御部材。
【請求項4】
請求項1または2に記載の噴射方向制御部材と、
処理対象面に向けて噴射物を噴射する表面処理機構と、
を備える表面処理装置であって、
前記表面処理機構が、前記噴射物を噴射する噴射ノズルを基端側に挿入された内筒、及び該内筒を覆うノズルヘッドを含み、
前記内筒の前記処理対象面に対向する先端側に、前記噴射方向制御部材が着脱自在に設けられていることを特徴とする表面処理装置。
【請求項5】
請求項4に記載の表面処理装置であって、
前記表面処理機構が、ブラスト装置であることを特徴とする表面処理装置。
【請求項6】
請求項4または5に記載の表面処理装置を用いた表面処理方法であって、
前記噴射方向制御部材の前記治具本体における内側に、前記処理対象面に位置する突起部を配置した状態で、前記先端開口部を前記処理対象面に当接させ、
前記噴射物を噴射することを特徴とする表面処理方法。
【請求項7】
請求項6に記載の表面処理方法において、
前記噴射方向制御部材を、前記処理対象面上で適宜スライド移動させつつ、研削材を噴射させることを特徴とする表面処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、噴射物の噴射方向を制御する噴射方向制御部材、噴射方向制御部材を用いた表面処理装置、及び表面処理方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、構造物の壁面などを塗装する工事では、壁面の異物を除去する研削作業を実施する。研削作業には様々な方法があるが、一般にはブラスト装置を採用し、処理対象面を研削する場合が多い。
【0003】
ブラスト装置は、特許文献1に開示されているように、処理対象面に開口部が押し当てられるカップ形状のケース、ケース内で処理対象の表面に向けて研削材を噴射するノズル、及び噴射した研削材やこの研削材を処理対象の表面に衝突させることで発生した粉塵などを吸引する回収口を設けたノズルヘッドを備えている。処理対象面の研削作業は、上記のノズルヘッドを処理対象面に押し当てつつ移動させることで実施する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-172295号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のようなブラスト装置は、処理対象面に対して研削材を略直交方向に衝突させる構造であるため、処理対象面が比較的な滑らかな状態である場合に有効である。ところが、例えば橋梁の塗替塗装工事などでは、橋梁の主桁や対傾構などに存在する鋼材接合部が、処理対象面となる場合がある。
【0006】
鋼材接合部の構造は一般に、隣り合う鋼材を跨ぐようにして、かつこれらを挟み込むようにして一対の添接板を配置し、一対の添接板と鋼材とをボルト結合する場合が多い。すると、鋼材接合部の表面にはボルトナットによる突起部が生じるため、研削材を略直交方向に衝突させるのみでは、突起部の側面や細部を精度よく研削できない。このため、処理対象面が鋼材接合部である場合、ノズルヘッドの向きを変えるなどして何度も研削作業を繰り返さなければならず、多大な手間を要していた。
【0007】
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであって、その主な目的は、突起部の存在する処理対象面を効率よく施工することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる目的を達成するため、本発明の噴射方向制御部材は、噴射物の噴射方向を制御する噴射方向制御部材であって、前記噴射物が流入する基端開口部と、該基端開口部より小径の処理対象面と対向する先端開口部と、を備える錐台形状の治具本体を含み、該治具本体の側面であって先端開口部側に、切り欠きが設けられていることを特徴とする。
【0009】
本発明の噴射方向制御部材は、前記先端開口部に、筒状のスカート部が設けられているとともに、前記切り欠き部が、前記治具本体に代えて前記スカート部に設けられていることを特徴とする。
【0010】
本発明の噴射方向制御部材は、前記噴射物が、研削材であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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