TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025004894
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023104775
出願日
2023-06-27
発明の名称
カーテンウォール取付方法
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
E04B
2/90 20060101AFI20250108BHJP(建築物)
要約
【課題】カーテンウォールの取付に関する作業性を向上させることができるカーテンウォール取付方法を提供する。
【解決手段】カーテンウォール取付方法は、吊下装置が吊り下げたカーテンウォールの下端部を取付階に仮置きする工程と、上層階におけるスライドレールに設置された搬送装置を、取付階に仮置きされたカーテンウォールの上端部に取り付ける工程と、建物の幅方向に対して複数のカーテンウォールの取付領域を跨がるように搬送装置がスライドレールに沿ってカーテンウォールを取付位置まで搬送する工程と、搬送装置が搬送したカーテンウォールを取付階に取り付ける工程と、を含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
取付階の上層階に仮置きされたカーテンウォールを前記取付階に取り付けるカーテンウォール取付方法において、
前記カーテンウォールと吊下装置とを接続する工程と、
前記吊下装置により前記カーテンウォールを前記上層階から吊り出す工程と、
前記吊下装置が前記カーテンウォールを吊り下げる工程と、
前記吊下装置が吊り下げた前記カーテンウォールの下端部を前記取付階に仮置きする工程と、
前記上層階におけるスライドレールに設置された搬送装置を、前記取付階に仮置きされた前記カーテンウォールの上端部に取り付ける工程と、
建物の幅方向に対して複数のカーテンウォールの取付領域を跨ぐように前記搬送装置が前記スライドレールに沿って前記カーテンウォールを取付位置まで搬送する工程と、
前記搬送装置が搬送した前記カーテンウォールを前記取付階に取り付ける工程と、
を含む、カーテンウォール取付方法。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のカーテンウォール取付方法において、
前記取付階において、前記取付階の下層階に取り付けられた前記カーテンウォールの上端部に、前記吊下装置が吊り下げた前記カーテンウォールの下端部を仮置きする工程、
を含む、カーテンウォール取付方法。
【請求項3】
請求項2に記載のカーテンウォール取付方法において、
前記カーテンウォールの上端部と下端部との組み合わせのうち一方が、凸部を有し、
前記カーテンウォールの上端部と下端部との組み合わせのうち他方が凹部を有し、
前記凸部及び前記凹部は、建物の幅方向に延びるように構成され、
前記凸部が前記凹部に挿入された状態で、前記取付階において仮置きされた前記カーテンウォールは、前記下層階に取り付けられた前記カーテンウォールの上端部の上を、建物の幅方向に対して複数のカーテンウォールの取付領域を跨ぐようにスライド可能である、
カーテンウォール取付方法。
【請求項4】
請求項3に記載のカーテンウォール取付方法において、
前記下層階に取り付けられた前記カーテンウォールと前記取付階に取り付けられた前記カーテンウォールとの間における間隙に嵌合部材を嵌合させる工程、
を含む、カーテンウォール取付方法。
【請求項5】
請求項1~請求項4のうち何れか一項に記載のカーテンウォール取付方法において、
前記スライドレールは、前記カーテンウォールを締結するための部材と兼用される、
カーテンウォール取付方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カーテンウォール取付方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、特許文献1に示すように、上層階に仮置きされているカーテンウォールを上層階から取付階に吊り下げることにより、取付階にカーテンウォールを取り付ける方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-280708号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このようなカーテンウォール取付方法では、建物の幅方向に対して複数のカーテンウォールを取り付ける際に、カーテンウォールを吊り下げるために吊下装置を移動させなければならなかった。これにより、吊下装置の移動に時間が掛かってしまう。このため、カーテンウォールの取付に関する作業性を向上させることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するカーテンウォール取付方法は、取付階の上層階に仮置きされたカーテンウォールを前記取付階に取り付けるカーテンウォール取付方法において、前記カーテンウォールと吊下装置とを接続する工程と、前記吊下装置により前記カーテンウォールを前記上層階から吊り出す工程と、前記吊下装置が前記カーテンウォールを吊り下げる工程と、前記吊下装置が吊り下げた前記カーテンウォールの下端部を前記取付階に仮置きする工程と、前記上層階におけるスライドレールに設置された搬送装置を、前記取付階に仮置きされた前記カーテンウォールの上端部に取り付ける工程と、建物の幅方向に対して複数のカーテンウォールの取付領域を跨ぐように前記搬送装置が前記スライドレールに沿って前記カーテンウォールを取付位置まで搬送する工程と、前記搬送装置が搬送した前記カーテンウォールを前記取付階に取り付ける工程と、を含む。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、カーテンウォールの取付に関する作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態のカーテンウォール取付方法を示す模式図である。
図2は、第1実施形態のカーテンウォールの上端部及び下端部を示す斜視図である。
図3は、第1実施形態のカーテンウォールの上端部及び下端部を示す側面図である。
図4は、第1実施形態の搬送装置及び締結部材を示す模式図である。
図5は、第1実施形態の搬送装置を示す模式図である。
図6は、第1実施形態のカーテンウォール取付方法を示す模式図である。
図7は、第1実施形態の締結部材を示す模式図である。
図8は、第1実施形態のカーテンウォール取付工程を示すフローチャートである。
図9(A)及び図9(B)は、第1実施形態のカーテンウォール取付方法を示す模式図である。
図10(A)及び図10(B)は、第1実施形態のカーテンウォール取付方法を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[実施形態]
カーテンウォール取付方法の一実施形態を説明する。カーテンウォール取付方法は、カーテンウォールを取り付ける方法である。特に、カーテンウォール取付方法は、取付階の上層階に仮置きされたカーテンウォールを取付階に取り付ける方法である。以下、鉛直方向Zと交差し、かつ、建物の外壁に沿う方向を幅方向Xと示す。つまり、幅方向Xは、建物の幅方向の一例に相当する。鉛直方向Z及び幅方向Xと交差する方向を奥行方向Yと示す。奥行方向Yは、建物の内側に向かう方向と、建物の外側に向かう方向とを含む。
【0009】
<カーテンウォール取付構成>
図1に示すように、カーテンウォール10は、建物99に取り付けられることにより、建物99の外壁の一部を構成する部材である。建物99には、取付階90と、取付階90の1つ上層である第1上層階91と、第1上層階91の1つ上層である第2上層階92とが設けられる。第1上層階91が上層階の一例に相当する。以降、カーテンウォール10の取付対象となる階を取付階90として説明する。また、図1は、第1上層階91から吊り出されたカーテンウォール10が反転されている状態を示す図である。
【0010】
建物99の各階の躯体には、スライドレール93が設けられる。具体的な一例としては、第1上層階91の躯体91Aには、スライドレール93が設けられる。詳しくは、スライドレール93は、第1上層階91の躯体91Aを構成する床部に取り付けられる。スライドレール93は、第1上層階91の躯体91Aを構成するベースプレートに取り付けられてもよい。スライドレール93は、建物99の奥行方向Yにおける外縁部に設けられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社大林組
建物
4日前
株式会社大林組
建物
5日前
株式会社大林組
制震構造
20日前
株式会社大林組
雨水桝蓋
26日前
株式会社大林組
作業機械
1か月前
株式会社大林組
施工方法
1か月前
株式会社大林組
施工方法
1か月前
株式会社大林組
ブラインド
1か月前
株式会社大林組
免震構造物
1か月前
株式会社大林組
摩擦ダンパー
5日前
株式会社大林組
摩擦ダンパー
5日前
株式会社大林組
人工地盤構造
1か月前
株式会社大林組
免震建物構造
6日前
株式会社大林組
流出防止治具
1か月前
株式会社大林組
屋根構築方法
10日前
株式会社大林組
粉塵飛散抑制剤
10日前
株式会社大林組
施工管理システム
1か月前
株式会社大林組
自硬性材料の製造方法
18日前
株式会社大林組
山留め工事の支援方法
1か月前
株式会社大林組
路盤の施工方法及び路盤
1か月前
株式会社大林組
柱の再利用方法及び建築物
11日前
株式会社大林組
床構造及び床構造構築方法
6日前
株式会社大林組
防液堤及び防液堤の改造方法
13日前
株式会社大林組
有機フッ素化合物の浄化方法
13日前
株式会社大林組
圧送システム及び、圧送方法
20日前
株式会社大林組
安定液、及び安定液の製造方法
11日前
株式会社大林組
コンクリート構造体の施工方法
1か月前
株式会社大林組
基礎梁の再利用方法及び建築物
20日前
株式会社大林組
作業機械の自動運転制御システム
1か月前
株式会社大林組
床スラブの再利用方法及び建築物
5日前
株式会社大林組
先受け管の施工装置及び先受け工法
10日前
株式会社大林組
硬化体製造方法及び硬化体製造システム
1か月前
株式会社大林組
梁材間の剛接合構造及び梁材の運搬方法
4日前
株式会社大林組
舗装構造及び舗装構造における揚水方法
18日前
株式会社大林組
プレキャストPC床版と桁との接合構造
17日前
株式会社大林組
支援装置、支援方法、および、プログラム
6日前
続きを見る
他の特許を見る