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公開番号2025094480
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210042
出願日2023-12-13
発明の名称舗装構造及び舗装構造における揚水方法
出願人株式会社大林組,早水電機工業株式会社,大林道路株式会社
代理人個人,個人
主分類E01C 11/24 20060101AFI20250618BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】湿潤舗装における揚水に関する利便性を向上させることができる舗装構造及び舗装構造における揚水方法を提供する。
【解決手段】舗装構造は、太陽光発電装置と、太陽光発電装置からの給電により駆動するポンプと、を備える。舗装構造は、ポンプの駆動により、貯留領域に貯留されている水を湿潤舗装の揚水領域に給水する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
太陽光発電装置と、
前記太陽光発電装置からの給電により駆動するポンプと、を備え、
前記ポンプの駆動により、貯留領域に貯留されている水を湿潤舗装の揚水領域に給水する舗装構造。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
請求項1に記載の舗装構造において、
前記ポンプの駆動により、前記湿潤舗装と並ぶ透水舗装における前記貯留領域に貯留されている水を前記湿潤舗装の前記揚水領域に給水する舗装構造。
【請求項3】
請求項1に記載の舗装構造において、
前記ポンプの駆動により、前記湿潤舗装の前記揚水領域よりも深い前記湿潤舗装の前記貯留領域に貯留されている水を前記湿潤舗装の前記揚水領域に給水する舗装構造。
【請求項4】
太陽光発電装置からの給電によりポンプが駆動することで、貯留領域に貯留されている水を湿潤舗装の揚水領域に給水し、前記湿潤舗装の前記揚水領域に給水された水を前記湿潤舗装の表層に揚水する舗装構造における揚水方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、舗装構造及び舗装構造における揚水方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に示すように、舗装面を湿潤状態に保って暑熱対策が可能な湿潤舗装を備えた舗装構造が開示されている。このような舗装構造においては、例えば雨水又は散水などの水を貯留可能な貯留領域と、貯留領域からの水を舗装面に揚水する揚水領域とが設けられる。また、このような舗装構造では、舗装内部に揚水部材が配置されることがあり、貯留領域から揚水領域に水を十分に供給することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-17190号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような舗装構造では、舗装内部に揚水部材を配置しなければならないので施工工程が増加してしまう。このように、湿潤舗装における揚水に関する利便性を向上させることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する舗装構造は、太陽光発電装置と、前記太陽光発電装置からの給電により駆動するポンプと、を備え、前記ポンプの駆動により、貯留領域に貯留されている水を湿潤舗装の揚水領域に給水する。
【0006】
上記課題を解決する舗装構造における揚水方法は、太陽光発電装置からの給電によりポンプが駆動することで、貯留領域に貯留されている水を湿潤舗装の揚水領域に給水し、前記湿潤舗装の前記揚水領域に給水された水を前記湿潤舗装の表層に揚水する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、湿潤舗装における揚水に関する利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態の舗装構造を示す上面図である。
図2は、第1実施形態の舗装構造を示す断面図である。
図3は、第1実施形態の舗装構造を示す断面図である。
図4は、第2実施形態の舗装構造を示す上面図である。
図5は、第2実施形態の舗装構造を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1実施形態]
舗装構造及び舗装構造における揚水方法の一実施形態を説明する。
<舗装構造10>
図1及び図2に示すように、舗装構造10は、道路を構成する舗装が少なくとも含まれる構造である。舗装構造10は、湿潤舗装11を備える。湿潤舗装11は、貯留された水を湿潤舗装面11Aに揚水可能な舗装である。湿潤舗装面11Aは、湿潤舗装11が施工された表面である。このように、湿潤舗装11は、湿潤舗装面11Aを湿潤状態に保って水の蒸発とともに湿潤舗装面11Aの温度の上昇を抑制することができる。湿潤舗装11は、歩道90に設けられてもよい。特に、湿潤舗装11は、歩道90のうち車道93から遠い第1歩道91に設けられる舗装であってもよい。
【0010】
<湿潤舗装11>
図2に示すように、湿潤舗装11は、揚水領域20を備える。揚水領域20は、湿潤舗装面11Aを湿潤状態に保つための水を揚水するための領域である。揚水領域20は、毛細管現象により湿潤舗装面11Aに水を供給する。
(【0011】以降は省略されています)

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