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公開番号2025091730
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207158
出願日2023-12-07
発明の名称デッキ合成スラブの再利用方法及び建築物
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類E04B 5/40 20060101AFI20250612BHJP(建築物)
要約【課題】デッキ合成スラブの再利用を可能とする。
【解決手段】既存建築物から、デッキプレートとコンクリートとを一体化して形成されるデッキ合成スラブの少なくとも一部を、取り出す第1工程と、取り出したデッキ合成スラブに加工を施す第2工程と、加工を施したデッキ合成スラブを、新設建築物の梁に結合する第3工程とを含む、デッキ合成スラブの再利用方法が開示される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
既存建築物から、デッキプレートとコンクリートとを一体化して形成されるデッキ合成スラブの少なくとも一部を、取り出す第1工程と、
取り出した前記デッキ合成スラブに加工を施す第2工程と、
加工を施した前記デッキ合成スラブを、新設建築物の梁に結合する第3工程とを含む、デッキ合成スラブの再利用方法。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記第2工程は、前記デッキプレートにおける前記コンクリートと結合する側とは逆側に、プレートを固定するプレート固定工程を含む、請求項1に記載のデッキ合成スラブの再利用方法。
【請求項3】
前記第3工程は、前記プレートと前記梁とをボルトを介して固定するボルト固定工程を含む、請求項2に記載のデッキ合成スラブの再利用方法。
【請求項4】
前記デッキプレートは、前記逆側において、複数の凸条部を有し、
前記プレート固定工程は、前記デッキプレートにおける前記複数の凸条部のうちの少なくとも一部に前記プレートを溶接することを含み、
前記ボルト固定工程は、隣り合う前記凸条部の間の箇所に前記ボルトの固定位置を設定することを含む、請求項3に記載のデッキ合成スラブの再利用方法。
【請求項5】
デッキプレートとコンクリートとを一体化して形成されるデッキ合成スラブと、
前記デッキ合成スラブにおける前記コンクリートと結合する側とは逆側に結合されるプレートと、
前記プレートを介して前記デッキ合成スラブに結合される梁とを備える、建築物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、デッキ合成スラブの再利用方法及び建築物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
デッキ合成スラブ用のデッキプレートを鉄骨にプレートを介して固定する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-274564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、一般的に、デッキ合成スラブは、梁を形成する鉄骨に溶接で固定される。このような固定方法で鉄骨に固定されているデッキ合成スラブは、再利用が難しいとされている。
【0005】
そこで、本開示は、デッキ合成スラブの再利用を可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、既存建築物から、デッキプレートとコンクリートとを一体化して形成されるデッキ合成スラブの少なくとも一部を、取り出す第1工程と、
取り出した前記デッキ合成スラブに加工を施す第2工程と、
加工を施した前記デッキ合成スラブを、新設建築物の梁に結合する第3工程とを含む、デッキ合成スラブの再利用方法が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、デッキ合成スラブの再利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例によるデッキ合成スラブの再利用方法の概略的な流れを示すフローチャートである。
工程(S10)の説明図であり、既存建築物のデッキ合成スラブにおける切断位置を含む一部範囲を示す概略的な断面図である。
取り出されるデッキ合成スラブの範囲(取り出し範囲)の一例を概略的に示す平面図である。
工程(S11)の説明図であり、取り出されたデッキ合成スラブの一部範囲を示す2面図である。
図4に示した構成に対する変形例の説明図である。
新設建築物におけるデッキ合成スラブの設置箇所の一例を示す斜視図である。
図5に示す設置箇所を下方から視た斜視図である。
新設建築物におけるデッキ合成スラブを配置する部分を概略的に示す平面図である。
図5BのラインA-Aに沿った概略的な断面図である。
図6のラインC-Cを通るYZ平面で切断した際の断面図である。
図7に示した構成に対する変形例の説明図である。
図5BのラインB-Bに沿った概略的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率はあくまでも一例であり、これに限定されるものではなく、また、図面内の形状等は、説明の都合上、部分的に誇張している場合がある。また、図面では、見易さのために、複数存在する同一属性の部位には、一部のみしか参照符号が付されていない場合がある。
【0010】
図1は、本実施例によるデッキ合成スラブの再利用方法の概略的な流れを示すフローチャートである。図2から図6は、図1に示す再利用方法の各工程の説明図であり、対応する工程の実行方法や工程完了時等の状態を概略的に示す概略図である。
(【0011】以降は省略されています)

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