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公開番号
2025096091
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2024005323
出願日
2024-01-17
発明の名称
二酸化炭素管理システム及び二酸化炭素管理方法
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
B01D
53/22 20060101AFI20250619BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】工事現場で排出される二酸化炭素を、効率的に回収するための二酸化炭素管理システム及び二酸化炭素管理方法を提供する。
【解決手段】二酸化炭素管理システムは、回収管105及び回収ライン101と、工事現場内の分離装置112と、工事現場内のCO2貯蔵装置113と、を備える。回収管105及び回収ライン101は、工事現場で使用する建設機械M1から排出される排気ガスを搬送する。分離装置112は、回収管105、回収ライン101に搬送された排気ガスから二酸化炭素を分離する。CO2貯蔵装置113は、分離装置112で分離された二酸化炭素を利用できるように、工事現場で貯蔵する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
工事現場で使用する建設機械から排出される排気ガスを、前記工事現場内を搬送する搬送設備と、
前記搬送設備によって搬送された排気ガスから二酸化炭素を分離する前記工事現場内の分離設備と、
前記分離設備で分離された二酸化炭素を利用できるように、前記工事現場で貯蔵する前記工事現場内の貯蔵設備と、を備えることを特徴とする二酸化炭素管理システム。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記搬送設備を、前記工事現場に設置された雨水配管内に設けたことを特徴とする請求項1に記載の二酸化炭素管理システム。
【請求項3】
工事現場内に、搬送設備、分離設備及び貯蔵設備を設け、
前記搬送設備を用いて、前記工事現場で使用する建設機械から排出される排気ガスを、前記工事現場内で前記分離設備まで搬送し、
前記分離設備を用いて、前記搬送設備によって搬送された排気ガスから二酸化炭素を分離し、
前記貯蔵設備を用いて、前記分離設備によって分離された二酸化炭素を利用できるように、前記工事現場で貯蔵することを特徴とする二酸化炭素管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、工事現場で排出される二酸化炭素の回収を支援する二酸化炭素管理システム及び二酸化炭素管理方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
地球温暖化や気候変動の抑制等のために、建設工事においても、二酸化炭素(CO2)排出量の削減が求められている。そこで、この二酸化炭素排出量を算出するための技術が検討されている(特許文献1を参照。)。この文献に記載された技術では、各主要資材のCO2排出量原単位を主要資材の数量に乗算することにより、各主要資材のCO2排出量を算出する。また、燃料のCO2排出量原単位を各主要建設機械が消費する燃料消費量に乗算することにより、各主要建設機械のCO2排出量を算出する。
【0003】
一方、エンジンの排気ガスに含まれる二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収システムも検討されている(特許文献2を参照。)。この文献に記載された二酸化炭素回収システムは、吸収部と、排気ガス供給経路と、昇圧装置と、を備える。そして、エンジンの排気ガスからCO2を分離して回収する。
【0004】
また、セメント水和物にCO2を固定化するための二酸化炭素の固定化技術も検討されている(特許文献3を参照。)。この文献に記載された技術では、セメント水和物と水とを容器に入れる。そして、セメント水和物と水との混合液を撹拌しながら、容器に二酸化炭素を吹込む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-018061号公報
特開2023-68025号公報
特開2023-147117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、工事現場では、建設機械等から排出される二酸化炭素の回収が難しい。このため、二酸化炭素の効率的な利用が困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための二酸化炭素管理システムは、工事現場で使用する建設機械から排出される排気ガスを、前記工事現場内を搬送する搬送設備と、前記搬送設備によって搬送された排気ガスから二酸化炭素を分離する前記工事現場内の分離設備と、前記分離設備で分離された二酸化炭素を利用できるように、前記工事現場で貯蔵する前記工事現場内の貯蔵設備と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示は、工事現場で排出される二酸化炭素を、効率的に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態のシステムの説明図である。
実施形態のハードウェア構成の説明図である。
実施形態の二酸化炭素の回収の説明図である。
実施形態の支援サーバの説明図である。
実施形態の処理手順の説明図である。
実施形態の処理手順の説明図である。
別例の二酸化炭素の回収の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図1~図6を用いて、二酸化炭素管理システム及び二酸化炭素管理方法を具体化した一実施形態を説明する。本実施形態では、建物等の建設現場において、建設機械から排出される二酸化炭素の回収を行なう場合に用いる二酸化炭素管理システム及び二酸化炭素管理方法として説明する。これにより、建設機械から大気に排出される二酸化炭素を削減する。
(【0011】以降は省略されています)
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