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公開番号2025096855
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023212802
出願日2023-12-18
発明の名称施工支援システム、施工支援方法及び施工支援プログラム
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/08 20120101AFI20250623BHJP(計算;計数)
要約【課題】的確な施工を支援するための施工支援システム、施工支援方法及び施工支援プログラムを提供する。
【解決手段】施工支援システムA1の管理サーバ20は、有人機40a及び無人機40bの作業能力が記録された機械情報記憶部23に接続される制御部21を備える。そして、制御部21が、工事現場の作業環境情報を取得し、作業環境情報に応じて、有人機40aによる作業の第1評価値、無人機40bによる作業の第2評価値を算出する。制御部21は、第1評価値及び第2評価値の比較に応じて、工事現場の作業に用いる有人機40a或いは無人機40bについての構成を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
有人機及び無人機の作業能力が記録された機械情報記憶部に接続される制御部を備えた施工支援システムであって、
前記制御部が、
工事現場の作業環境に関する情報を取得し、
前記作業環境に応じて、有人機による作業の第1評価値、無人機による作業の第2評価値を算出し、
前記第1評価値及び前記第2評価値の比較に応じて、前記工事現場の作業に用いる有人機或いは無人機についての構成を出力することを特徴とする施工支援システム。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
有人機及び無人機の作業能力が記録された機械情報記憶部に接続される制御部を備えた施工支援システムを用いて、施工支援を行なう方法であって、
前記制御部が、
工事現場の作業環境に関する情報を取得し、
前記作業環境に応じて、有人機による作業の第1評価値、無人機による作業の第2評価値を算出し、
前記第1評価値及び前記第2評価値の比較に応じて、前記工事現場の作業に用いる有人機或いは無人機についての構成を出力することを特徴とする施工支援方法。
【請求項3】
有人機及び無人機の作業能力が記録された機械情報記憶部に接続される制御部を備えた施工支援システムを用いて、施工支援を行なうためのプログラムであって、
前記制御部を、
工事現場の作業環境に関する情報を取得し、
前記作業環境に応じて、有人機による作業の第1評価値、無人機による作業の第2評価値を算出し、
前記第1評価値及び前記第2評価値の比較に応じて、前記工事現場の作業に用いる有人機或いは無人機についての構成を出力する手段として機能させることを特徴とする施工支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、建設機械によって施工を行なう施工支援システム、施工支援方法及び施工支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
建設工事の施工等において、多くの建設機械が利用される。このため、建設機械を管理するための施工管理システムが検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に開示された施工管理システムは、施工現場において自律運転により作業を行なう複数の建設機械と、オペレータが操作可能な管理装置と、複数の建設機械と管理装置とが通信可能に接続されたプラットフォームと、を備える。各建設機械は、取得した自己位置をプラットフォームに送信する。管理装置は、複数の建設機械についての安全優先順位をプラットフォームに送信する。プラットフォームは、各建設機械の作業中、各建設機械の自己位置と安全優先順位とに基づいて各建設機械について緊急停止の要否を判断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-061093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
無人機は、オペレータが介入することなく、長時間連続的に作業を行なうことができる。また、カメラやセンサを搭載することで、広範囲の映像やデータを取得するので、現場の状況を把握することができる。一方、有人機は、オペレータの操作により、柔軟かつ正確な操縦が可能である。具体的には、現場の状況をリアルタイムで確認しながら作業を行なうことができる。このような有人機、無人機のメリット及びデメリットを考慮しなければ、的確かつ効率的な施工を実現できない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための施工支援システムは、有人機及び無人機の作業能力が記録された機械情報記憶部に接続される制御部を備える。そして、前記制御部が、工事現場の作業環境に関する情報を取得し、前記作業環境に応じて、有人機による作業の第1評価値、無人機による作業の第2評価値を算出し、前記第1評価値及び前記第2評価値の比較に応じて、前記工事現場の作業に用いる有人機或いは無人機についての構成を出力する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、的確な施工を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態のシステムの説明図である。
実施形態のハードウェア構成の説明図である。
実施形態の処理手順の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1~図3に従って、施工支援システム、施工支援方法及び施工支援プログラムを具体化した一実施形態を説明する。本実施形態では、ダムの建設工事の工事現場で利用する建設機械の管理に用いる施工支援システムとして説明する。
【0009】
図1に示すように、施工支援システムA1は、ネットワークで相互に接続された、管理装置10、管理サーバ20、天候情報サイト30、地形情報サイト32を用いる。そして、建設機械40(有人機40a、無人機40b)による施工を支援する。
【0010】
有人機40aは、工事現場で、建設機械40に搭乗したオペレータが操作を行なう有人運転モードの建設機械である。
無人機40bは、工事現場においてオペレータが操作を行なわない自律運転モードの建設機械である。この無人機40bは、位置情報の取得、周囲環境の認識等のセンシングにより、指示された施工内容を実行する自律運転を行なう。なお、この無人機40bには、隔地でオペレータが操作を行なう場合も含まれる。
この建設機械40には、バックホー等のショベル、クローラクレーン等の各種クレーン、ダンプ等の運搬機械等が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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