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公開番号2024173108
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091264
出願日2023-06-02
発明の名称冷暖房ベンチ
出願人ピーエス株式会社,株式会社大林組
代理人個人
主分類A47C 7/74 20060101AFI20241205BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】屋外や半屋外のような開放空間において利用者にとって快適な温度環境をエネルギー効率良く提供する。
【解決手段】1以上の中空管13,15からなるベンチ本体11a(座板12及び背板14)と、ベンチ本体を支持する支持部24と、ベンチ本体に熱媒水を供給する熱媒水供給器25と、熱媒水供給器からベンチ本体へ熱媒水を送る送水管21と、中空管の内部を通過させた熱媒水をベンチ本体から熱媒水供給器へ戻す戻り管22とを備えた冷暖房ベンチである。ベンチ本体の裏面側から表面側に風を送ることが可能な送風手段23を備えても良い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
1以上の中空管からなるベンチ本体と、
前記ベンチ本体を支持する支持部と、
前記ベンチ本体に熱媒水を供給する熱媒水供給器と、
前記熱媒水供給器から前記ベンチ本体へ前記熱媒水を送る送水管と、
前記中空管の内部を通過させた前記熱媒水を前記ベンチ本体から前記熱媒水供給器へ戻す戻り管と、
を備えた
ことを特徴とする冷暖房ベンチ。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記ベンチ本体は、複数の中空管からなり、
当該複数の中空管は、隣り合う中空管の間に隙間が形成されるように配列され、
当該隙間を通って前記ベンチ本体の裏面側から前記ベンチ本体の表面側に向けて風を送ることが可能な送風手段を前記ベンチ本体の裏面側にさらに備えた
請求項1に記載の冷暖房ベンチ。
【請求項3】
前記中空管の裏面に断熱材を備えた
請求項1に記載の冷暖房ベンチ。
【請求項4】
前記中空管の表面温度が、26℃から40℃の範囲内になるように前記熱媒水の温度を設定する
請求項1から3のいずれか一項に記載の冷暖房ベンチ。
【請求項5】
前記中空管の表面温度が、冷房運転時に26℃から30℃の範囲内になるように前記熱媒水の温度を設定する
請求項4に記載の冷暖房ベンチ。
【請求項6】
前記中空管の表面温度が、暖房運転時に29℃から40℃の範囲内になるように前記熱媒水の温度を設定する
請求項4に記載の冷暖房ベンチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷暖房ベンチに係り、特に、ベンチの座板および背板に冷水または温水を通して冷暖房を行う長椅子に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
カフェやレストランのテラス席、野球場やサッカースタジアムのような競技場、アーケード街のような商業施設など、屋外や半屋外の開放的な空間(本願では「開放空間」と言う)が様々な場所や施設で今日利用されている。
【0003】
また、このような開放空間への関心は、近時の感染症の流行も相俟って益々増大し、利用が促進されており、それに伴って開放空間における空調需要が高まっている。
【0004】
一方、下記特許文献1は、スタジアムや体育館などの大空間における効率的な空調を行うために椅子に冷暖房機能を備えた発明を開示するものである。また、下記特許文献2も同様の冷暖房機能を備えた椅子に係る発明を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平8-205963号公報
特開平9-252876号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記のような開放空間では、全域を空調(冷暖房)するには多量のエネルギーが必要で、極めてエネルギー効率が悪い。
【0007】
このため、開放空間における空調は一般に、スポット的な空調装置が利用されている。例えば、熱を反射させる傘状の金属板をガスストーブの上部に備えたパラソルヒーターや、冷風を吹き出すスポットクーラーのような局所的に冷暖房を行う装置である。
【0008】
ところが、従来のスポット空調装置は、熱過ぎたり冷え過ぎるなど利用者にとって必ずしも快適な温度環境を提供することが出来ないうえに、エネルギー効率が良いとは言えず、快適性とエネルギー効率の双方の点で未だ改良の余地を残している。
【0009】
一方、前記特許文献記載の発明では、いずれも熱媒体として熱容量が小さい空気を使用していることから、十分な冷暖房効果を得ることは難しい。また、これら特許文献記載の発明では、椅子の表面温度についてどの程度の温度とすれば利用者にとって快適となるかも示されていない。
【0010】
したがって、本発明の目的は、屋外や半屋外のような開放空間において利用者にとってより快適な温度環境をエネルギー効率良く提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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