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公開番号
2025002119
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102057
出願日
2023-06-21
発明の名称
桁間支持装置
出願人
株式会社大林組
,
株式会社タカミヤ
代理人
個人
,
個人
主分類
E04G
3/24 20060101AFI20241226BHJP(建築物)
要約
【課題】主桁間に設置する各部材の軽量化を図り、設置作業効率を著しく高め、汎用性を向上させる吊り桁間支持装置を提供する。
【解決手段】主桁3は、上下方向に延びるウェブ4と、このウェブ4の下端部に設けられたフランジ部5とを有し、隣り合う主桁3間のフランジ部5にそれぞれPC桁橋2の延びる方向に沿って所定の間隔で配置されるとともに、それぞれのフランジ部に互いに対向するように配置される土台金具10と、互いに対向する土台金具10のそれぞれに両端部が連結され、これらの土台金具10をそれぞれウェブ4の側面に押し付ける突張り部材30と、PC桁橋2の延びる方向に沿って互いに対向するように複数設置された土台金具10に跨って架け渡される架渡し部材42と、互いに対向する架渡し部材42間に渡って載置され、所定の間隔で複数配設される大引材45と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
構築物の下面に該構築物の延びる方向に複数の主桁が互いに所定の間隔で配設され、該主桁間に構築される桁間支持装置であって、
前記主桁は、上下方向に延びるウェブと、該ウェブの下端部に設けられたフランジ部とを有し、
前記隣り合う主桁間のフランジ部にそれぞれ前記構築物の延びる方向に沿って所定の間隔で配置されるとともに、前記それぞれのフランジ部に互いに対向するように配置される土台金具と、
前記互いに対向する土台金具のそれぞれに両端部が連結され、これらの土台金具をそれぞれ前記ウェブの側面に押し付ける突張り部材と、
前記構築物の延びる方向に沿って互いに対向するように複数設置された前記土台金具に跨って架け渡される架渡し部材と、
互いに対向する前記架渡し部材間に渡って載置され、所定の間隔で複数配置される大引材と、
を備えることを特徴とする桁間支持装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記複数の大引材上に複数の足場板が跨って架け渡されていることを特徴とする請求項1に記載の桁間支持装置。
【請求項3】
前記複数の大引材上に前記複数の大引材と略直交する方向に複数の根太材が跨って架け渡され、これらの根太材に索条が巻き掛けられ、該索条が吊り足場に連結されて該吊り足場を吊り下げるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の桁間支持装置。
【請求項4】
前記複数の大引材上に前記複数の大引材と略直交する方向に複数の根太材が跨って架け渡され、これらの根太材間に支保工が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の桁間支持装置。
【請求項5】
前記架渡し部材は、前記大引材の端部が載置されるL型アングルに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の桁間支持装置。
【請求項6】
前記土台金具は、上下方向に延びる土台金具本体を有し、該土台金具本体は、上下方向に分割して上下方向に伸縮可能に構成され、上端部に前記架渡し部材が接合される接合板が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の桁間支持装置。
【請求項7】
前記フランジ部に前記構築物の延びる方向に沿って傾斜面が連続して形成され、前記土台金具は、上下方向に延びる土台金具本体に回動自在に設けられる当接板を有し、該当接板が前記傾斜面に沿って角度調整自在に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の桁間支持装置。
【請求項8】
前記突張り部材は、軸方向に伸縮自在に構成され、軸方向長さを粗調整する粗調整部と、軸方向長さを微調整する微調整部と、が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の桁間支持装置。
【請求項9】
前記大引材と前記根太材とが略直交する部位に固定金具が設けられ、該固定金具により前記大引材に前記根太材が固定されることを特徴とする請求項3又は4に記載の桁間支持装置。
【請求項10】
前記土台金具本体の互いに対向するそれぞれの面に、前記突張り部材の両端部に取り付けられたクサビ部が嵌り込んで連結される連結用ソケットが設けられていることを特徴とする請求項6又は7に記載の桁間支持装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば橋梁、高架式道路又は鉄道等の構築物の下面に、この構築物の延びる方向に複数の主桁が互いに所定の間隔で配設され、これら主桁間に構築される桁間支持装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、PC(プレストレスト・コンクリート)桁橋等の構築物の点検・補修、改修工事、補強工事等の際には、高所構築物の下側に作業用の吊り足場が仮設される。この吊り足場をPC桁橋等から懸吊する技術としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。
【0003】
特許文献1に記載された吊り足場の支持構造は、吊り足場が横架材によって懸吊され、この横架材は、隣り合う桁又は梁のフランジ部によって支承される。上記横架材に作用する吊り足場の鉛直荷重は、両端部をフランジ部によって支承された二点支持構造の上記横架材により支持される。桁又は梁のウェブ部は、横架材の押圧部によって押圧され、ウェブ部の反力は、軸線方向の圧縮力として横架材に作用し、横架材の位置を保持し又は拘束する。
【0004】
上記横架材は、梁部材、吊元材、受座部及び押圧部を一体的に組み立てた構造を有する金属製又は鋼製の組立梁である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6872767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述した特許文献1に記載された吊り足場の支持構造は、上記横架材が金属製又は鋼製であって、梁部材、吊元材、受座部及び押圧部を一体的に組み立てた構造であることから、横架材全体の重量が重くなり、作業員にとって桁間に横架材を設置するのに多大な労力がかかるという問題がある。
【0007】
また、上記吊り足場の支持構造は、横架材の梁部材に足場板を直接架け渡して使用する場合、横架材の各部材を堅牢にする必要があることから、その分横架材全体の重量が重くなり、横架材を設置する作業に一段と労力がかかり、設置作業効率が低いという問題がある。
【0008】
さらに、上記吊り足場の支持構造は、吊り足場しか支持することができず、支保工等の他の構造物を支持することができないため、汎用性が極めて低いという問題もある。
【0009】
そこで、本発明の目的は、主桁間に設置する各部材の軽量化を図り、設置作業効率を著しく高めるとともに、汎用性を向上させることが可能な桁間支持装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、構築物の下面に該構築物の延びる方向に複数の主桁が互いに所定の間隔で配設され、該主桁間に構築される桁間支持装置であって、前記主桁は、上下方向に延びるウェブと、該ウェブの下端部に設けられたフランジ部とを有し、前記隣り合う主桁間のフランジ部にそれぞれ前記構築物の延びる方向に沿って所定の間隔で配置されるとともに、前記それぞれのフランジ部に互いに対向するように配置される土台金具と、前記互いに対向する土台金具のそれぞれに両端部が連結され、これらの土台金具をそれぞれ前記ウェブの側面に押し付ける突張り部材と、前記構築物の延びる方向に沿って互いに対向するように複数設置された前記土台金具に跨って架け渡される架渡し部材と、互いに対向する前記架渡し部材間に渡って載置され、所定の間隔で複数配置される大引材と、を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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