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公開番号2024171871
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023089141
出願日2023-05-30
発明の名称作業支援方法及び作業支援装置
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類E04G 21/18 20060101AFI20241205BHJP(建築物)
要約【課題】現場作業において、位置決め作業に続く後工程の現場作業を効率的に行なうための作業支援方法及び作業支援装置を提供する。
【解決手段】作業支援方法では、マーカを形成するマーキング装置140と、駆動輪101と、マーキング位置とマーカ種類とを記録した情報記憶部に接続された制御部11と、を備えたマーカ装置10を用いる。そして、制御部11が、駆動輪101を駆動して、情報記憶部に記録されたマーキング位置に移動し、マーキング装置140を駆動して、マーカ種類に応じたマーキングを行なう。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
マーカを形成するマーキング装置と、走行装置と、マーキング位置とマーカ種類とを記録した情報記憶部に接続された制御部と、を備えた作業支援装置を用いた作業支援方法であって、
前記制御部が、
前記走行装置を駆動して、前記情報記憶部に記録されたマーキング位置に移動し、
前記マーキング装置を駆動して、前記マーカ種類に応じたマーキングを行なうことを特徴とする作業支援方法。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記マーカ種類として、異なる色及び異なる線種の少なくとも一つを用いることを特徴とする請求項1に記載の作業支援方法。
【請求項3】
前記マーカを形成するマーカ材として、前記マーキングにより立体形状となる材料を用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業支援方法。
【請求項4】
前記立体形状のマーカ材に対して、搬送物を当接及び嵌合の少なくとも一つにより配置させることを特徴とする請求項3に記載の作業支援方法。
【請求項5】
マーカを形成するマーキング装置と、走行装置と、マーキング位置とマーカ種類とを記録した情報記憶部に接続された制御部と、を備えた作業支援装置であって、
前記制御部が、
前記走行装置を駆動して、前記情報記憶部に記録されたマーキング位置に移動し、
前記マーキング装置を駆動して、前記マーカ種類に応じたマーキングを行なうことを特徴とする作業支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建設現場において、位置決め作業を支援する作業支援方法及び作業支援装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
建設現場では、柱の中心線や壁の仕上げ面の位置等のように、各領域で水平位置や中心位置となる基準線を書き出す墨出し作業を行なっている。この墨出し作業の効率化のために、自走する墨出し装置を用いる場合もある(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-015523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した墨出し装置では、黒線や目印等のマーカを付加する墨出し作業を効率化できる。しかしながら、建設現場では基準線だけではなく、各領域を多様な目的に応じた用途で利用している。従って、黒線や目印では、利用できる用途が限られていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための作業支援方法は、マーカを形成するマーキング装置と、走行装置と、マーキング位置とマーカ種類とを記録した情報記憶部に接続された制御部と、を備えた作業支援装置を用いる。そして、前記制御部が、前記走行装置を駆動して、前記情報記憶部に記録されたマーキング位置に移動し、前記マーキング装置を駆動して、前記マーカ種類に応じたマーキングを行なう。
【0006】
上記課題を解決するための作業支援装置は、マーカを形成するマーキング装置と、走行装置と、マーキング位置とマーカ種類とを記録した情報記憶部に接続された制御部と、を備える。そして、前記制御部が、前記走行装置を駆動して、前記情報記憶部に記録されたマーキング位置に移動し、前記マーキング装置を駆動して、前記マーカ種類に応じたマーキングを行なう。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、現場作業において、位置決め作業に続く後工程の現場作業を効率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の作業支援装置の斜視図である。
実施形態のハードウェア構成の説明図である。
実施形態の作業支援装置の機能の説明図である。
実施形態の処理手順の説明図である。
実施形態のマーカの説明図である。
第2の実施形態の搬送装置の機能の説明図である。
第2の実施形態の搬送時の説明図であって、(a)は第1マーカを用いた建設部材の配置前、(b)は第1マーカを用いた配置後、(c)は第2マーカを用いた建設部材の配置前、(d)は第2マーカを用いた配置後の説明図である。
第2の実施形態の搬送時の説明図であって、(a)は第3マーカを用いた建設部材の配置前、(b)は第3マーカを用いた配置後の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、図1~図5を用いて、作業支援方法及び作業支援装置を具体化した一実施形態を説明する。
【0010】
図1に示すように、作業支援装置として、自走するマーカ装置10を用いる。このマーカ装置10は、本体部100に、走行装置としての駆動輪101を備える。この駆動輪101には、例えば、メカナムホイール(登録商標)を用いることができる。メカナムホイールを用いることにより、マーカ装置10を、任意のスピードにおいて、前後進、横移動、旋回、斜め移動させることができる。この駆動輪101は、それぞれ走行モータ102により駆動される。
(【0011】以降は省略されています)

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