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公開番号
2024168502
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085232
出願日
2023-05-24
発明の名称
電源装置
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人朝日特許事務所
主分類
H02J
9/06 20060101AFI20241128BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】二次電池の温度が保証の範囲外である場合に、二次電池から警報盤への送電を停止して警報盤の不安定な動作を未然に防止する。
【解決手段】供給回路11は、交流電源4からの通電状態を監視して、受電した交流電源4からの交流電力を警報盤2、及び変換回路13へそれぞれ供給する。変換回路13は、供給回路11から供給される交流電力を直流電力に変換する。充電回路14は、変換回路13から供給される直流電力を用いて二次電池15を充電する。送電回路12は、交流電源4の停電時等に、供給回路11の代わりに警報盤2へ、二次電池15から受けた直流電力を送電する。温度計Tが第1範囲外の温度を測定すると、停電時でも、送電回路12は、二次電池15からの直流電力を警報盤2へ送電しない。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
受電した交流電源を警報盤へ供給する供給回路と、
前記交流電源の停電時に前記供給回路に代えて電池からの電力を前記警報盤へ送電する送電回路と、
周辺の温度を測定する温度計と、を有し、
前記送電回路は、前記停電時に前記温度計が測定した温度が第1範囲外である場合に前記電池からの電力を前記警報盤へ送電しない
ことを特徴とする電源装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記交流電源の通電中に前記温度計が測定した温度が前記第1範囲外になった場合に、該交流電源が停電しても前記送電回路が前記電池からの電力を前記警報盤へ送電しない旨を通知する通知部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
【請求項3】
前記交流電源を直流電源に変換する変換回路と、
前記変換回路により変換された前記直流電源によって前記電池を充電する充電回路と、
を有し、
前記充電回路は、前記温度計が測定した温度が第2範囲外である場合に前記電池を充電しない
ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
【請求項4】
前記送電回路は、前記温度計が測定した温度が前記第2範囲外である場合に前記電池からの電力を前記警報盤へ送電しない
ことを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
【請求項5】
前記温度計が測定した温度が前記第2範囲外である場合に前記充電回路が前記電池を充電しない旨を通知する通知部を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
【請求項6】
前記充電回路は、前記温度計が測定した温度が前記第2範囲の下限未満である場合に前記電池を充電しない
ことを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線により通信回線に接続された警報盤の予備電源を保護する技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
防災装置、警報盤に用いる電池は、例えば、過充電により故障する虞がある。そのため、これらの電池を監視して保護するための技術が開発されている。
【0003】
特許文献1は、予備電源部の電池をニッケル水素電池に交換した場合の電池状態の監視制御を必要最小限の監視機能の追加により簡単に行うことを可能とする防災装置を開示する。この特許文献1の防火装置は、ニッケル水素電池の電池収納ケースに設けたサーミスタ等の温度センサで検出した温度検出信号を入力し、検出温度が所定の閾値温度以上となった場合に高温異常を判定し、高温判定信号を出力制御部に出力する温度監視部を有する。そして、この防火装置は、高温判定信号が出力されると、ニッケル水素電池に対する充電を遮断停止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-057302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、寒冷地では温度が低くなると停電時に電池からの電源の供給が保証できない、という課題がある。
【0006】
特許文献1に記載の技術における温度監視部は、電池収納ケースの温度が閾値以上になると高温異常を判定して電池への充電を遮断する。しかし、この技術は、電池又はその電池の充電回路等が決められた温度よりも低くなったときの動作を定めていない。
【0007】
本発明は、二次電池の温度が保証の範囲外である場合に、二次電池から警報盤への送電を停止して警報盤の不安定な動作を未然に防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するため、本発明は、一の態様において、受電した交流電源を警報盤へ供給する供給回路と、前記交流電源の停電時に前記供給回路に代えて電池からの電力を前記警報盤へ送電する送電回路と、周辺の温度を測定する温度計と、を有し、前記送電回路は、前記停電時に前記温度計が測定した温度が第1範囲外である場合に前記電池からの電力を前記警報盤へ送電しないことを特徴とする電源装置を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、温度が保証の範囲外のときに生じ得る警報盤の不安定な動作を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
防災システム9の全体構成の一の例を示す図。
電源装置1及び警報盤2の構成の例を示す図。
電源装置1の動作の流れの例を示すフロー図。
停電処理の動作の流れの例を示すフロー図。
(【0011】以降は省略されています)
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