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公開番号
2024169023
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086192
出願日
2023-05-25
発明の名称
動力源判別システム
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人瑛彩知的財産事務所
主分類
A62C
37/36 20060101AFI20241128BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】火災車両の動力源を判別可能なシステムを提供する。
【解決手段】本発明に係る動力源判別システムは、火災車両または火災車両候補を撮影した画像を解析して、火災車両または火災車両候補のナンバープレート情報または車名を特定する車両特定部と、車両特定部により特定されたナンバープレート情報または車名に対応する動力源を特定する動力源特定部と、動力源特定部により特定された動力源、または、当該動力源に対応する消火剤の情報を出力する情報出力部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
火災車両または火災車両候補を撮影した画像を解析して、前記火災車両または前記火災車両候補のナンバープレート情報または車名を特定する車両特定部と、
前記車両特定部により特定されたナンバープレート情報または車名に対応する動力源を特定する動力源特定部と、
前記動力源特定部により特定された動力源、または、当該動力源に対応する消火剤の情報を出力する情報出力部と
を備える動力源判別システム。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記動力源特定部により特定された動力源に対応する消火剤を特定する消火剤特定部と、
前記消火剤特定部により特定された消火剤を、放水ヘッドから放出させる放水制御部と
をさらに備える、請求項1に記載の動力源判別システム。
【請求項3】
前記車両特定部は、前記画像を解析して前記火災車両または前記火災車両候補のナンバープレート情報を特定できない場合に、当該ナンバープレート情報に代えて、前記火災車両または前記火災車両候補の車名を特定することを特徴とする、請求項1に記載の動力源判別システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、火災車両の動力源を判別するためのシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、トンネル内で発生した火災を消火するための水噴霧設備が知られている。例えば、特許文献1~3に記載の水噴霧設備では、トンネル内の所定区画毎に、複数の放水ヘッドと、当該放水ヘッドに水を供給する自動弁が設けられており、トンネル内に設置された火災感知器が車両火災を感知すると、当該火災を感知した火災感知器と同区画又は対応する区画の放水ヘッドから水が散布される。この水噴霧設備では、消火剤として水が用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-059648号公報
特開平5-184693号公報
特開平6-223279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在、様々な動力源の車両が存在する。一例を挙げると、ガソリン車、電気自動車、燃料電池車が存在する。これらの車両において火災が発生した場合には、それぞれの動力源に応じた消火剤を選択することが望ましい。例えば、電気自動車には消火剤として水を使用し、ガソリン車と燃料電池車には消火剤として泡水溶液を使用することが望ましい。しかし、消火剤を適切に使い分けるには、火災車両の動力源を判別する必要がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、火災車両の動力源を判別可能なシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本発明に係る動力源判別システムは、火災車両または火災車両候補を撮影した画像を解析して、前記火災車両または前記火災車両候補のナンバープレート情報または車名を特定する車両特定部と、前記車両特定部により特定されたナンバープレート情報または車名に対応する動力源を特定する動力源特定部と、前記動力源特定部により特定された動力源、または、当該動力源に対応する消火剤の情報を出力する情報出力部とを備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、火災車両の動力源を判別可能なシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、消火設備100の一例を示す。
図2は、自動弁104の構成例を示す。
図3は、制御装置105の構成例を示す。
図4は、車両情報-動力源テーブル321の一例を示す。
図5は、動力源-消火剤テーブル322の一例を示す。
図6は、消火処理600の一例を示す。
図7は、車名-動力源テーブル700の一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
1.実施例
本発明の一実施例について、図面を参照して説明する。
1-1.構成
図1は、本発明の一実施例に係る消火設備の一例を示す。
同図に示す消火設備100は、トンネル106に設置されている。このトンネル106は、A~Eの5つの区画に分けられている。
【0009】
消火設備100は、複数の火災検知器101、複数のカメラ102、複数の放水ヘッド103、複数の自動弁104、制御装置105により構成されている。
【0010】
火災検知器101は、トンネル106の区画ごとに1台ずつ設置されている。この火災検知器101は、制御装置105と電気的に接続されており、火災を検知すると、制御装置105に火災信号を送信する。この火災検知器101は、例えば、赤外線3波長式の炎検知器である。
(【0011】以降は省略されています)
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