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公開番号
2024123784
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2023031456
出願日
2023-03-01
発明の名称
車両用警報装置
出願人
加藤電機株式会社
代理人
個人
主分類
G08B
21/02 20060101AFI20240905BHJP(信号)
要約
【課題】乗員の置き去りを車室内での乗員の動きとは異なる手段で検知できる車両用警報装置を提供する。
【解決手段】車両用警報装置1は、児童送迎の車両5に用いられるものであり、車室3内の乗員の存在を検知する検知センサ7と、検知センサ7の信号に基づいて車室3外に発報する外部発報部8とを備える。
ここで、検知センサ7は、音を検知する音響センサであり、車両5の駆動手段停止後の所定時間経過後に検知センサ7により、車室3内で乗員の存在が確認された際に、外部発報部8が発報する。
これにより、車室3内に乗員が置き去りにされても、乗員の発する泣き声等に検知センサ7が反応することで、乗員の置き去りを車室3外に知らせることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車室内の乗員の存在を検知する検知センサと、前記検知センサの信号に基づいて前記車室外に発報する外部発報部とを備える児童送迎の車両に用いられる車両用警報装置において、
前記検知センサは、音を検知する音響センサであり、
前記車両の駆動手段停止後の所定時間経過後に前記検知センサにより、前記車室内で乗員の存在が確認された際に、前記外部発報部が発報することを特徴とする車両用警報装置。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両用警報装置において、
前記検知センサにより検知される音の周波数が1200Hz~2000Hzの周波数である場合に、前記外部発報部が発報することを特徴とする車両用警報装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の車両用警報装置において、
前記車室は乗員の歩行可能な通路が形成され、
前記車両の駆動手段停止時に前記車室内に発報する内部発報部と、
前記通路を経由した位置に存する前記内部発報部の発報を停止させる停止部とを具備し、
前記停止部を操作する操作乗員の停止操作と、前記操作乗員の前記通路を経由して前記停止部にまで至る歩行動作に対応する前記検知センサの信号に基づき、前記内部発報部の発報は停止することを特徴とする車両用警報装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用警報装置、特に児童送迎の車両に用いられる車両用警報装置に係るものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、児童送迎の車両である送迎バス等の車室内に児童が置き去りにされて閉じ込められてしまう事故が多発している。
これは、送迎バス等が体格が大きく、児童の体格が小さいため、死角が生じやすくなっており、注意深く各シートにおける最終確認を行わないと児童の存在を見落としてしまうことに起因している。
【0003】
そこで、従来から存在する車両用盗難防止装置(例えば、特許文献1参照。)を応用して、児童等の乗員の車室内の置き去りを防止する車両用警報装置が提案されている。
このような車両用警報装置では、乗員の車室内における動きを検知する検知センサと、検知センサの信号に基づいて車室外に発報する外部発報部とを備えている。
【0004】
そして、置き去りにされた乗員が車室内で動くことにより検知センサで動きが検知され、この検知センサによる信号に基づいて外部発報部が車室外に発報することで、車室内に乗員が取り残されていることを周囲に知らせることができる。
しかし、特許文献1の検知センサは振動検知センサであるため、風等による振動をも誤検知してしまう虞がある。また、風等による振動とは異なる振動であることを判別するためには、装置全体が複雑化してしまう問題もある。
【0005】
また、車室内に置き去りにされた乗員は必ずしも車室内で動いているとは限らないため、乗員の動きとは異なる手段での車室内の乗員の置き去りを検知できる方法の確立が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-177170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、車室内での乗員の置き去りを乗員の動きとは異なる手段で検知できる車両用警報装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の車両用警報装置は、児童送迎の車両に用いられるものであり、車室内の乗員の存在を検知する検知センサと、検知センサの信号に基づいて車室外に発報する外部発報部とを備える。
【0009】
ここで、検知センサは、音を検知する音響センサであり、車両の駆動手段停止後の所定時間経過後に検知センサにより、車室内で乗員の存在が確認された際に、外部発報部が発報する。
【0010】
これにより、車室内に乗員が置き去りにされても、乗員の発する泣き声等に検知センサが反応することで、乗員の置き去りを車室外に知らせることができる。
すなわち、車室内に置き去りにされた乗員である児童が動いていない場合であっても、動きと異なる手段で車室内での乗員である児童の存在を検知でき車室外に知らせることが可能となる。
さらに、車室内に置き去りにされた乗員である児童がそもそも動くことのできない乳幼児等であっても、泣き声を介して車室内での置き去りを容易に車室外に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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