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公開番号
2024094816
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-10
出願番号
2022211630
出願日
2022-12-28
発明の名称
計測装置
出願人
アズビル株式会社
代理人
個人
主分類
G08C
19/00 20060101AFI20240703BHJP(信号)
要約
【課題】センサを用いて計測を行う処理回路の消費電力を低減する。
【解決手段】計測装置10は、バルブの弁体の位置を電気信号(センサ出力)に変換し、変換した前記電気信号を出力するセンサ20からの前記電気信号に基づいて弁体の位置の計測を行う処理回路30を備える。処理回路30は、弁体の位置の計測を周期的に行う計測モードと、この計測モードよりも計測頻度が低く、計測モードよりも単位時間当たりの平均消費電力の低い節電モードと、を含む複数の動作モードを有し、節電モード中にセンサ20からの電気信号に基づいて弁体の位置の変化開始の有無を監視し、当該変化開始を検出したことを契機として計測モードに移行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
計測対象の物理量を電気信号に変換し、変換した前記電気信号を出力するセンサからの前記電気信号に基づいて前記物理量の計測を行う処理回路を備え、
前記処理回路は、
前記物理量の計測を周期的に行う計測モードと、前記計測モードよりも前記物理量の計測頻度が低く、前記計測モードよりも単位時間当たりの平均消費電力の低い節電モードと、を含む複数の動作モードを有し、
前記節電モード中に前記電気信号に基づいて前記物理量の変化開始の有無を監視し、当該変化開始を検出したことを契機として前記計測モードに移行する、
計測装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記処理回路は、前記計測モード時に、周期的に計測した前記物理量に基づいて前記物理量の変化終了の有無を監視し、当該変化終了を検出したことを契機として前記節電モードに移行する、
請求項1に記載の計測装置。
【請求項3】
前記処理回路は、
前記節電モードにおいて動作し、前記変化開始を検出する検出回路と、
前記計測モードにおいて動作し、前記物理量の計測を行う計測回路と、
前記計測回路の動作を制御する制御回路と、を備え、
前記制御回路は、
前記節電モードにおいて前記検出回路が前記変化開始を検出したことを契機として前記計測回路による前記物理量の計測頻度を上昇させることで前記動作モードを前記節電モードから前記計測モードに移行させ、
前記節電モードの期間のうちの前記物理量の計測が行われない期間に、前記計測回路を動作させない、
請求項1に記載の計測装置。
【請求項4】
前記検出回路は、前記電気信号の変化量を求め、求めた前記変化量が予め定められた閾値に達したときに前記変化開始を検出する、
請求項3に記載の計測装置。
【請求項5】
前記処理回路は、任意の値を前記閾値として設定する閾値設定回路をさらに備える、
請求項4に記載の計測装置。
【請求項6】
前記制御回路は、前記計測回路による前記物理量の計測周期を、前記計測モードでは第1周期とし、前記節電モードでは前記第1周期よりも長い第2周期とする、
請求項3に記載の計測装置。
【請求項7】
前記制御回路は、前記一部の期間に動作を停止する、
請求項3に記載の計測装置。
【請求項8】
前記処理回路は、前記センサを駆動する駆動電力を前記センサに供給する電源回路をさらに備え、
前記制御回路は、前記節電モードの期間のうち、前記検出回路が動作しかつ前記計測回路による前記物理量の計測が行われていない期間中に、前記駆動電力を前記計測モードでの前記駆動電力よりも小さくするように前記電源回路を制御する、
請求項3に記載の計測装置。
【請求項9】
計測対象の物理量を電気信号に変換し、変換した前記電気信号を出力するセンサからの前記電気信号に基づいて前記物理量の計測を行う処理回路を備え、
前記処理回路は、
前記物理量の計測を周期的に行う計測モードと、前記センサを駆動する駆動電力を前記計測モードよりも小さくする、前記計測モードよりも単位時間当たりの平均消費電力の低い節電モードと、を含む複数の動作モードを有し、
前記節電モード中に前記電気信号に基づいて前記物理量の変化開始の有無を監視し、当該変化開始を検出したことを契機として前記計測モードに移行する、
計測装置。
【請求項10】
前記センサをさらに備え、
前記物理量は、弁体の位置である、
請求項1又は9に記載の計測装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、計測装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、流量計又は温湿度計などの計測装置の通信相手の装置との通信周期を可変として省電力を図る技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-166151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1では、センサを用いて計測を行う処理回路の消費電力について考慮されていない。
【0005】
本発明は、センサを用いて計測を行う処理回路の消費電力を低減することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る計測装置は、計測対象の物理量を電気信号に変換し、変換した前記電気信号を出力するセンサからの前記電気信号に基づいて前記物理量の計測を行う処理回路を備え、前記処理回路は、前記物理量の計測を周期的に行う計測モードと、前記計測モードよりも前記物理量の計測頻度が低く、前記計測モードよりも単位時間当たりの平均消費電力の低い節電モードと、を含む複数の動作モードを有し、前記節電モード中に前記電気信号に基づいて前記物理量の変化開始の有無を監視し、当該変化開始を検出したことを契機として前記計測モードに移行する。
【0007】
一例として、前記処理回路は、前記計測モード時に、周期的に計測した前記物理量に基づいて前記物理量の変化終了の有無を監視し、当該変化終了を検出したことを契機として前記節電モードに移行する。
【0008】
一例として、前記処理回路は、前記節電モードにおいて動作し、前記変化開始を検出する検出回路と、前記計測モードにおいて動作し、前記物理量の計測を行う計測回路と、前記計測回路の動作を制御する制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記節電モードにおいて前記検出回路が前記変化開始を検出したことを契機として前記計測回路による前記物理量の計測頻度を上昇させることで前記動作モードを前記節電モードから前記計測モードに移行させ、前記節電モードの期間のうちの前記物理量の計測が行われない期間に、前記計測回路を動作させない。
【0009】
一例として、前記検出回路は、前記電気信号を時間微分し、時間微分により得られた微分値が予め定められた閾値に達したときに前記変化開始を検出する。
【0010】
一例として、前記処理回路は、任意の値を前記閾値として設定する閾値設定回路をさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)
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