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公開番号2024178699
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023097039
出願日2023-06-13
発明の名称監視装置、監視方法および監視プログラム
出願人アズビル株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G05B 23/02 20060101AFI20241218BHJP(制御;調整)
要約【課題】膨大な数の設備機器が自動制御により正しく制御されているか否かを自動で確認する。
【解決手段】実施形態に係る監視装置100は、制御システムにより制御対象に対して行われる制御内容であって、予め設定された制御内容を含む制御情報と、制御システムにより制御対象に対して行われた制御内容を含む履歴情報とを取得する取得部122と、取得部122によって取得された制御情報と履歴情報とを照合し、当該制御情報に含まれる所定の時刻における制御内容と、当該履歴情報に含まれる所定の時刻に対応する時刻において行われた制御内容とが一致するか否かを判定する判定部123と、判定部123によって一致しないと判定された場合には、一致しないと判定された制御情報に含まれる制御内容および履歴情報に含まれる制御内容のうち、少なくともいずれか一つを出力する出力部125とを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
制御システムにより制御対象に対して行われる制御内容であって、予め設定された制御内容を含む制御情報と、前記制御システムにより前記制御対象に対して行われた制御内容を含む履歴情報とを取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記制御情報と前記履歴情報とを照合し、当該制御情報に含まれる所定の時刻における制御内容と、当該履歴情報に含まれる前記所定の時刻に対応する時刻において行われた制御内容とが一致するか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって一致しないと判定された場合には、一致しないと判定された前記制御情報に含まれる前記制御内容および前記履歴情報に含まれる前記制御内容のうち、少なくともいずれか一つを出力する出力部と
を有することを特徴とする監視装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記取得部によって取得された前記制御情報と前記履歴情報とを照合し、当該制御情報に含まれる所定の時刻における前記制御内容および制御を行った自動制御と、当該履歴情報に含まれる所定の時刻に対応する時刻において行われた前記制御内容および制御を行った自動制御とが一致するか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項3】
前記判定部によって一致しないと判定された前記制御情報に含まれる前記制御内容と、前記履歴情報に含まれる前記制御内容とを用いて、不一致を分類する分類部
をさらに有し、
前記出力部は、さらに、前記分類部によって分類された不一致の分類結果を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項4】
前記分類部は、前記判定部によって一致しないと判定された前記制御情報に含まれる前記制御内容と、前記履歴情報に含まれる前記制御内容とを照合し、不一致である項目の種類および内容に応じて、不一致を分類する
ことを特徴とする請求項3に記載の監視装置。
【請求項5】
対象範囲の指定を受け付ける受付部をさらに有し、
前記取得部は、
前記受付部によって受け付けた前記対象範囲の情報を用いて、前記対象範囲における前記制御情報と、前記履歴情報とを取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項6】
監視装置が実行する監視方法であって、
制御システムにより制御対象に対して行われる制御内容であって、予め設定された制御内容を含む制御情報と、前記制御システムにより前記制御対象に対して行われた制御内容を含む履歴情報とを取得する取得工程と、
前記取得工程によって取得された前記制御情報と前記履歴情報とを照合し、当該制御情報に含まれる所定の時刻における制御内容と、当該履歴情報に含まれる前記所定の時刻に対応する時刻において行われた制御内容とが一致するか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程によって一致しないと判定された場合には、一致しないと判定された前記制御情報に含まれる前記制御内容および前記履歴情報に含まれる前記制御内容のうち、少なくともいずれか一つを出力する出力工程と
を含むことを特徴とする監視方法。
【請求項7】
制御システムにより制御対象に対して行われる制御内容であって、予め設定された制御内容を含む制御情報と、前記制御システムにより前記制御対象に対して行われた制御内容を含む履歴情報とを取得する取得ステップと、
前記取得ステップによって取得された前記制御情報と前記履歴情報とを照合し、当該制御情報に含まれる所定の時刻における制御内容と、当該履歴情報に含まれる前記所定の時刻に対応する時刻において行われた制御内容とが一致するか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップによって一致しないと判定された場合には、一致しないと判定された前記制御情報に含まれる前記制御内容および前記履歴情報に含まれる前記制御内容のうち、少なくともいずれか一つを出力する出力ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする監視プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、監視装置、監視方法および監視プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、工場やビル施設等に存在する設備機器を監視する技術が存在する(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-146250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、膨大な数の設備機器が自動制御により正しく制御されているか否かを自動で確認することができない場合があった。例えば、従来技術では、対象とする設備機器に対して、本来の意図と異なる制御方法により制御が行われた場合に、その事実を確認することが困難であった。また、従来技術では、自動制御の制御確認に際してユーザによる確認工程が必要であり、多大な手間と労力とが必要であった。本発明が解決しようとする課題としては、上述した問題が例として挙げられる。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、膨大な数の設備機器が自動制御システムにより正しく制御されているか自動で確認する監視装置、監視方法および監視プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の監視装置は、制御システムにより制御対象に対して行われる制御内容であって、予め設定された制御内容を含む制御情報と、前記制御システムにより前記制御対象に対して行われた制御内容を含む履歴情報とを取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記制御情報と前記履歴情報とを照合し、当該制御情報に含まれる所定の時刻における制御内容と、当該履歴情報に含まれる前記所定の時刻に対応する時刻において行われた制御内容とが一致するか否かを判定する判定部と、前記判定部によって一致しないと判定された場合には、一致しないと判定された前記制御情報に含まれる前記制御内容および前記履歴情報に含まれる前記制御内容のうち、少なくともいずれか一つを出力する出力部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、膨大な数の設備機器が自動制御システムにより正しく制御されているかを自動で確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、従来技術について説明するための図である。
図2は、従来技術について説明するための図である。
図3は、実施形態に係る監視システムの構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る監視装置の構成の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る監視装置が行う処理の一例を示す図である。
図6は、実施形態に係る監視装置が行う処理の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る監視装置が行う処理の一例を示す図である。
図8は、実施形態に係る監視装置が行う処理の一例を示す図である。
図9は、実施形態に係る監視装置が行う処理の一例を示す図である。
図10は、実施形態に係る監視装置が行う処理の一例を示す図である。
図11は、実施形態に係る監視装置による処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図12は、監視プログラムを実行するコンピュータの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本願に係る監視装置、監視方法および監視プログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示しており、重複する説明は適宜省略する。
【0010】
[はじめに]
従来、多数の自動制御システムによって、工場やビル施設等に存在する膨大な数の設備機器が制御されている。1つの自動制御システムには様々なスケジュール計画やイベント条件が設定され、スケジュール計画やイベント条件ごとに多数の設備機器が登録されている。そして、スケジュール計画に則ったスケジュール制御や、イベント条件に則ったイベントプログラム制御といった自動制御が存在する。
(【0011】以降は省略されています)

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