TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024172378
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090052
出願日2023-05-31
発明の名称配送システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G05D 1/43 20240101AFI20241205BHJP(制御;調整)
要約【課題】収納棚前の所定の領域内の障害物を取り除くように人に要求することが可能な配送システム等を提供する。
【解決手段】配送システム1は収納棚30と収納棚まで移動し物品を配送可能な配送ロボット10と、収納棚の周辺にある障害物を検知する1つ以上の検知部18と、配送ロボットを含む配送システムの動作を制御する制御部100と、を備える。検知部により、収納棚付近の所定の領域内に障害物があることを検知した場合、かつ、制御部100が、障害物により、前記配送ロボットが物品を前記収納棚に配送できないと判断した場合、制御部100は、検知された前記障害物を前記所定の領域から取り除くように報知するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
収納棚と、
前記収納棚まで移動し物品を配送可能な配送ロボットと、
前記収納棚の周辺にある障害物を検知する1つ以上の検知部と、
配送ロボットを含む配送システムの動作を制御する制御部と、
を備え、
前記検知部により、収納棚付近の所定の領域内に障害物があることを検知した場合、かつ、前記制御部が、前記障害物により、前記配送ロボットが物品を前記収納棚に配送できないと判断した場合、
前記制御部は、検知された前記障害物を前記所定の領域から取り除くように報知するように構成された、配送システム。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記検知部により通行人を検知した場合、当該障害物を所定の領域内から取り除くように当該通行人に要求し、前記検知部により前記障害物が取り除かれることが検知されるまで、前記配送ロボットを待機させるように構成されている、請求項1に記載の配送システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記検知部により撮影された前記障害物の撮影画像とともに障害物取り除き要求を特定の人の通信端末に通知するように構成されている、請求項1に記載の配送システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記撮影画像とともに特定の人に障害物取り除き要求を通知する場合、前記検知部により前記障害物が除去されることが検知されるまでの間に、前記配送ロボットを、別の収納棚まで移動させ、別の物品を配送させるように構成されている、請求項3に記載の配送システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記配送ロボットに設けられた検知部とは異なる別の検知部により、収納棚付近の所定の領域内に障害物があることが検知された場合、かつ、前記制御部が、前記障害物により、前記配送ロボットが物品を前記収納棚に配送できないと判断した場合、
前記制御部は、検知された前記障害物を前記所定の領域から取り除くように特定の人の通信端末に通知するように構成されている、請求項1に記載の配送システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配送システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
AGV(automated guided vehicle)などの車両が荷物をエンドユーザーのロッカーに配送する際に車両が荷物をロッカーに収納する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-061816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
配送ロボットが物品を収納棚に収納するには、収納棚付近の所定の領域内に停車する必要がある。しかし、収納棚付近の所定の領域内に障害物が存在する場合、配送ロボットが、収納棚付近の所定の領域内に停車できない場合がある。そのため、配送ロボットが物品を収納棚に収納する動作を実行することができない。
【0005】
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、収納棚前の所定の領域内の障害物を取り除くように人に要求することが可能な配送システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の配送システムは、
収納棚と、
前記収納棚まで移動し物品を配送可能な配送ロボットと、
前記収納棚の周辺にある障害物を検知する1つ以上の検知部と、
配送ロボットを含む配送システムの動作を制御する制御部と、
を備え、
前記検知部により、収納棚付近の所定の領域内に障害物があることを検知した場合、かつ、前記制御部が、前記障害物により、前記配送ロボットが物品を前記収納棚に配送できないと判断した場合、
前記制御部は、検知された前記障害物を前記所定の領域から取り除くように報知するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、収納棚前の所定の領域内の障害物を取り除くように人に要求することが可能な配送システム等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1にかかる配送システムを説明する概略斜視図である。
実施形態1にかかる配送システムの機能を説明するブロック図である。
実施形態1にかかる障害物の除去後の配送ロボットの配送を説明する斜視図である。
実施形態1にかかる配送ロボットによる通信端末への報知と別の収納棚への配送を説明する斜視図である。
実施形態1にかかる配送ロボットが収納棚に到着する前に、収納棚前の障害物が検知される例を説明する斜視図である。
実施形態2にかかる配送システムの配送ロボットと収納棚を説明する概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
【0010】
実施形態1
以下、図面を参照して実施形態1にかかる配送システムについて説明する。
図1は、配送システム1の概要を説明する概略斜視図である。配送システム1は、物流におけるラストワンマイル、すなわち、最終拠点からエンドユーザーへの物流サービスに用いられ得る。配送システム1は、配送ロボット10と収納棚30を備える。収納棚30はスマートポストとも呼ばれ、配送ロボットがエンドユーザーに物品を手渡しする必要はなく、配送を完了することができる。収納棚は、例えば、エンドユーザーが住む集合住宅の各部屋に設置され得る。収納棚内に収納された物品には、住民(エンドユーザー)が部屋の中からもアクセスし、物品を出し入れすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
無人作業システム
20日前
アズビル株式会社
制御装置
13日前
村田機械株式会社
産業機械
1か月前
トヨタ自動車株式会社
自律移動体
1か月前
コフロック株式会社
流量制御装置
14日前
株式会社丸和製作所
入力機器
13日前
トヨタ自動車株式会社
配送システム
2か月前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社フジキン
流量制御装置
13日前
アズビル株式会社
パラメータ調整装置
1か月前
株式会社フジキン
流体制御装置
2か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
6日前
株式会社明電舎
車両
1か月前
株式会社村田製作所
温度補償回路
20日前
株式会社ダイフク
搬送設備
21日前
トヨタ自動車株式会社
ロボットシステム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
ロボットシステム
1か月前
ローム株式会社
電源回路
2か月前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
2か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
ローム株式会社
電源回路
2か月前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
21日前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
21日前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
27日前
トヨタ自動車株式会社
群制御システム及び方法
2か月前
東フロコーポレーション株式会社
流量制御装置
2か月前
旭精機工業株式会社
監視データ処理装置
28日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
14日前
株式会社ダイフク
情報表示システム
2か月前
ブラザー工業株式会社
数値制御装置及び工作機械
1か月前
株式会社日立製作所
移動体制御システム
2か月前
ローム株式会社
リニア電源
2か月前
ローム株式会社
リニア電源
2か月前
株式会社ディスコ
搬送車
1か月前
株式会社日立製作所
診断装置および診断方法
1か月前
ローム株式会社
定電圧生成回路
1か月前
続きを見る