TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024158986
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023074678
出願日2023-04-28
発明の名称搬送ロボット
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G05D 1/43 20240101AFI20241031BHJP(制御;調整)
要約【課題】搬送物を搭載する車台から上方に延びるスタンドを配設しても、車台の全方位からの電波について受信状態の悪化を防止することが可能な搬送ロボットを提供する。
【解決手段】搬送ロボット100は、搬送物を搭載する車台110と、車台110から上方に延びるスタンド120と、外部装置と所定周波数帯の電波で無線通信を行う無線通信部と、を備える。上記無線通信部は、車台110の少なくとも水平方向外側からの電波を受信するように配設された第1無線通信アンテナ102及び第2無線通信アンテナ103を備える。第1無線通信アンテナ102と第2無線通信アンテナ103とは、車台110の水平方向について、互いに車台110の中央部分を挟んだ反対の端面側に配設されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
搬送物を搭載する車台と、
前記車台から上方に延びるスタンドと、
外部装置と所定周波数帯の電波で無線通信を行う無線通信部と、
を備え、
前記無線通信部は、前記車台の少なくとも水平方向外側からの電波を受信するように配設された第1無線通信アンテナ及び第2無線通信アンテナを備え、
前記第1無線通信アンテナと前記第2無線通信アンテナとは、前記車台の水平方向について、互いに前記車台の中央部分を挟んだ反対の端面側に配設されている、
搬送ロボット。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記第1無線通信アンテナは、前記スタンドの内部に前記スタンドの延びる方向に沿って配設されている、
請求項1に記載の搬送ロボット。
【請求項3】
前記スタンドは、前記第1無線通信アンテナが配設された部分を覆い、前記スタンドの外筐の一部をなす非導電性のカバーを備える、
請求項2に記載の搬送ロボット。
【請求項4】
前記スタンドは、前記車台の前方部分又は後方部分において、前記車台の左右方向における一端側に配設される、
請求項1又は2に記載の搬送ロボット。
【請求項5】
前記スタンドは、前記車台の前方部分又は後方部分において、前記車台の左右方向における中央部分に配設される、
請求項1又は2に記載の搬送ロボット。
【請求項6】
前記スタンドは、前記車台の側方部分において、前記車台の前後方向における一端側に配設される、
請求項1又は2に記載の搬送ロボット。
【請求項7】
前記スタンドは、前記車台の側方部分において、前記車台の前後方向における中央部分に配設される、
請求項1又は2に記載の搬送ロボット。
【請求項8】
前記第2無線通信アンテナは、前記車台の内部の位置に配設されている、
請求項1又は2に記載の搬送ロボット。
【請求項9】
前記第2無線通信アンテナは、前記車台の内部の位置であって、前記第1無線通信アンテナの配設位置に対し前記車台の水平方向における対角線上の向かい合う位置に配設されている、
請求項1又は2に記載の搬送ロボット。
【請求項10】
前記第2無線通信アンテナは、前記車台の内部の位置に配設されており、
前記車台は、前記第2無線通信アンテナが配設された部分を覆い、前記車台の外筐の一部をなす非導電性のカバーを備える、
請求項1又は2に記載の搬送ロボット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、搬送ロボットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、通信用アンテナの良好なアンテナ性能と搭載性を向上させることを目的とした車内通信用アンテナ構造が開示されている。特許文献1に記載の車内通信用アンテナ構造では、車両に設置される車載機器と乗員が持ち込んだ機器との通信を可能にするよう車両にアンテナ部が設けられており、このアンテナ部はインストルメントパネルに設けられた車載モニタの裏側に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-166010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は、搬送ロボットにおいて、搬送物を搭載する車台から上方に延びるスタンドを配設することを検討した。このような構成の搬送ロボットでは、スタンドの存在により電波の受信状態が悪化する懸念がある。特許文献1に記載の技術は、全方位からの電波の受信が困難な技術であるため、このような問題を解決できる技術ではない。
【0005】
本開示は、このような問題を解決するためになされたものであり、搬送物を搭載する車台から上方に延びるスタンドを配設しても、車台の全方位からの電波について受信状態の悪化を防止することが可能な搬送ロボットを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る搬送ロボットは、搬送物を搭載する車台と、前記車台から上方に延びるスタンドと、外部装置と所定周波数帯の電波で無線通信を行う無線通信部と、を備え、前記無線通信部は、前記車台の少なくとも水平方向外側からの電波を受信するように配設された第1無線通信アンテナ及び第2無線通信アンテナを備え、前記第1無線通信アンテナと前記第2無線通信アンテナとは、前記車台の水平方向について、互いに前記車台の中央部分を挟んだ反対の端面側に配設されている。上記の構成の搬送ロボットは、搬送物を搭載する車台から上方に延びるスタンドを配設しているものの、第1無線通信アンテナと第2無線通信アンテナとは、車台の水平方向について、互いに車台の中央部分を挟んだ反対の端面側に配設されている。よって、上記の構成の搬送ロボットによれば、搬送ロボットの全方位からの電波、つまり車台の全方位からの電波について受信状態の悪化を防止することが可能になる。
【0007】
前記第1無線通信アンテナは、前記スタンドの内部に前記スタンドの延びる方向に沿って配設されているようにしてもよい。上記の搬送ロボットは、このような構成を採用することにより、第1無線通信アンテナをスタンドに収容し易くなるだけでなく、搬送ロボットから外部装置が遠い位置に存在した場合でも受信状態を良好に保つことができる。
【0008】
前記スタンドは、前記第1無線通信アンテナが配設された部分を覆い、前記スタンドの外筐の一部をなす非導電性のカバーを備えるようにしてもよい。このようなカバーを設けることで外部からアンテナを視認できなくすることができ、上記の搬送ロボットの見栄えを良くすることができる。
【0009】
前記スタンドは、前記車台の前方部分又は後方部分において、前記車台の左右方向における一端側に配設されるようにしてもよい。上記の搬送ロボットは、車台の左右方向における中央部分にスタンドを配設する構成に比べて車台への搬送物の搭載状態が前方から視認し易くなる。
【0010】
あるいは、前記スタンドは、前記車台の前方部分又は後方部分において、前記車台の左右方向における中央部分に配設されるようにしてもよい。上記の搬送ロボットは、車台の左右方向における一端側にスタンドを配設する構成に比べて搬送ロボットの重量バランスが良好になる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
方向検出器
3日前
積水樹脂株式会社
磁性シート
1か月前
ugo株式会社
移動体
3日前
個人
車両レバー操作装置
1か月前
株式会社FUJI
工作機械
2か月前
株式会社豊田自動織機
自動走行体
2か月前
株式会社豊田自動織機
無人走行体
1か月前
エイブリック株式会社
基準電圧回路
1か月前
アズビル株式会社
設定システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
自律移動体
2日前
エイブリック株式会社
基準電圧回路装置
1か月前
オムロン株式会社
自律作業システム
1か月前
株式会社熊谷組
巡回ルート作成装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
搬送ロボット
16日前
トヨタ自動車株式会社
制御システム
3か月前
トヨタ自動車株式会社
搬送システム
26日前
株式会社ダイヘン
電力変換装置
1か月前
エイブリック株式会社
シャントレギュレータ
1か月前
株式会社ダイヘン
電力変換装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
自律移動システム
2日前
トヨタ自動車株式会社
ロボットシステム
26日前
株式会社ダイフク
搬送設備
2か月前
トヨタ自動車株式会社
位置推定システム
2日前
エイブリック株式会社
ボルテージレギュレータ
1か月前
株式会社FUJI
工作機械の操作システム
9日前
株式会社栗本鐵工所
操作装置
17日前
オムロン株式会社
設計装置および設計方法
1か月前
株式会社フカデン
外周部加工システム
2か月前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
1か月前
株式会社デンソー
電子制御装置
2か月前
東芝ライテック株式会社
管理システム
1か月前
株式会社FUJI
作業機の操作表示システム
1か月前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
26日前
大阪瓦斯株式会社
二次圧制御機構
2か月前
株式会社デンソー
移動体制御装置
2か月前
大阪瓦斯株式会社
二次圧制御機構
2か月前
続きを見る