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公開番号
2024146750
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2024012112
出願日
2024-01-30
発明の名称
基準電圧回路装置
出願人
エイブリック株式会社
代理人
主分類
G05F
1/56 20060101AFI20241004BHJP(制御;調整)
要約
【課題】消費電流と、外部からの応力の影響を抑制した基準電圧回路装置を提供する。
【解決手段】入力電圧VDDに対して定電流を出力する定電流回路101と、
定電流回路に直列に接続され、定電流を入力電流として、入力電流に基づいた出力電圧を生成する電圧生成回路102と、出力電圧を出力する基準電圧出力端子3と、定電流回路101は複数のデプレッション型MOSトランジスタD11、・・D1nが直列接続され、各ゲート幅が同じで各ゲート長の総和が定電流回路の総ゲート長であり、電圧生成回路102は複数のエンハンス型MOSトランジスタE1、・・E1 mが直列接続され、各ゲート幅が同じで各ゲート長の総和が電圧生成回路の総ゲート長であり、各デプレッション型MOSトランジスタ、エンハンス型MOSトランジスタを応力の影響を抑制したトランジスタサイズとした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力電圧に対して定電流を出力する定電流回路と、
前記定電流回路に直列に接続され、前記定電流を入力電流として、前記入力電流に基づいた出力電圧を生成する電圧生成回路と、
前記出力電圧を出力する基準電圧出力端子と、
を備える基準電圧発生装置であって、
前記定電流回路は、デプレッション型MOSトランジスタ回路を含み、前記デプレッション型MOSトランジスタ回路は、デプレッション型MOSトランジスタ回路総ゲート幅とデプレッション型MOSトランジスタ回路総ゲート長を有し、
前記デプレッション型MOSトランジスタ回路は、n個(nは整数2、3、4・・)のデプレッション型MOSトランジスタを含み、
第1のデプレッション型MOSトランジスタから、n番目の第nのデプレッション型MOSトランジスタが直列に接続され、
前記第1のデプレッション型MOSトランジスタは、第1のゲート幅と第1のゲート長を有し、ゲートとソースが接続され、
前記第nのデプレッション型MOSトランジスタは、前記第1のゲート幅と、第nのゲート長を有し、ドレインは、前記入力電圧に接続され、
前記電圧生成回路は、エンハンス型MOSトランジスタ回路を含み、前記エンハンス型MOSトランジスタ回路は、エンハンス型MOSトランジスタ回路総ゲート幅とエンハンス型MOSトランジスタ回路総ゲート長を有し、
前記エンハンス型MOSトランジスタ回路は、m個(mは整数2、3、4・・)のエンハンス型MOSトランジスタとを含み、
第1のエンハンス型MOSトランジスタから、m番目の第mのエンハンス型MOSトランジスタが直列に接続され、
前記第1のエンハンス型MOSトランジスタは、前記第1のゲート幅と、第E1のゲート長を有し、ドレインとゲートが接続され、
前記第mのエンハンス型MOSトランジスタは、前記第1のゲート幅と、第Emのゲート長を有し、
前記第1のデプレッション型MOSトランジスタのソースと前記第1のエンハンス型MOSトランジスタのドレインが前記基準電圧出力端子に接続され、
前記第1のゲート幅は、前記デプレッション型MOSトランジスタ回路総ゲート幅及び前記エンハンス型MOSトランジスタ回路総ゲート幅であり、
前記第1のゲート長から前記第nのゲート長の総和は、前記デプレッション型MOSトランジスタ回路総ゲート長であり、
前記第E1のゲート長から前記Emのゲート長の総和は、前記エンハンス型MOSトランジスタ回路総ゲート長であることを特徴とする基準電圧発生装置。
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【請求項2】
入力電圧に対して定電流を出力する定電流回路と、
前記定電流回路に直列に接続され、前記定電流を入力電流として、前記入力電流に基づいた出力電圧を生成する電圧生成回路と、
前記出力電圧を出力する基準電圧出力端子と、
を備える基準電圧発生装置であって、
前記定電流回路は、デプレッション型MOSトランジスタ回路を含み、前記デプレッション型MOSトランジスタ回路は、デプレッション型MOSトランジスタ回路総ゲート幅とデプレッション型MOSトランジスタ回路総ゲート長を有し、(解説:Wd、Ld)
前記デプレッション型MOSトランジスタ回路は、n個(nは整数2、3、4・・)×p個(pは整数2、3、4・・)のデプレッション型MOSトランジスタを含み、
第1列に第1のデプレッション型MOSトランジスタから、n番目の第nのデプレッション型MOSトランジスタが直列に接続され、
前記第1のデプレッション型MOSトランジスタは、第1のゲート幅と第1のゲート長を有し、ゲートとソースが接続され、
前記第nのデプレッション型MOSトランジスタは、前記第1のゲート幅と、第nのゲート長を有し、ドレインは、前記入力電圧に接続され、
さらに前記第1列と平行に、第p列に第1のデプレッション型MOSトランジスタから、n番目迄のn個のデプレッション型MOSトランジスタが直列に接続され、前記n個のデプレッション型MOSトランジスタが前記第1列から前記第p列まで平行に配置され、
前記第p列の第1のデプレッション型MOSトランジスタは、第pのゲート幅と前記第1のゲート長を有し、ゲートとソースが接続され、
前記p列の第nのデプレッション型MOSトランジスタは、前記第pのゲート幅と、前記第nのゲート長を有し、ドレインは、前記入力電圧に接続され、
前記電圧生成回路は、エンハンス型MOSトランジスタ回路を含み、前記エンハンス型MOSトランジスタ回路は、エンハンス型MOSトランジスタ回路総ゲート幅とエンハンス型MOSトランジスタ回路総ゲート長を有し、
前記エンハンス型MOSトランジスタ回路は、m個(mは整数2、3、4・・)×p個(pは整数2、3、4・・)のエンハンス型MOSトランジスタとを含み、
第1列に第1のエンハンス型MOSトランジスタから、m番目の第mのエンハンス型MOSトランジスタが直列に接続され、
前記第1のエンハンス型MOSトランジスタは、前記第1のゲート幅と、第E1のゲート長を有し、ドレインとゲートが接続され、
前記第mのエンハンス型MOSトランジスタは、前記第1のゲート幅と、第Emのゲート長を有し、
さらに前記第1列と平行に、第p列に(前記p列の)第1のエンハンス型MOSトランジスタから、前記第p列のm番目迄のm個のエンハンス型MOSトランジスタが直列に接続され、前記m個のエンハンス型MOSトランジスタが前記第1列から前記第p列まで平行に配置され、
前記p列の第1のエンハンス型MOSトランジスタは、第pのゲート幅と第1のゲート長を有し、ゲートとソースが接続され、
前記第1列の第1のデプレッション型MOSトランジスタのソースと、前記第1列の第1のエンハンス型MOSトランジスタのドレインと、前記p列の第1のデプレッション型MOSトランジスタのソースと、前記p列の第1のエンハンス型MOSトランジスタドレインが前記基準電圧出力端子に接続され、
前記第1のゲート幅乃至前記第pのゲート幅の総和は、前記デプレッション型MOSトランジスタ回路総ゲート幅及び前記エンハンス型MOSトランジスタ回路総ゲート幅であり、
前記第1のゲート長乃至前記第nのゲート長の総和は、前記デプレッション型MOSトランジスタ回路総ゲート長であり、
前記第E1のゲート長乃至前記Emのゲート長の総和は、前記エンハンス型MOSトランジスタ回路総ゲート長であることを特徴とする基準電圧発生装置。
【請求項3】
前記第1のゲート幅及び前記第2のゲート幅は5μm以下、前記第1のゲート長、前記第1のゲート長乃至前記第8のゲート長は25μm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の基準電圧発生装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基準電圧回路装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
アナログ処理回路で多く利用される基準電圧回路は、出力する基準電圧の高安定性とともに、低消費電流が求められている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-134939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1は温度特性の補償や製造プロセスバラツキを補正して歩留まりの向上を目的としているものである。
【0005】
一般的に、消費電流を低減するためには、基準電圧回路を構成するトランジスタのチャネル長を長くし、ドレイン電流を抑制する。しかし、チャネル長を長くするとその電気特性が、例えば後工程における樹脂封止形成工程における、樹脂の収縮など、半導体チップ以外の外部からの応力の影響を受けやすくなり、基準電圧の安定性が低下する、という課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、
入力電圧に対して定電流を出力する定電流回路と、
前記定電流回路に直列に接続され、前記定電流を入力電流として、前記入力電流に基づいた出力電圧を生成する電圧生成回路と、
前記出力電圧を出力する基準電圧出力端子と、
を備える基準電圧発生装置であって、
前記定電流回路は、デプレッション型MOSトランジスタ回路を含み、前記デプレッション型MOSトランジスタ回路は、デプレッション型MOSトランジスタ回路総ゲート幅とデプレッション型MOSトランジスタ回路総ゲート長を有し、
前記デプレッション型MOSトランジスタ回路は、n個(nは整数2、3、4・・)のデプレッション型MOSトランジスタを含み、
第1のデプレッション型MOSトランジスタから、n番目の第nのデプレッション型MOSトランジスタが直列に接続され、
前記第1のデプレッション型MOSトランジスタは、第1のゲート幅と第1のゲート長を有し、ゲートとソースが接続され、
前記第nのデプレッション型MOSトランジスタは、前記第1のゲート幅と、第nのゲート長を有し、ドレインは、前記入力電圧に接続され、
前記電圧生成回路は、エンハンス型MOSトランジスタ回路を含み、前記エンハンス型MOSトランジスタ回路は、エンハンス型MOSトランジスタ回路総ゲート幅とエンハンス型MOSトランジスタ回路総ゲート長を有し、
前記エンハンス型MOSトランジスタ回路は、m個(mは整数2、3、4・・)のエンハンス型MOSトランジスタとを含み、
第1のエンハンス型MOSトランジスタから、m番目の第mのエンハンス型MOSトランジスタが直列に接続され、
前記第1のエンハンス型MOSトランジスタは、前記第1のゲート幅と、第E1のゲート長を有し、ドレインとゲートが接続され、
前記第mのエンハンス型MOSトランジスタは、前記第1のゲート幅と、第Emのゲート長を有し、
前記第1のデプレッション型MOSトランジスタのソースと前記第1のエンハンス型MOSトランジスタのドレインが前記基準電圧出力端子に接続され、
前記第1のゲート幅は、前記デプレッション型MOSトランジスタ回路総ゲート幅及び前記エンハンス型MOSトランジスタ回路総ゲート幅であり、
前記第1のゲート長から前記第nのゲート長の総和は、前記デプレッション型MOSトランジスタ回路総ゲート長であり、
前記第E1のゲート長から前記Emのゲート長の総和は、前記エンハンス型MOSトランジスタ回路総ゲート長であることを特徴とする基準電圧発生装置とする。
【発明の効果】
【0007】
消費電流と、外部からの応力の影響を抑制した基準電圧回路装置を提供する。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明によって明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態(n=n個、m=m個)に係る基準電圧発生装置を示す回路図である。
本発明の第1の実施形態(n=n個、m=m個)の変形例に係る基準電圧発生装置を示す回路図である。
本発明の第1の実施形態(n=2、m=2)に係る基準電圧発生装置を示す回路図である。
本発明の第2の実施形態(n=n個、m=m個、p=p個)に係る基準電圧発生装置を示す回路図である。
本発明の第2の実施形態(n=n個、m=m個、p=p個)の変形例に係る基準電圧発生装置を示す回路図である。
本発明の第2の実施形態(n=2、m=2、p=2)に係る基準電圧発生装置を示す回路図である。
本発明の第2の実施形態(n=n個、m=m個、p=2)に係る基準電圧発生装置を示す回路図である。
本発明の第2の実施形態(n=n個、m=m個、p=2)の変形例に係る基準電圧発生装置を示す回路図である。
応力の影響によるドレイン電流の変化、トランジスタのゲート幅、ゲート長の関係を示す図である。
基準電圧発生装置を示す回路図である。
基準電圧発生装置を示す断面図である。
本発明の第3の実施形態に係る基準電圧発生装置を示す回路図である。
本発明の第4の実施形態に係る基準電圧発生装置を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴を分かりやすくするために、一部省略して示している場合があり、実際とは異なっていることがある。なお、各図面において同一の構成については同一の符号を付し、重複する部分についてはその詳細な説明は省略する。
【0010】
図10は、本発明の実施形態の基準電圧発生装置100を示す回路図である。
(【0011】以降は省略されています)
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