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公開番号
2025012183
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114831
出願日
2023-07-13
発明の名称
半導体装置
出願人
ミネベアパワーデバイス株式会社
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
G05F
1/56 20060101AFI20250117BHJP(制御;調整)
要約
【課題】
比較的回路規模が小さく、外部電源を必要としない定電圧回路を備えた半導体装置を提供する。
【解決手段】
第1の出力端子と、第2の出力端子と、入力端子と、分圧回路と、デプレッション型NMOSFET素子と、を備え、前記デプレッション型NMOSFET素子のドレインが、前記入力端子に接続され、前記デプレッション型NMOSFET素子のソースが、前記第1の出力端子に接続され、前記分圧回路は、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子にそれぞれ接続されるとともに、前記デプレッション型NMOSFET素子のゲートに接続されることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の出力端子と、
第2の出力端子と、
入力端子と、
分圧回路と、
デプレッション型NMOSFET素子と、を備え、
前記デプレッション型NMOSFET素子のドレインが、前記入力端子に接続され、
前記デプレッション型NMOSFET素子のソースが、前記第1の出力端子に接続され、
前記分圧回路は、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子にそれぞれ接続されるとともに、前記デプレッション型NMOSFET素子のゲートに接続されることを特徴とする半導体装置。
続きを表示(約 2,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の半導体装置であって、
前記デプレッション型NMOSFET素子とは異なる第1のNMOSFET素子をさらに備え、
前記デプレッション型NMOSFET素子のソースが、前記第1のNMOSFET素子のゲートに接続されるとともに、前記第1のNMOSFET素子を介して前記第1の出力端子に接続され、
前記分圧回路は、前記第1のNMOSFET素子を介して前記第1の出力端子に接続され、
前記第1のNMOSFET素子のドレインが、前記入力端子に接続され、
前記第1のNMOSFET素子のソースが、前記第1の出力端子に接続され、
前記第1のNMOSFET素子のゲートが、前記デプレッション型NMOSFET素子のソースおよび前記分圧回路に接続されることを特徴とする半導体装置。
【請求項3】
請求項2に記載の半導体装置であって、
前記分圧回路は、第2のNMOSFET素子と、前記第2のNMOSFET素子に直列接続された第1のツェナーダイオードとを含んで構成され、
前記デプレッション型NMOSFET素子のゲートが、前記第2のNMOSFET素子と前記第1のツェナーダイオードの一端との間に接続されるとともに、前記第2のNMOSFET素子のゲートおよびソースは、前記デプレッション型NMOSFET素子のゲートに接続され、
前記デプレッション型NMOSFET素子のソースおよび前記第1のNMOSFET素子のゲートが、前記第2のNMOSFET素子のドレインに接続され、
前記第1のツェナーダイオードの他端が、前記第2の出力端子に接続されることを特徴とする半導体装置。
【請求項4】
請求項3に記載の半導体装置であって、
第2のツェナーダイオードと、第3のNMOSFET素子と、第4のNMOSFET素子とをさらに備え、
前記第3のNMOSFET素子のドレインが、前記第2のNMOSFET素子のソースおよびゲートに接続され、
前記第3のNMOSFET素子のソースが、前記第1のツェナーダイオードの他端および前記第2の出力端子に接続され、
前記第3のNMOSFET素子のゲートが、前記第2のツェナーダイオードを介して前記第1の出力端子に接続されるとともに、前記第4のNMOSFET素子のドレインに接続され、
前記第4のNMOSFET素子のドレインが、前記第2のツェナーダイオードを介して前記第1の出力端子に接続されるとともに、前記第3のNMOSFET素子のゲートに接続され、
前記第4のNMOSFET素子のソースおよびゲートが、前記第2の出力端子および前記第1のツェナーダイオードの他端に接続されることを特徴とする半導体装置。
【請求項5】
請求項4に記載の半導体装置であって、
前記第1のNMOSFET素子および前記第1の出力端子の間、前記ツェナーダイオードと前記第3のNMOSFET素子と前記第4のNMOSFET素子および前記第2の出力端子の間に、それぞれダイオードを備えることを特徴とする半導体装置。
【請求項6】
請求項1に記載の半導体装置であって、
前記分圧回路は、第2のNMOSFET素子と、前記第2のNMOSFET素子に直列接続された第1のツェナーダイオードとを含んで構成され、
前記デプレッション型NMOSFET素子のゲートが、前記第2のNMOSFET素子と前記第1のツェナーダイオードの一端との間に接続されるとともに、前記第2のNMOSFET素子のゲートおよびソースと前記第1のツェナーダイオードの一端に接続され、
前記デプレッション型NMOSFET素子のソースおよび前記第2のNMOSFET素子のドレインが、前記第1の出力端子に接続され、
前記第1のツェナーダイオードの他端が、前記第2の出力端子に接続されることを特徴とする半導体装置。
【請求項7】
請求項2に記載の半導体装置であって、
前記デプレッション型NMOSFET素子と前記第1のNMOSFET素子と前記分圧回路との組み合わせで構成される定電圧回路が、前記第1の出力端子および前記第2の出力端子間に複数並列に接続され、
前記デプレッション型NMOSFET素子のソースが、1つまたは複数の第1のNMOSFET素子を介して前記第1の出力端子に接続され、
前記分圧回路は、1つまたは複数の第1のNMOSFET素子を介して前記第1の出力端子に接続され、
前記第1のNMOSFET素子のドレインが、直接または1つ以上の第1のNMOSFET素子を介して前記入力端子に接続され、
前記第1のNMOSFET素子のソースが、直接または1つ以上の第1のNMOSFET素子を介して前記第1の出力端子に接続されることを特徴とする半導体装置。
【請求項8】
請求項1に記載の半導体装置であって、
基準電位に接続されたアンプをさらに備え、
前記分圧回路は、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子にそれぞれ接続されるとともに、前記アンプを介して前記デプレッション型NMOSFET素子のゲートに接続されることを特徴とする半導体装置。
【請求項9】
請求項1に記載の半導体装置であって、
前記第1の出力端子と前記デプレッション型NMOSFET素子のソースとの間に接続された第1の抵抗素子をさらに備え、
前記デプレッション型NMOSFET素子のソースが、前記第1の抵抗素子を介して前記第1の出力端子に接続され、
前記分圧回路は、第2の抵抗素子と、前記第2の抵抗素子に直列接続された第3の抵抗素子とを含んで構成され、
前記デプレッション型NMOSFET素子のゲートが、前記第2の抵抗素子と前記第3の抵抗素子の間に接続されることを特徴とする半導体装置。
【請求項10】
請求項1に記載の半導体装置であって、
前記分圧回路は、互いに直列接続された2つの抵抗素子または2つのデプレッション型NMOSFET素子を含んで構成されることを特徴とする半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置の回路構成に係り、特に、定電圧回路に適用して有効な技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
多くの半導体装置には、一定の電圧を維持したり過電圧を防ぐために定電圧回路が搭載されている。定電圧回路は、温度や入力電源電圧が変化しても一定の電圧を供給することができる回路であり、一般的にはツェナーダイオードや三端子レギュレータ等で構成される。
【0003】
図16に、三端子レギュレータを用いた従来の典型的な定電圧回路の例を示す。従来の定電圧回路は、出力端子1,2及び入力端子3の三端子を有しており、主要な構成として、デプレッション型NMOSFET素子5と、基準電圧26に接続されたアンプ10と、抵抗素子28,29等を備えている。
【0004】
本技術分野の背景技術として、例えば、特許文献1のような技術がある。特許文献1には、「少数の部品を追加するだけのきわめて簡単な構造にて出力電圧の温度補償を行うことができると共に、温度補償の度合を容易に調整できる等の効果を奏する直流定電圧回路の温度補償回路」が開示されている。
【0005】
また、特許文献2には、「低い入出力間電位差で安定して動作する電源回路」が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実公平5-42490号公報
特開2020-135372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、図16に示すような従来の定電圧回路では、アンプ等の回路が必要であるため、回路規模が大きく、アンプを駆動する電源が別途必要となる等の課題がある。
【0008】
上記特許文献1及び特許文献2では、上記のような課題は十分に考慮されておらず、改善の余地がある。
【0009】
そこで、本発明の目的は、比較的回路規模が小さく、外部電源を必要としない定電圧回路を備えた半導体装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明は、第1の出力端子と、第2の出力端子と、入力端子と、分圧回路と、デプレッション型NMOSFET素子と、を備え、前記デプレッション型NMOSFET素子のドレインが、前記入力端子に接続され、前記デプレッション型NMOSFET素子のソースが、前記第1の出力端子に接続され、前記分圧回路は、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子にそれぞれ接続されるとともに、前記デプレッション型NMOSFET素子のゲートに接続されることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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