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公開番号2024172787
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090753
出願日2023-06-01
発明の名称表示装置
出願人アズビル株式会社
代理人個人
主分類G09F 13/18 20060101AFI20241205BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】複数の発光部を用いて動的な光による加飾を行うにあたり、発光部の数より少ない光源を使用して実現できる表示装置を提供する。
【解決手段】光が透過する材料からなる導光部19と、導光部19の一端に光を照射する一端側の光源15と、導光部19の他端に光を照射する他端側の光源16とを備える。導光部19の一端と他端との間に接続された第1~第5の発光部21~25と、光源の明るさを制御する制御装置17とを備える。導光部19は、一端側の光源15の光および他端側の光源16の光を第1~第5の発光部21~25に反射させる反射構造20を有する。第1~第5の発光部21~25は、導光部19側から光が入ることにより光り、反射構造20は、一端側の光源15に近いほど、一端側の光源15の光が多く反射するとともに、他端画の光源16に近いほど、他端側の光源16の光が多く反射するように構成されている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
光が透過する材料によって形成された導光部と、
前記導光部の一端に光を照射する一端側の光源と、
前記導光部の他端に光を照射する他端側の光源と、
前記導光部の前記一端と前記他端との間の複数の位置に接続された複数の発光部と、
前記一端側の光源と前記他端側の光源の明るさを制御する制御装置とを備え、
前記導光部は、前記一端側の光源の光および前記他端側の光源の光を前記複数の発光部に反射させる反射構造を有し、
前記発光部は、前記導光部側から光が入ることにより光るように構成され、
前記反射構造は、前記一端側の光源に近いほど、前記一端側の光源の光が多く反射するとともに、前記他端側の光源に近いほど、前記他端側の光源の光が多く反射するように構成されていることを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
請求項1に記載の表示装置において、
前記複数の発光部は、各々の発光部の間に空間が形成されるように構成され、
前記複数の発光部と前記導光部とは、一つの導光部材として形成され、
二つの前記導光部材は、一方の前記導光部材の前記空間に他方の前記導光部材の前記発光部が挿入される状態で並べられ、
前記一端側の光源と前記他端側の光源は、二つの前記導光部材の導光部毎に設けられ、
前記制御装置は、二つの前記一端側の光源の明るさと、二つの前記他端側の光源の明るさとを制御するものであることを特徴とする表示装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の表示装置において、
前記制御装置は、前記導光部の両端に光が照射される第1の状態と、前記導光部の前記一端と前記他端の何れか一方のみに光が照射される第2の状態と、前記導光部の両端に光が照射されることがない第3の状態とを、前記第1の状態から前記第2の状態を経て前記第3の状態に至る順序またはこの順序とは逆の順序で切り替える構成が採られていることを特徴とする表示装置。
【請求項4】
請求項3に記載の表示装置において、
前記制御装置は、前記一端側の光源および前記他端側の光源が点灯状態から消灯状態に至る過程と、消灯状態から点灯状態に至る過程との両方において、前記一端側の光源および前記他端側の光源の明るさが徐々に変わるように制御することを特徴とする表示装置。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の表示装置において、
さらに、前記導光部と、全ての前記光源および前記発光部とを囲む筐体を備え、
前記筐体の前記発光部と対向する部位には、光を通す窓が形成され、
前記制御装置が前記一端側の光源および前記他端側の光源の明るさを制御することにより、複数の前記窓の明るさが順次変わる加飾が施されることを特徴とする表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、動的な光による加飾を施すための表示装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自動車や家電製品などにおいて、製品の付加価値を向上させるための一つの技法として、光を用いた加飾が採用されてきている。光を用いる加飾の中でも点灯箇所が移動する動的な光による加飾は、見る者に視覚的に訴えかけることができる。例えば、一般ユーザーが触れることの多いカードリーダーにおいては、動きのある光加飾を採用することで他の製品にはない付加価値を提供することができる。
【0003】
動的な光による加飾を実現する従来の表示装置としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。特許文献1に示す表示装置は、長尺状の導光板に沿って明るい部分が移動する構成が採られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6915199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載されている表示装置では、例えば、図11に示す装置1のように、複数の長尺状の導光板2を使って光による加飾を行うためには、光源3の数が多く必要になる。図11に示す表示装置1は、左右方向に延びる導光板2が上下方向の複数の位置にそれぞれ設けられている。各々の導光板2は、長手方向の一端に光源3の光が照射されることにより、前面2aが光るように形成されている。
この表示装置1において、複数の導光板1を個別に発光させて明るい部分を上下方向に移動させるためには、導光板1毎に光源2から光を照射しなければならず、導光板1の数と同じ数だけ光源3が必要になる。
【0006】
このように光源3の数が多くなると、光源3の明るさを制御する制御ロジックが複雑になるし、消費電力も増大する。また、電子機器の筐体に光による加飾を施す場合、光源3が多いことが原因で、製品の内部に部品を配置する位置の自由度が低くなる。この電子機器が無線通信を行うものである場合は、光源3を実装する基板が大型化してアンテナに接近し、送受信性能が低下するおそれもある。
【0007】
本発明の目的は、複数の発光部を用いて動的な光による加飾を行うにあたり、発光部の数より少ない光源を使用して実現できる表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的を達成するために本発明に係る表示装置は、光が透過する材料によって形成された導光部と、前記導光部の前記一端に光を照射する一端側の光源と、前記導光部の前記他端に光を照射する他端側の光源と、前記導光部の前記一端と前記他端との間の複数の位置に接続された複数の発光部と、前記一端側の光源と前記他端側の光源の明るさを制御する制御装置とを備え、前記導光部は、前記一端側の光源の光および前記他端側の光源の光を前記複数の発光部に反射させる反射構造を有し、前記発光部は、前記導光部側から光が入ることにより光るように構成され、前記反射構造は、前記一端側の光源に近いほど、前記一端側の光源の光が多く反射するとともに、前記他端側の光源に近いほど、前記他端側の光源の光が多く反射するように構成されているものである。
【0009】
本発明は、前記表示装置において、前記発光部は、各々の発光部の間に空間が形成されるように構成され、前記複数の発光部と前記導光部とは、一つの導光部材として形成され、二つの前記導光部材は、一方の前記導光部材の前記空間に他方の前記導光部材の前記発光部が挿入される状態で並べられ、前記一端側の光源と前記他端側の光源は、二つの前記導光部材の導光部毎に設けられ、前記制御装置は、二つの前記一端側の光源の明るさと、二つの前記他端側の光源の明るさとを制御するものであってもよい。
【0010】
本発明は、前記表示装置において、前記制御装置は、前記導光部の両端に光が照射される第1の状態と、前記導光部の一端と他端の何れか一方のみに光が照射される第2の状態と、前記導光部の両端に光が照射されることがない第3の状態とを、前記第1の状態から前記第2の状態を経て前記第3の状態に至る順序またはこの順序とは逆の順序で切り替える構成が採られていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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