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公開番号
2024176312
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023094768
出願日
2023-06-08
発明の名称
電磁流量計
出願人
アズビル株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01F
1/58 20060101AFI20241212BHJP(測定;試験)
要約
【課題】ケースの円周上の突合せ部分における溶接不良の発生を抑制することを課題とする。
【解決手段】電磁流量計は、流体が流れる測定管と、測定管の軸方向に所定の間隔を空けて測定管の外周面に配置されるとともに、測定管の径方向の外側に向かって突出する一対の壁部と、測定管の外周面上で一対の壁部の間に載置されるセンサ部品と、一対の壁部が有する径方向の2つの端部のうち前記径方向の外側に位置する方の端部の天面に当接するとともに測定管の外周面に沿ってセンサ部品を覆う覆部材とを有し、一対の壁部は、覆部材の周壁の円周上の突合せ部分に設けられたジョッグルの下面に当接する第1の当接面と、ジョッグルの軸方向の側面に当接する第2の当接面とを含む段差部を天面よりも軸方向の内側に有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
流体が流れる測定管と、
前記測定管の軸方向に所定の間隔を空けて前記測定管の外周面に配置されるとともに、前記測定管の径方向の外側に向かって突出する一対の壁部と、
前記測定管の外周面上で前記一対の壁部の間に載置されるセンサ部品と、
前記一対の壁部が有する前記径方向の2つの端部のうち前記径方向の外側に位置する方の端部の天面に当接するとともに前記測定管の外周面に沿って前記センサ部品を覆う覆部材とを有し、
前記一対の壁部は、前記覆部材の周壁の円周上の突合せ部分に設けられたジョッグルの下面に当接する第1の当接面と、前記ジョッグルの前記軸方向の側面に当接する第2の当接面とを含む段差部を前記天面よりも前記軸方向の内側に有することを特徴とする電磁流量計。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記ジョッグルの下面および前記第1の当接面が重複するラップ量は、前記ジョッグルの軸方向の公差と、前記一対の壁部が有する端部の内側面の間隔の公差とに基づいて設定されることを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計。
【請求項3】
前記覆部材の下面および前記一対の壁部が有する端部の天面が重複するラップ量は、前記覆部材の軸方向の公差と、前記一対の壁部が有する前記第2の当接面の間隔の公差とに基づいて設定されることを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計。
【請求項4】
前記覆部材の側面及び前記一対の壁部が有する端部の外側面の間隔は、前記ジョッグルの軸方向の公差と、前記一対の壁部が有する端部の外側面の間隔の公差とに基づいて設定されることを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計。
【請求項5】
前記センサ部品は、前記測定管内で前記流体が流れる方向に対して直交する方向に磁界を発生させる励磁コイルおよび前記流体の通過により発生する起電力を検出する電極を含むことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の電磁流量計。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁流量計に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁流量計では、測定対象とする流体を流す測定管の外周面にセンサ部品が搭載される。例えば、測定管の外周面には、測定管内で流体が流れる方向に対して直交する方向に磁界を発生させる励磁コイルや導電性を有する流体の通過により発生する起電力を取り出す電極などのセンサ部品が組み付けられる。
【0003】
これらのセンサ部品を保護する側面から、測定管の外周面に沿ってセンサ部品を被覆する筒状のケースが巻装される。このようなケースの円周上の突合せ部分は、ケースの円弧長の公差を吸収するために、ジョッグル構造とされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-105929号公報
特開2016-095279号公報
特開平11-339737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記のケースの円周上の突合せ部分には、ジョッグルの幅方向の公差により間隙が生じるので、溶接不良が起こる場合がある。
【0006】
本願はこのような課題を解決するためのものであり、ケースの円周上の突合せ部分における溶接不良の発生を抑制することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願に係る電磁流量計は、流体が流れる測定管と、前記測定管の軸方向に所定の間隔を空けて前記測定管の外周面に配置されるとともに、前記測定管の径方向の外側に向かって突出する一対の壁部と、前記測定管の外周面上で前記一対の壁部の間に載置されるセンサ部品と、前記一対の壁部が有する前記径方向の2つの端部のうち前記径方向の外側に位置する方の端部の天面に当接するとともに前記測定管の外周面に沿って前記センサ部品を覆う覆部材とを有し、前記一対の壁部は、前記覆部材の周壁の円周上の突合せ部分に設けられたジョッグルの下面に当接する第1の当接面と、前記ジョッグルの前記軸方向の側面に当接する第2の当接面とを含む段差部を前記天面よりも前記軸方向の内側に有する。
【0008】
上記の電磁流量計において、前記ジョッグルの下面および前記第1の当接面が重複するラップ量は、前記ジョッグルの軸方向の公差と、前記一対の壁部が有する端部の内側面の間隔の公差とに基づいて設定されてもよい。
【0009】
上記の電磁流量計において、前記覆部材の下面および前記一対の壁部が有する端部の天面が重複するラップ量は、前記覆部材の軸方向の公差と、前記一対の壁部が有する前記第2の当接面の間隔の公差とに基づいて設定されてもよい。
【0010】
上記の電磁流量計において、前記覆部材の側面及び前記一対の壁部が有する端部の外側面の間隔は、前記ジョッグルの軸方向の公差と、前記一対の壁部が有する端部の外側面の間隔の公差とに基づいて設定されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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