特許ウォッチ

公開番号2024163475
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079102
出願日2023-05-12
発明の名称位置推定システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G05D 1/43 20240101AFI20241115BHJP(制御;調整)
要約【課題】地図データのデータ量の増大を抑制することが可能な位置推定システムを提供すること。
【解決手段】本開示の一態様に係る位置推定システムは、複数のエリアの地図データを作成する地図データ作成装置と、地図データを用いて移動ロボットの位置を推定する位置推定装置と、を備えた、位置推定システムであって、地図データ作成装置は、各エリアのマップの解像度がエリア属性に応じた解像度となるように地図データを作成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数のエリアの地図データを作成する地図データ作成装置と、
前記地図データを用いて移動ロボットの位置を推定する位置推定装置と、
を備えた、位置推定システムであって、
前記地図データ作成装置は、各前記エリアのマップの解像度がエリア属性に応じた解像度となるように前記地図データを作成する、
位置推定システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、位置推定システムに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、低解像度の環境地図に加えて、その低解像度の環境地図より対象領域が狭く、且つ、高解像度の環境地図を保持し、低解像度の環境地図と高解像度の環境地図を切り替える移動体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１８９６０５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に開示された構成では、低解像度の環境地図と、高解像度の環境地図と、を共に保持しているため地図データのデータ量が増大してしまう、という課題があった。
【０００５】
本開示は、以上の背景に鑑みなされたものであり、地図データのデータ量の増大を抑制することが可能な位置推定システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示にかかる位置推定システムは、複数のエリアの地図データを作成する地図データ作成装置と、前記地図データを用いて移動ロボットの位置を推定する位置推定装置と、を備えた、位置推定システムであって、前記地図データ作成装置は、各前記エリアのマップの解像度がエリア属性に応じた解像度となるように前記地図データを作成する。この位置推定システムでは、地図データ作成装置が、各エリアのマップの解像度がエリア属性に応じた解像度となるように地図データを作成するため、地図データのデータ量の増大が抑制される。
【発明の効果】
【０００７】
本開示により、地図データのデータ量の増大を抑制することが可能な位置推定システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施の形態１にかかる位置推定システムの構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
【００１０】
＜実施の形態１＞
図１は、実施の形態１にかかる位置推定システム１の構成例を示すブロック図である。図１に示すように、位置推定システム１は、地図データ作成装置１１と、位置推定装置１２と、移動ロボット１３と、ネットワーク５０と、を備える。地図データ作成装置１１、位置推定装置１２及び移動ロボット１３は、有線又は無線のネットワーク５０を介して互いに通信可能に構成されている。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許