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公開番号
2024169034
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086208
出願日
2023-05-25
発明の名称
接続決定支援装置、接続決定支援方法、および接続決定支援プログラム
出願人
アズビル株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H04L
41/0803 20220101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】新規機器の追加による通信量変化を把握するための負荷を削減する。
【解決手段】接続決定支援装置100は、接続予定通信機器300の接続要求が受け付けられた場合に未接続の通信ポートと通信ポートの属性情報とをリストとして表示し、表示されたリストに基づき選択された接続予定通信機器300の接続先ポート情報と接続予定通信機器300の通信に関する情報とを受け付ける。接続決定支援装置100は、接続先ポート情報と接続予定通信機器300の通信に関する情報とに基づき、接続予定通信機器300と接続予定通信機器300の通信相手との通信経路を認識し、接続予定通信機器300の通信に関する情報に含まれる接続予定通信機器300の想定通信量に基づき取得された通信経路に含まれるスイッチングハブの接続ポート毎の通信量と想定通信量とを用いて、通信経路に係る通信量を所定の形式で出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
既存のネットワーク上における新たな通信機器の接続場所の決定を支援する接続決定支援装置であって、
前記ネットワークへの接続を検討する接続予定通信機器の接続要求を受け付ける接続要求受付部と、
前記接続要求受付部により前記接続要求が受け付けられた場合に、未接続の通信ポートと該通信ポートの属性情報とをリストとして表示するリスト表示部と、
前記リスト表示部により表示された前記リストに基づき選択された前記接続予定通信機器の接続先ポート情報を受け付けるポート情報受付部と、
前記接続予定通信機器の通信に関する情報を受け付ける機器情報受付部と、
前記接続先ポート情報と、前記接続予定通信機器の通信に関する情報に基づいて、前記接続予定通信機器と、該接続予定通信機器の通信相手との通信経路を認識する認識部と、
前記接続予定通信機器の通信に関する情報に含まれる該接続予定通信機器の想定通信量を用いて、前記接続予定通信機器を前記ネットワークへ接続して通信を実施した場合の前記通信経路に含まれるスイッチングハブの接続ポート毎の通信量を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記接続ポート毎の通信量と前記想定通信量とを用いて、前記通信経路に係る通信量を所定の形式で出力する出力部と、
を備えることを特徴とする接続決定支援装置。
続きを表示(約 2,600 文字)
【請求項2】
前記機器情報受付部は、
前記接続予定通信機器の通信に関する情報として、前記通信相手の機器を一意に特定するための情報と、前記接続予定通信機器の機器種別と、前記接続予定通信機器の想定通信量とを受け付ける、
ことを特徴とする請求項1に記載の接続決定支援装置。
【請求項3】
前記リスト表示部は、
前記接続予定通信機器が接続対象とするスイッチングハブを所定のツリー形式で表示し、
前記所定のツリー形式で表示された前記接続対象とするスイッチングハブのうち、SNMP対応のスイッチングハブが選択された場合に、未使用のポート番号をリスト形式で表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の接続決定支援装置。
【請求項4】
前記認識部は、
予め収集された前記ネットワークに係るMACアドレステーブル情報、前記スイッチングハブを識別する情報、該スイッチングハブのポート番号に基づいて、前記通信経路を認識する、
ことを特徴とする請求項1に記載の接続決定支援装置。
【請求項5】
前記認識部は、
前記通信経路に含まれるスイッチングハブのうち、前記接続予定通信機器が接続するスイッチングハブを第1の探索対象スイッチングハブとして決定し、
前記通信経路に含まれるスイッチングハブのうち、前記接続予定通信機器の通信相手の機器が接続するスイッチングハブを第2の探索対象スイッチングハブとして決定し、
前記通信経路に含まれるスイッチングハブ毎のMACアドレステーブル情報に、前記第1の探索対象スイッチングハブから前記第2の探索対象スイッチングハブへ至る通信経路に含まれるスイッチングハブの接続情報が含まれるか否かを判定し、
前記判定の結果を記録することで、前記通信経路を認識する、
ことを特徴とする請求項1または4に記載の接続決定支援装置。
【請求項6】
前記認識部は、
前記通信経路に含まれるスイッチングハブのうち、前記接続予定通信機器または前記接続予定通信機器の通信相手の機器がSNMP対応のスイッチングハブに直接接続する場合には、該SNMP対応のスイッチングハブを探索対象スイッチングハブとして決定し、
前記通信経路に含まれるスイッチングハブのうち、前記接続予定通信機器または前記接続予定通信機器の通信相手の機器がSNMP非対応のスイッチングハブに直接接続する場合には、該SNMP非対応のスイッチングハブが接続するSNMP対応のスイッチングハブを探索対象スイッチングハブとして決定する、
ことを特徴とする請求項5に記載の接続決定支援装置。
【請求項7】
前記出力部は、
前記スイッチングハブの接続ポート、前記スイッチングハブ、前記通信経路のうち1つまたは複数の組み合わせについて、前記通信経路に係る通信量を前記所定の形式としてリスト、グラフ、テキストのうち1つまたは複数の組み合わせで出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の接続決定支援装置。
【請求項8】
前記通信経路に係る通信量が所定の閾値を超える場合に、通信量の上限到達についての通知を行う通知部を更に有する、
ことを特徴とする請求項1または7に記載の接続決定支援装置。
【請求項9】
既存のネットワーク上において新たな通信機器の接続場所の決定を支援する接続決定支援方法であって、
前記ネットワークへの接続を検討する接続予定通信機器の接続要求を受け付ける接続要求受付工程と、
前記接続要求受付工程により前記接続要求が受け付けられた場合に、未接続の通信ポートと該通信ポートの属性情報とをリストとして表示するリスト表示工程と、
前記リスト表示工程により表示された前記リストに基づき選択された前記接続予定通信機器の接続先ポート情報を受け付けるポート情報受付工程と、
前記接続予定通信機器の通信に関する情報を受け付ける機器情報受付工程と、
前記接続先ポート情報と、前記接続予定通信機器の通信に関する情報に基づいて、前記接続予定通信機器と、該接続予定通信機器の通信相手との通信経路を認識する認識工程と、
前記接続予定通信機器の通信に関する情報に含まれる想定通信量を用いて、前記ネットワークへと前記接続予定通信機器を接続して通信を実施した場合の前記通信経路に含まれるスイッチングハブの接続ポート毎の通信量を取得する取得工程と、
前記取得工程により取得された前記接続ポート毎の通信量と前記想定通信量とを用いて、前記通信経路に係る通信量を所定の形式で出力する出力工程と、
を含むことを特徴とする接続決定支援方法。
【請求項10】
既存のネットワーク上において新たな通信機器の接続場所の決定を支援する接続決定支援プログラムであって、
前記ネットワークへの接続を検討する接続予定通信機器の接続要求を受け付ける接続要求受付手順と、
前記接続要求受付手順により前記接続要求が受け付けられた場合に、未接続の通信ポートと該通信ポートの属性情報とをリストとして表示するリスト表示手順と、
前記リスト表示手順により表示された前記リストに基づき選択された前記接続予定通信機器の接続先ポート情報を受け付けるポート情報受付手順と、
前記接続予定通信機器の通信に関する情報を受け付ける機器情報受付手順と、
前記接続先ポート情報と、前記接続予定通信機器の通信に関する情報に基づいて、前記接続予定通信機器と、該接続予定通信機器の通信相手との通信経路を認識する認識手順と、
前記接続予定通信機器の通信に関する情報に含まれる想定通信量を用いて、前記ネットワークへと前記接続予定通信機器を接続して通信を実施した場合の前記通信経路に含まれるスイッチングハブの接続ポート毎の通信量を取得する取得手順と、
前記取得手順により取得された前記接続ポート毎の通信量と前記想定通信量とを用いて、前記通信経路に係る通信量を所定の形式で出力する出力手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする接続決定支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、接続決定支援装置、接続決定支援方法、および接続決定支援プログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、IoT(Internet of Things)の普及により、通信を制御するネットワーク機器と、PC(Personal Computer)等の情報処理端末と、センサやフィールド機器等の端末機器とがLAN(Local Area Network)等のネットワークに接続されるようになった。
【0003】
上記の通信ネットワークに新しい機器を接続すると、通信量増加によってシステム全体の負荷が高まり動作の遅延が発生したり、他の機器の通信に不調をきたしたりする場合があるため、事前にシミュレーションを行う場合がある。そこで、ネットワーク構成のどの箇所に新しい機器を接続するかの検討にあたり、新規機器の追加によるネットワーク全体の通信量の変化をシミュレートする方法が提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-067439号公報
特開2022-178238号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、新規機器の追加による通信量変化を把握するための負荷が大きいという課題があった。
【0006】
例えば、従来技術では、新規機器とその通信相手の機器との通信経路の特定、および通信経路上のスイッチングハブを特定することができず、新規機器による通信量増加がどのスイッチングハブに影響するか把握することが難しい。そのため、新規機器を追加する際のシミュレーション実施のための経路把握や設定を別途実施することとなり、工数やコストが大きくなるという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、上記の課題を解決し目的を達成するために、本発明の接続決定支援装置は、既存のネットワーク上における新たな通信機器の接続場所の決定を支援する接続決定支援装置であって、前記ネットワークへの接続を検討する接続予定通信機器の接続要求を受け付ける接続要求受付部と、前記接続要求受付部により前記接続要求が受け付けられた場合に、未接続の通信ポートと該通信ポートの属性情報とをリストとして表示するリスト表示部と、前記リスト表示部により表示された前記リストに基づき選択された前記接続予定通信機器の接続先ポート情報を受け付けるポート情報受付部と、前記接続予定通信機器の通信に関する情報を受け付ける機器情報受付部と、前記接続先ポート情報と、前記接続予定通信機器の通信に関する情報に基づいて、前記接続予定通信機器と、該接続予定通信機器の通信相手との通信経路を認識する認識部と、前記接続予定通信機器の通信に関する情報に含まれる該接続予定通信機器の想定通信量を用いて、前記接続予定通信機器を前記ネットワークへ接続して通信を実施した場合の前記通信経路に含まれるスイッチングハブの接続ポート毎の通信量を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記接続ポート毎の通信量と前記想定通信量とを用いて、前記通信経路に係る通信量を所定の形式で出力する出力部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、新規機器の追加による通信量変化を把握するための負荷を削減する、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係る通信経路の把握と通信量増加のシミュレーションの概要を示す図である。
図2は、本実施形態に係る通信ネットワークの構成の一例を示す図である。
図3は、本実施形態に係る接続決定支援装置に記憶された接続予定通信機器の通信に関する情報の一例を示すテーブル図である。
図4は、本実施形態に係る接続決定支援装置に記憶されたスイッチングハブの接続ポートごとの通信量に関する情報の一例を示すテーブル図である。
図5は、本実施形態に係る接続対象のスイッチングハブに関する情報の入力画面の一例を示す図である。
図6は、本実施形態に係る接続予定通信機器の通信に関する情報の入力画面の一例を示す図である。
図7は、本実施形態に係る通信経路の認識処理についてのフローチャートである。
図8は、本実施形態に係る通信経路の認識処理の一例を示す図である。
図9は、本実施形態に係るシミュレーション結果の表示画面の一例を示す図である。
図10は、本実施形態に係るリスト形式によるシミュレーション結果の表示の一例を示す図である。
図11は、本実施形態に係る接続決定支援手順についてのフローチャートである。
図12は、本実施形態に係る接続決定支援装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
ここから、実施の形態(以降、「実施形態」)について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、共通する構成要素には同一の参照符号を付し、繰り返しの説明を省略する。また、以下に記載する実施形態の説明は、本発明に係る接続決定支援装置、接続決定支援方法、および接続決定支援方法プログラムを限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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