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公開番号
2024167811
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023084155
出願日
2023-05-22
発明の名称
センサ装置
出願人
アズビル株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01F
1/58 20060101AFI20241127BHJP(測定;試験)
要約
【課題】リード線の引き回し部分における耐圧性の向上を実現することを課題とする。
【解決手段】センサ装置は、電極を介して起電力を検出する検出部および起電力を物理量へ変換する変換部を貫通する貫通孔に挿通されるリード線と、変換部側のリード線の外周面に充填されたポッティング材と、ポッティング材よりも検出部側の位置で変換部の筐体の内面および前記リード線の外周を封止するOリングと、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電極を介して起電力を検出する検出部および前記起電力を物理量へ変換する変換部を貫通する貫通孔に挿通されるリード線と、
前記変換部側のリード線の外周面に充填されたポッティング材と、
前記ポッティング材よりも前記検出部側の位置で前記変換部の筐体の内面および前記リード線の外周を封止するOリングと、
を有することを特徴とするセンサ装置。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記Oリングのサイズおよび前記変換部の筐体の内面の径は、前記Oリングの潰し率に基づいて設定されることを特徴とする請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項3】
複数のOリングは、直列に重ねて配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のセンサ装置。
【請求項4】
前記ポッティング材は、弾性ポッティング材であることを特徴とする請求項1または2に記載のセンサ装置。
【請求項5】
前記センサ装置は、電磁流量計であることを特徴とする請求項1または2に記載のセンサ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサ装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
センサ装置の測定原理の1つとして、物理現象に伴って発生する起電力を検出することにより物理量を測定するタイプのセンサ装置が存在する。このようなセンサ装置の例として、流体が磁界中を通過する流れによって発生する起電力を利用して流量を測定する電磁流量計が挙げられる。
【0003】
電磁流量計は、流体が通過する測定管内に磁界を発生させ、流体の通過により発生する起電力を検出する検出部と、検出部により検出される起電力を流体の流量へ変換する変換部とを有する。
【0004】
例えば、電磁流量計の利用シーンの例として、爆発性雰囲気の環境が想定され得ることから、電磁流量計の変換部は耐圧防爆構造とされる側面がある。このような側面から、電磁流量計では、リード線、例えば励磁コイルに接続される励磁線や電極に接続される信号線が変換部へ引き回される際、検出部および変換部の境界部分でリード線の外周面にポッティング材が充填される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6741622号公報
特開平8-271303号公報
特開2023-026686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述のようにリード線の外周面にポッティング材を充填したとしても、リード線およびポッティング材の間で十分な固着性が得られるとは限らない。このため、電磁流量計の変換部の内部が加圧されると、リード線およびポッティング材の間に漏れが発生するので、耐圧試験を満足する耐圧性が確保することが困難である。また、電磁流量計の変換部の内部に熱を加えると、リード線およびポッティング材の間で線膨張係数が異なることが一因となって剥離が発生するので、熱安定試験を満足する耐圧性およびシール性を確保することが困難である。
【0007】
本願はこのような課題を解決するためのものであり、リード線の引き回し部分における耐圧性の向上を実現することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願に係るセンサ装置は、電極を介して起電力を検出する検出部および前記起電力を物理量へ変換する変換部を貫通する貫通孔に挿通されるリード線と、前記変換部側のリード線の外周面に充填されたポッティング材と、前記ポッティング材よりも前記検出部側の位置で前記変換部の筐体の内面および前記リード線の外周を封止するOリングと、を有する。
【0009】
上記のセンサ装置において、前記Oリングのサイズおよび前記変換部の筐体の内面の径は、前記Oリングの潰し率に基づいて設定されてもよい。
【0010】
上記のセンサ装置において、複数のOリングは、直列に重ねて配置されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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