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公開番号2024163973
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-26
出願番号2023079745
出願日2023-05-14
発明の名称地震予測システム
出願人個人
代理人
主分類G01V 1/01 20240101AFI20241119BHJP(測定;試験)
要約【課題】いつどのように断層やプレートが破断や衝突を起こし地震が発生したかの全地球規模でのリアルタイムデータを得ることにより、地震発生のシミュレーションを可能とする。
【解決手段】
地球1の表面に複数箇所設置された素粒子線受信装置2の対向装置の構成を持つ素粒子線受信型地中解析システム3により、地中の構成物質の状態データを取得し、そのデータから、地中の地層や断層の状態やプレートやマグマの流れなどのデータをリアルタイムに取得する。同じく地球1の表面に地震波測定装置4を複数箇所設置し、地球1の表面に出現する地震波データをリアルタイムに取得する。これらのデータを地震予測シミュレーター5に送り、照合することにより、いつどのように断層やプレートが破断や衝突を起こし地震が発生したかの全地球規模でのリアルタイムデータが得られ、地震発生のシミュレーションが可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
素粒子線受信型地中解析システムにより得られたリアルタイムの地中の地層や断層の状態やプレートやマグマの流れなどのデータと、地球の表面に複数箇所設置された地震波測定装置により得られたリアルタイムの地震波データを、地震予測シミュレーターが照合しシミュレーションを実施することにより、いつどのように断層やプレートが破断や衝突を起こし地震が発生したかの全地球規模でのリアルタイムデータが得られ、地震発生のシミュレーションが可能となることを最も主要な特徴とする、地震予測システム。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
地球の表面に複数箇所設置された素粒子線受信装置の対向装置により、地中の地層や断層の状態やプレートやマグマの流れなどのデータをリアルタイムに取得することが可能となることを最も主要な特徴とする、素粒子線受信型地中解析システム。
【請求項3】
素粒子線受信型地中解析システムにより得られたリアルタイムの地中の地層や断層の状態やプレートやマグマの流れなどのデータと、地球の表面に複数箇所設置された地震波測定装置により得られたリアルタイムの地震波データを照合することにより、いつどのように断層やプレートが破断や衝突を起こし地震が発生したかの全地球規模でのリアルタイムデータを取得することが可能となることを最も主要な特徴とする、地震予測シミュレーター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、地震の発生を予測するシステムに関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
現在、自然災害としては台風の進路予測を行うシステムは在るが、地震の発生を予測するシステムは無い。
何故なら、台風の場合、全地球表面の大気の状態や気流の流れや水蒸気の分布などのデータを観測により取得でき、そのデータから進路のシミュレーションができるが、地震の場合は、地中の地層や断層や構成物質の状態やプレートやマグマの流れなどのデータを地表面の極一部しか観測により取得できず、何がいつどのように衝突または破断することにより地震が起きるかのデータを得られないので、地震発生のシミュレーションができないからである。
【0003】
この改善策として、図1に示すように、地球1の表面とその対向の表面に素粒子線受信装置2を設置し、宇宙から来る素粒子線の観測を行い、観測される素粒子線の種類とスペクトルパターンの差分データを取得する。この対向装置を地球1の表面に複数箇所設置した素粒子線受信型地中解析システム3により、地中の構成物質のリアルタイムの状態データを得られる。そのデータから、地中の地層や断層の状態やプレートやマグマの流れなどのデータをリアルタイムに取得できる。
また、同じく地球1の表面に地震波測定装置4を複数箇所設置し、地球1の表面に出現する地震波データをリアルタイムに取得する。
上記のリアルタイムの地中の地層や断層の状態やプレートやマグマの流れなどのデータと、リアルタイムの地震波データを地震予測シミュレーター5に送り、照合することにより、いつどのように断層やプレートが破断や衝突を起こし地震が発生したかの全地球規模でのリアルタイムデータが得られ、地震発生のシミュレーションが可能となる。
そのデータを蓄積していくことにより、更に正確なシミュレーションが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-256183号
特開2003-215737号
特開平09-180899号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
解決しようとする問題点は、地中の地層や断層や構成物質の状態やプレートやマグマの流れなどのデータを地表面の極一部しか観測により取得できず、何がいつどのように衝突または破断することにより地震が起きるかのデータを得られないので、地震発生のシミュレーションができない、という点である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、地球の表面に複数箇所設置された素粒子線受信装置の対向装置の構成を持つ素粒子線受信型地中解析システムにより得られたリアルタイムの地中の地層や断層の状態やプレートやマグマの流れなどのデータと、地球の表面に複数箇所設置された地震波測定装置により得られたリアルタイムの地震波データを、地震予測シミュレーターが照合しシミュレーションを実施することにより、いつどのように断層やプレートが破断や衝突を起こし地震が発生したかの全地球規模でのリアルタイムデータが得られ、地震発生のシミュレーションが可能となることを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の地震予測システムは、今までシミュレーションすることができなかった地震発生のメカニズムを、シミュレーションすることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は地震予測システムを表す概要図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
地震発生のシミュレーションを可能とするため、いつどのように断層やプレートが破断や衝突を起こし地震が発生したかの全地球規模のデータを取得するという目的を、地震予測システムを用いることにより実現した。
【実施例】
【0010】
図1は地震予測システムを表す概要図である。
宇宙から来る素粒子線の観測を行い観測される素粒子線の種類とスペクトルパターンの差分データを取得する、地球1の表面とその対向の表面に設置された素粒子線受信装置2の組み合わせ構成を、地球1の表面に複数箇所設置した、素粒子線受信型地中解析システム3により、地中の構成物質のリアルタイムの状態データを得られ、そのデータから、地中の地層や断層の状態やプレートやマグマの流れなどのデータをリアルタイムに取得できる。
また、同じく地球1の表面に地震波測定装置4を複数箇所設置し、地球1の表面に出現する地震波データをリアルタイムに取得する。
上記のリアルタイムの地中の地層や断層の状態やプレートやマグマの流れなどのデータと、リアルタイムの地震波データを地震予測シミュレーター5に送り、照合することにより、いつどのように断層やプレートが破断や衝突を起こし地震が発生したかの全地球規模でのデータが得られ、地震発生のシミュレーションが可能となる。
そのシミュレーション結果データとリアルデータを蓄積していくことにより、更に正確なシミュレーションが可能となる。
【産業上の利用可能性】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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