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公開番号
2024168448
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085148
出願日
2023-05-24
発明の名称
コンデンサ
出願人
ニチコン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01K
1/14 20210101AFI20241128BHJP(測定;試験)
要約
【課題】センサの位置決めを確実に行いながら小型化できるコンデンサを提供することを目的とする。
【解決手段】コンデンサ1はコンデンサ素子10の温度を計測するための温度センサユニット70を備え、温度センサユニット70のセンサ部71にはクリップ部75が設けられており、センサ部71とクリップ部75とによりコンデンサ素子10の端面電極に電気的に接続された第1のバスバー20を挟持することで温度センサユニット70を第1のバスバー20に固定する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
一対の端面電極を有するコンデンサ素子と、
前記一対の端面電極に電気的に接続される一対のバスバーを含むバスバー体と、
前記コンデンサ素子の状態を検知するセンサユニットと、
前記コンデンサ素子、前記バスバー体の一部および前記センサユニットの一部を封止する封止樹脂と
を備えるコンデンサにおいて、
前記センサユニットが、当該センサユニット自体により挟持することで、または、前記センサユニットが挟持されることで、前記センサユニットが固定される固定部をさらに備えることを特徴とするコンデンサ。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記固定部として、前記センサユニットはクリップ部を有しており、
前記クリップ部と前記センサユニットの本体部とにより、前記バスバー体の一部を挟持する
ことを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ。
【請求項3】
前記センサユニットは、前記コンデンサ素子の状態を検知するセンサ部と、前記センサ部に接続されているケーブル部とを備え、
前記クリップ部は、前記センサ部に設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載のコンデンサ。
【請求項4】
前記バスバー体は、前記一対のバスバーを互いに絶縁した状態にする絶縁部材をさらに備え、
前記絶縁部材が前記固定部として前記センサユニットを挟持する
ことを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ。
【請求項5】
前記センサユニットは前記コンデンサ素子の温度を計測するための温度センサである
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のコンデンサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサを有するコンデンサに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、アルミニウム、亜鉛などを蒸着した一対の金属化フィルムを重ね合わせて巻回または積層し、その一方の第1の端面および他方の第2の端面それぞれに亜鉛、はんだなどの金属を溶射して第1の端面電極および第2の端面電極が形成された金属化フィルムコンデンサ素子(ここでは、「コンデンサ素子」と記載する。)を、第1の端面電極に第1のバスバーを接続し、第2の端面電極に第2のバスバーを接続した状態で、一つの面が開口した箱状をした樹脂ケースに収容し、収容した後に樹脂ケースの空きスペースに樹脂を注入することで製造される、コンデンサがある。
【0003】
このようなコンデンサでは、使用状況によりコンデンサ素子の発熱または過電流などにより不具合が発生する場合がある。
【0004】
そこで、特許文献1に記載されるように、ケース内に温度センサを配置してコンデンサ素子の過熱状態を検知するコンデンサがある。特許文献1に記載のコンデンサでは、隣り合う第1のコンデンサ素子および第2のコンデンサ素子を含む複数のコンデンサ素子を備え、第1のコンデンサ素子の側周面(湾曲部)と第2のコンデンサ素子の側周面(湾曲部)との間にはスペースが形成されており、当該スペースに温度センサが配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2022/190708号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載のコンデンサでは、隣り合う第1のコンデンサ素子の側周面と第2のコンデンサ素子の側周面との間にスペースが形成されているとはいえ、当該スペースに温度センサを設置するために第1のコンデンサ素子と第2のコンデンサ素子とを離間して配置させる必要が生じる場合があり、コンデンサの小型化が困難という問題があった。一方、温度センサを固定するための構成を簡素化することでセンサ設置スペースを小さくしようとすると、温度センサの位置決めが不十分となるおそれがあった。
【0007】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、センサの位置決めを確実に行いながら小型化を図ることができるコンデンサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の目的を達成するために、本発明に係るコンデンサは、一対の端面電極を有するコンデンサ素子と、前記一対の端面電極に電気的に接続される一対のバスバーを含むバスバー体と、前記コンデンサ素子の状態を検知するセンサユニットと、前記コンデンサ素子、前記バスバー体の一部および前記センサユニットの一部を封止する封止樹脂とを備えるコンデンサにおいて、前記センサユニットが、当該センサユニット自体により挟持することで、または、前記センサユニットが挟持されることで、前記センサユニットが固定される固定部をさらに備えることを特徴としている。
【0009】
この構成によれば、センサユニットが、センサユニット自体により挟持することで、または、センサユニットが挟持されることで、センサユニットが固定される固定部を有することにより、センサユニットの位置決めを確実に行いながらコンデンサの小型化を図ることができる。
【0010】
また、前記固定部として、前記センサユニットはクリップ部を有しており、前記クリップ部と前記センサユニットの本体部とにより、前記バスバー体の一部を挟持するようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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