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公開番号2025104902
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223075
出願日2023-12-28
発明の名称電気機器の取付装置
出願人ニチコン株式会社
代理人弁理士法人タス・マイスター
主分類H05K 5/02 20060101AFI20250703BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】被取付面への取付作業を一段と円滑にすることができる電気機器の取付装置を提供する。
【解決手段】被取付面に電気機器を取り付けるための電気機器の取付装置であって、前記被取付面に固定される取付部材と、前記取付部材に対して前記電気機器を揺動可能かつ着脱可能に掛合する掛合部と、前記取付部材において前記掛合部よりも下方位置に設けられ、前記掛合された電気機器に対して突出状態と収納状態との間で進退可能な第1の係合部と、前記電気機器に設けられ、前記電気機器の方向に進出した前記第1の係合部に対して前記揺動の方向に当接可能な第2の係合部と、前記取付部材に設けられ、前記電気機器に接続される配線を引き込むための配線引込み部と、を備え、前記突出状態の前記第1の係合部と前記第2の係合部とが当接した状態において、前記取付部材および前記電気機器の間に配線引込み作業用の間隙を形成可能とする。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
被取付面に電気機器を取り付けるための電気機器の取付装置であって、
前記被取付面に固定される取付部材と、
前記取付部材に対して前記電気機器を揺動可能かつ着脱可能に掛合する掛合部と、
前記取付部材において前記掛合部よりも下方位置に設けられ、前記掛合された電気機器に対して突出状態と収納状態との間で進退可能な第1の係合部と、
前記電気機器に設けられ、前記電気機器の方向に突出した前記第1の係合部に対して前記揺動の方向に当接可能な第2の係合部と、
前記取付部材に設けられ、前記電気機器に接続される配線を引き込むための配線引込み部と、を備え、
前記突出状態の前記第1の係合部と前記第2の係合部とが当接した状態において、前記取付部材および前記電気機器の間に配線引込み作業用の間隙を形成可能とする
ことを特徴とする電気機器の取付装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記第1の係合部は、
前記取付部材に回動可能に軸支された支持部を備え、
前記回動に応じて前記突出状態と前記収納状態との間で進退可能となることを特徴とする請求項1に記載の電気機器の取付装置。
【請求項3】
前記支持部は、前記第1の係合部を水平方向に回動可能に支持し、
前記第1の係合部は、前記突出状態で前記取付部材に位置決め固定される位置決め部を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の電気機器の取付装置。
【請求項4】
前記支持部は、前記第1の係合部を垂直方向に回動可能に支持し、
前記第1の係合部は、前記突出状態で自重により位置決めされる
ことを特徴とする請求項2に記載の電気機器の取付装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、壁面に電気機器を取り付けるための電気機器の取付装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば太陽光発電システムで発電した直流電流を、家庭で使用できる交流電流に変換する装置であるパワーコンディショナ等の電気機器の取付装置として、例えば図15に示すものがある。この取付装置では、家の外壁にねじ等で固定された壁掛け金具2に対して、パワーコンディショナ10を取り付ける壁掛け型構造として、パワーコンディショナ背面に設けられた上下2段のフックを、壁掛け金具2に設けられた上下2段のフック受け3、4に同時に嵌合させるものが考えられている(特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、特許文献1の構成では、パワーコンディショナ10の上下2段のフックを壁掛け金具2の上下2段のフック受け3、4に取り付ける際に、同時に、壁掛け金具2の配線引き込み部から出ている配線5を、パワーコンディショナ背面の配線引き込み部から引き込む必要がある。すなわち、最低でも2人の作業者が必要となり、1人がパワーコンディショナを持ち、他方の1人が配線引き込み作業を行うこととなるため、作業性に難があった。
【0004】
特に、パワーコンディショナ10は、数十kgと重量物であるため、配線引き込み作業の間、重量物を作業者が持ち続ける必要があり、別途仮置き用の台を用意するといった処置が必要であった。
【0005】
かかる問題点を解決するための方法として、図16および図17に示すように、壁掛け金具22の上段フック受け31にパワーコンディショナ100の上段フック180を引っ掛けることによりパワーコンディショナ100を揺動可能に支持し、この状態において、壁掛け金具22とパワーコンディショナ100との間に治具60を挟み込むことにより、壁掛け金具22とパワーコンディショナ100とが嵌合状態となることを阻止し、壁掛け金具22とパワーコンディショナ100との間に配線引込み作業用の間隙を形成維持するものが考えられている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-169219
特開2019-192706
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、着脱式の治具60を用いると、当該治具60を例えばパワーコンディショナ10の内部の所定位置に収納して保管する必要があり、収納忘れがあると、パワーコンディショナ100のメンテナンス時等、配線作業を行う必要がある際に作業が滞る問題があった。
【0008】
この点について、パワーコンディショナ等の電気機器においては、一旦取り付けた後においても、メンテナンス等により一時的に取り外したり、その他の配線作業が必要になったりする場合があり、その都度、治具60を使用する必要があり、治具60を紛失すると作業を円滑に行うことが困難になっていた。
【0009】
また、着脱式の治具60を用いると、これを脱着するための作業工程が多くなるという問題もあった。
【0010】
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、被取付面への取付作業を一段と円滑にすることができる電気機器の取付装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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