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公開番号2025107124
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2024009067
出願日2024-01-06
発明の名称照明システムおよび照明方法
出願人株式会社ISA
代理人個人
主分類H05B 47/19 20200101AFI20250710BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】昇降装置の小型化を実現する
【解決手段】照明システムは、昇降装置、照明装置、および制御装置を含む。昇降装置は、下方に延在するリール線を含み、リール線の長さを変化させるように構成される。リール線は、電力を照明装置に供給するための電力線を含む。照明装置は、リール線と接続され、リール線の長さが変化することによって昇降し、制御装置からの制御信号に応答して、発光素子を発光させるように構成される。制御装置は、発光を制御するための制御信号を生成し、制御信号を無線伝送するための形式に変換するように構成される。照明装置は、制御装置から基地局を介して、変換された制御信号を無線で受信するように更に構成される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
昇降装置、照明装置、および制御装置を備えた照明システムであって、
前記昇降装置は、下方に延在するリール線を含み、前記リール線の長さを変化させるように構成され、前記リール線は、電力を前記照明装置に供給するための電力線を含み、
前記照明装置は、前記リール線と接続され、前記リール線の長さが変化することによって昇降し、前記制御装置からの制御信号に応答して、発光素子を発光させるように構成され、
前記制御装置は、前記発光を制御するための制御信号を生成し、前記制御信号を無線伝送するための形式に変換するように構成され、
前記照明装置は、前記制御装置から基地局を介して、前記変換された制御信号を無線で受信するように更に構成されている、
照明システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御信号は、周波数、時間、および/または信号系列のいずれかで多重伝送される、請求項1に記載の照明システム。
【請求項3】
前記制御装置は、前記変換した制御信号を、指定したネットワークスライスを使用して無線で伝送するように更に構成されている、請求項1に記載の照明システム。
【請求項4】
前記照明装置は、第1の照明装置および第2の照明装置を含み、
前記第1の照明装置は、前記制御装置から前記基地局を介して、前記制御信号を無線で受信し、前記受信した制御信号を前記第2の照明装置に無線で伝送するように構成され、
前記第2の照明装置は、前記第1の照明装置か前記制御信号を無線で直接受信するように構成されている、
請求項1に記載の照明システム。
【請求項5】
前記制御装置は、前記第1の照明装置に前記制御信号を前記第2の照明装置に伝送することを指示する信号を生成し、前記信号を前記第1の照明装置に伝送するように更に構成されている、請求項4に記載の照明システム。
【請求項6】
前記照明装置は、前記リール線に配置されている、請求項1に記載の照明システム。
【請求項7】
前記制御信号は、前記照明装置と前記昇降装置との間の位置関係に応じて、前記発光を制御することを示す、請求項6に記載の照明システム。
【請求項8】
前記制御信号は、前記リール線の長さが変化することによって前記照明装置が下降するとき、前記照明装置が視認可能な状態になったことに応答して前記発光素子を発光させることを示す、請求項7に記載の照明システム。
【請求項9】
照明システムによって実行される方法であって、
下方に延在するリール線を含む昇降装置によって、前記リール線の長さを変化させるステップであって、前記リール線は、電力を照明装置に供給するための電力線を含む、ステップと、
前記リール線と接続された前記照明装置によって、前記リール線の長さが変化することによって昇降し、制御装置からの制御信号に応答して、発光素子を発光させるステップと、
前記制御装置によって、前記発光を制御するための制御信号を生成し、前記制御信号を無線伝送するための形式に変換するステップと、
前記照明装置によって、前記制御装置から基地局を介して、前記変換された制御信号を無線で受信するステップと、
を含む方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照明システムおよび照明方法に関し、特に、舞台演出において発光する発光素子に電力を供給する照明システムおよび照明方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
演劇、音楽、およびダンスなど、表現者が作品を演じるのを支援する舞台演出において、複数の照明装置を使用した演出方法が知られている(特許文献1)。特許文献1に開示された技術では、複数の昇降装置の各々が、リール線によって連結された照明装置を昇降させ、照明装置からの発光を制御することによって三次元演出を行っている。複数の昇降装置は、天井に吊るされる。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献】
【0004】
特開2008-257961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した舞台演出では、舞台演出をより華やかにするために、複数の照明装置が使用されることが多い。つまり、特許文献1に開示された技術を使用する場合、天井には複数の昇降装置が吊り下げられる。このような背景から、多数の昇降装置が吊り下げられることによって、天井には甚大な負荷がかかることになる。また、昇降装置の重量が大きいほど、舞台演出の最中に昇降装置が落下してしまう危険性が増す。さらに、舞台演出は、鑑賞者から視認されるので、昇降装置のサイズが大きいと演出上好ましくない場合がある。このことから、昇降装置がより軽量かつ小型な構造を有することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る照明システムは、昇降装置、照明装置、および制御装置を含む照明システムであって、前記昇降装置は、下方に延在するリール線を含み、前記リール線の長さを変化させるように構成され、前記リール線は、電力を前記照明装置に供給するための電力線を含み、前記照明装置は、前記リール線と接続され、前記リール線の長さが変化することによって昇降し、前記制御装置からの制御信号に応答して、発光素子を発光させるように構成され、前記制御装置は、前記発光を制御するための制御信号を生成し、前記制御信号を無線伝送するための形式に変換するように構成され、前記照明装置は、前記制御装置から基地局を介して、前記変換された制御信号を無線で受信するように更に構成されている。
【0007】
また、一実施形態に係る方法は、照明システムによって実行される方法であって、下方に延在するリール線を含む昇降装置によって、前記リール線の長さを変化させるステップであって、前記リール線は、電力を前記照明装置に供給するための電力線を含む、ステップと、前記リール線と接続された照明装置によって、前記リール線の長さが変化することによって昇降し、制御装置からの制御信号に応答して、発光素子を発光させるステップと、前記制御装置によって、前記発光を制御するための制御信号を生成し、前記制御信号を無線伝送するための形式に変換するステップと、前記照明装置によって、前記制御装置から基地局を介して、前記変換された制御信号を無線で受信するステップと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る照明システムおよび照明方法によれば、昇降装置がより軽量かつ小型な構造を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【】
第1の実施形態に係る、照明システムの全体を示す図である。
第1の実施形態に係る、昇降装置の論理構成を示す図である。
第1の実施形態に係る、照明装置の論理構成を示す図である。
第1の実施形態に係る、通信ネットワークを示す図である。
第1の実施形態に係る、リール線の断面を示す図である。
第1の実施形態に係る、照明システムが実行する動作を示すフローチャートである。
第2の実施形態に係る、通信ネットワークを示す図である。
第2の実施形態に係る、通信ネットワークを示す図である。
第2の実施形態に係る、照明システムが実行する動作を示すフローチャートである。
第3の実施形態に係る、リール線および照明装置を示す図である。
第3の実施形態に係る、照明装置の位置および発光状態を示す図である。
従来技術に係る、照明システムの全体を示す図である。
従来技術に係る、昇降装置の全体を示す図である。
従来技術に係る、昇降装置のリール線が巻き取られた状態を示す。
従来技術に係る、リール線の断面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本実施形態に係る照明システムを説明する。本実施形態に係る照明システムは、主に、演劇、音楽、およびダンスなど、表現者が作品を演じるのを支援する舞台演出において使用される。そのような舞台演出では、照明システムは、発光素子を発光させ、その発光を制御することによって光の演出を行う。
【0010】
図12は、従来技術に係る照明システムISの全体を示す。照明システムISは、昇降装置EAaおよびEAb(以下、昇降装置EA)、照明装置IAaおよびIAb(以下、照明装置IA)、制御装置CT、ならびに給電装置PSを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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