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公開番号2024163106
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2024077611
出願日2024-05-10
発明の名称Igr測定装置
出願人Igr技研株式会社
代理人個人
主分類G01R 27/18 20060101AFI20241114BHJP(測定;試験)
要約【課題】 簡単に漏洩電流成分Igrを測定可能なIgr測定装置を提供する。
【解決手段】 被測定電線路Aをクランプするクランプ部9を有し、漏洩電流を検出するCTセンサ部10と、被測定電線路Aを非接触で囲むように配置され、漏洩電流に基づいて誘導電圧を発生させるカーボンアンテナセンサ40と、CTセンサ部10の検出した漏洩電流の信号波形と、カーボンアンテナセンサ40で発生した誘導電圧の信号波形との位相差を検出する位相パルス幅測定部20と、電源周波数を測定する電源周波数測定部21と、位相パルス幅測定部20の検出した位相差と、電源周波数測定部21の測定した電源周波数とに基づいて、漏洩電流の位相角度を算出する位相角度算出部22と、CTセンサ部10の検出した漏洩電流と、位相角度算出部22の算出した位相角度とに基づいて、漏洩電流成分Igrを算出する漏洩電流成分算出部27と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被測定電線路をクランプするクランプ部を有し、前記被測定電線路を流れる漏洩電流を検出する漏洩電流検出部と、
導電性材料で形成されると共に、前記被測定電線路を非接触で囲むように配置され、前記被測定電線路を流れる漏洩電流に基づいて誘導電圧を発生させる電圧アンテナと、
前記漏洩電流検出部の検出した漏洩電流の信号波形と、前記電圧アンテナで発生した誘導電圧の信号波形との位相差を検出する位相差検出部と、
前記被測定電線路で発生している電源周波数を測定する電源周波数測定部と、
前記位相差検出部の検出した位相差と、前記電源周波数測定部の測定した電源周波数とに基づいて、前記被測定電線路を流れている漏洩電流の位相角度を算出する位相角度算出部と、
前記漏洩電流検出部の検出した漏洩電流と、前記位相角度算出部の算出した位相角度とに基づいて、漏洩電流に含まれている対地絶縁抵抗に起因する漏洩電流成分Igrを算出するIgr算出部と、
を備える
ことを特徴とするIgr測定装置。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記導電性材料は、カーボンである
ことを特徴とする請求項1に記載のIgr測定装置。
【請求項3】
前記電圧アンテナは、細長のシート状であって、前記クランプ部の内周面に固定されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のIgr測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、Igr測定装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、被測定電線路の漏洩電流成分Igrを測定し、被測定電線路の絶縁状態をチェックする技術が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7270945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、漏洩電流成分Igrを測定毎に、測定電線路の電圧を検出するため、被測定電線路と電圧検出部とを電気的に接続する必要があり、手間を要していた。
【0005】
そこで、本発明は、簡単に漏洩電流成分Igrを測定可能なIgr測定装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するための手段として、本発明は、被測定電線路をクランプするクランプ部を有し、前記被測定電線路を流れる漏洩電流を検出する漏洩電流検出部と、導電性材料で形成されると共に、前記被測定電線路を非接触で囲むように配置され、前記被測定電線路を流れる漏洩電流に基づいて誘導電圧を発生させる電圧アンテナと、前記漏洩電流検出部の検出した漏洩電流の信号波形と、前記電圧アンテナで発生した誘導電圧の信号波形との位相差を検出する位相差検出部と、前記被測定電線路で発生している電源周波数を測定する電源周波数測定部と、前記位相差検出部の検出した位相差と、前記電源周波数測定部の測定した電源周波数とに基づいて、前記被測定電線路を流れている漏洩電流の位相角度を算出する位相角度算出部と、前記漏洩電流検出部の検出した漏洩電流と、前記位相角度算出部の算出した位相角度とに基づいて、漏洩電流に含まれている対地絶縁抵抗に起因する漏洩電流成分Igrを算出するIgr算出部と、を備えることを特徴とするIgr測定装置である。
【0007】
このような構成によれば、導電性材料で形成されると共に被測定電線路を非接触で囲むように配置される電圧アンテナが、被測定電線路を流れる漏洩電流に基づいて誘導電圧を発生させる。すなわち、電圧アンテナで発生した誘導電圧によって、被測定電線路で発生する電圧を検出できる。つまり、電圧アンテナは、被測定電線路を非接触で囲むように配置されるものであり、電圧アンテナと被測定電線路とを電気的に接続せず、簡単に漏洩電流成分Igrを測定できる。
【0008】
また、前記導電性材料は、カーボンである構成としてもよい。
【0009】
このような構成によれば、電圧アンテナがカーボンである導電性材料から形成されるので、電圧アンテナにおいて誘導電圧が良好に発生し易くなる。
【0010】
また、前記電圧アンテナは、細長のシート状であって、前記クランプ部の内周面に固定されている構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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