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公開番号2024167854
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2023093545
出願日2023-05-22
発明の名称積算巻尺
出願人個人
代理人
主分類G01B 3/1003 20200101AFI20241127BHJP(測定;試験)
要約【課題】タイル貼り時の墨出しや積算時の計算まちがいをなくす巻き尺を提供する
【解決手段】長さを表すメートル単位の巻き尺に、タイルの長さの倍数位置にその数字と記号を表記していることを特徴とする
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
巻き尺のテープ部分に
長さを表すメートルの単位を有し
かつ特定の長さの倍数位置に
記号と前記倍数の数字を設けた巻き尺

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明はタイル貼り時の墨出しや積算に使用する巻き尺に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、床タイルの貼り出し位置をきめる墨出しを行なう時、メートル表記された巻き尺を使用していた。
【先行技術文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これは次のような欠点があった。現在、床材として多く使用されている通称、塩ビタイル(ポリ塩化ビニルタイル)と呼ばれる床タイルの寸法は300角と呼ばれる一辺が約300mmの正方形の物と450角と呼ばれる一辺が約450mmの物が大部分を占める。しかし前記300角タイルの正確な寸法は300mm丁度ではなく、1フィートの304.8mmに造られていたり、1尺の303mmの物が多くを占める。450角と呼ばれる床タイルも1.5フィートの457.2mmのタイルが多く使用されている。その為に、通常のメートル表記の巻き尺を使用しての墨出しの計算には時間がかかるだけでなく、貼り出し位置の間違いをしてしまう事もある。フィート表記の巻き尺を使用すれば1フィートのタイルに対しては多少なりとも算出しやすくなるが1.5フィートや尺を基準にしたタイルには対応できない。そしてなによりも現在、日本国内では計量法によりフィート表記の巻き尺は混乱を防ぐ為に販売すら禁止されている。本発明は以上のような欠点をなくす為になされた物である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記の欠点をなくす為、メートル表記の巻き尺にタイル枚数と位置を表記する。巻き尺のテープ幅は広くても通常25mm程しかない為、表記するにあたり色や記号と数字の組み合わせにより数種類のタイル寸法に対応できるように表記する。
【発明の効果】
【0006】
異なる寸法のタイルの表記を色や記号を変え、前記タイルの倍数の位置にその数を記す。それにより瞬時にタイルの枚数と位置がわかる為、複雑に入り組んだ部屋や廊下などの墨出しや積算を間違える事なく素早く正確に行なえる。又、メートル表記の巻き尺に記号を書き入れる事で、通常の巻き尺の使用に加え計量法で懸念される混乱も回避する事ができる。これにより作業効率が向上するだけでなく計算間違いによる大きな損失を出す事がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の巻き尺のテープ部分の図である
【発明を実施する為の形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら本発明を実施する為の形態について説明する。なお本明細書及び図面においては、同一の符号が付された構成要素は同一の構成または機能を有するものとする。
【0009】
図1は本発明の床タイルに使用する巻き尺の一例として構成を示すテープ部分の図で通常のメートル表記の巻き尺の表記に加え、304.8mmの位置に、三角印に1枚目を意味する1と表記、その2倍609.6mmの位置に、三角印に2と表記、3倍の914.4mm位置に、三角印に3という法則によりメモリを記入する。これにより、例えば前記、一辺が304.8mm角の3枚目のタイル目地が914.4mmの位置にくる事が一目瞭然でわかる。これは300角タイルと呼ばれる中の1フィートにカット製造されたタイルに対するメモリとなる。又、この450角と呼ばれる1.5フィートのタイルに対しては、457.2mmの位置に四角印に1と表記、2倍の914.4mmの位置に四角印に2、3倍の1371.6mmの位置に四角印に3と表記する。その他0.5フィートにあたる152.4幅のタイルの倍数についても星印の1、星印の2というような表記をする事でより使用の幅が広がる。
【0010】
その他のタイルの寸法で尺を基準としている303mmのタイルに対応する為に前記フィート基準の表記を丸印に変えて丸印に1、606mmの位置に丸印に2という法則でタイルの倍数を表記する。
(【0011】以降は省略されています)

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