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公開番号2025032540
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023137857
出願日2023-08-28
発明の名称物理量センサー
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01P 15/08 20060101AFI20250305BHJP(測定;試験)
要約【課題】小型化が可能な物理量センサーを提供する。
【解決手段】物理量センサー1は、基板10と、基板10に相対的に固定される固定電極24と、基板10に相対的に変位する可動電極25と、基板10に相対的に固定される一端31及び可動電極25に相対的に連結される他端32を有するばね30と、を備え、ばね30は、基板10の主面11の垂直方向に沿って折り返すミアンダ構造を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板に相対的に固定される固定電極と、
前記基板に相対的に変位する可動電極と、
前記基板に相対的に固定される一端及び前記可動電極に相対的に連結される他端を有するばねと、
を備え、
前記ばねは、前記基板の主面に沿って延伸し、前記主面に垂直な平面に沿って折り返すミアンダ構造を有する、
物理量センサー。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記ばねは、湾曲する屈曲部を有する、
請求項1に記載の物理量センサー。
【請求項3】
前記ばねは、延伸方向において互いに隣り合う前記屈曲部の間隔として、複数の長さを有する、
請求項2に記載の物理量センサー。
【請求項4】
前記ばねは、前記基板の前記主面に対する垂直方向において互いに隣り合う前記屈曲部の長さとして、複数の長さを有する、
請求項2に記載の物理量センサー。
【請求項5】
前記ばねは、前記基板の前記主面に沿って折り返すミアンダ構造を更に有する、
請求項1に記載の物理量センサー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物理量センサーに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、加速度等の物理量を可動部の容量変化として検出する物理量センサーが開発されている。このような物理量センサーとして、例えば特許文献1には、可動部に基板に沿って折り返すばねを有する物理量センサーが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-071097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された物理量センサーは、可動部が変位し易くなるようにばね定数を小さくするために、ばねの長さを長くしたり折り返す回数を増やしたりする必要がある。そのため、可動部の平面におけるばねの占有面積が増大し、物理量センサーが大型化するという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
物理量センサーは、基板と、前記基板に相対的に固定される固定電極と、前記基板に相対的に変位する可動電極と、前記基板に相対的に固定される一端及び前記可動電極に相対的に連結される他端を有するばねと、を備え、前記ばねは、前記基板の主面に沿って延伸し、前記主面に垂直な平面に沿って折り返すミアンダ構造を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る物理量センサーの概略構造を示す平面図。
図1中のA1-A1線における断面図。
図2中のB1部の拡大図。
第2実施形態に係る物理量センサーが備えるばねの構造を示す断面図。
第3実施形態に係る物理量センサーが備えるばねの構造を示す断面図。
第4実施形態に係る物理量センサーの概略構造を示す平面図。
図6中のA2-A2線における断面図。
図7中のB2部の拡大図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
1.第1実施形態
先ず、第1実施形態に係る物理量センサー1について、基板10の主面11に沿った方向の加速度を検出する加速度センサーを一例として挙げ、図1、図2、及び図3を参照して説明する。
【0008】
尚、以降の平面図、断面図には、説明の便宜上、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、及びZ軸を図示している。また、X軸に沿う方向を「X方向」、Y軸に沿う方向を「Y方向」、Z軸に沿う方向を「Z方向」と言う。また、各軸方向の矢印先端側を「プラス側」、基端側を「マイナス側」、Z方向プラス側を「上」、Z方向マイナス側を「下」とも言う。また、Z方向は、XY平面の主面11に対して垂直方向である。
【0009】
本実施形態に係る物理量センサー1は、図1、図2、及び図3に示すように、基板10の主面11に沿ったY方向の加速度を検出することができる。このような物理量センサー1は、基板10と、基板10に固定され、可動電極25を有する可動部20と、基板10に固定された固定電極24と、を備える。
【0010】
基板10は、図1に示すように、X方向及びY方向に広がりを有する矩形で、Z方向を厚さとする。また、基板10は、図2に示すように、基板10の主面11から上方に突出する2つの第1固定部12と、基板10の主面11から上方に突出する複数の第2固定部13と、が形成されている。第1固定部12には、可動部20の支持部22が固定され、第2固定部13には、固定電極24が固定される。
(【0011】以降は省略されています)

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