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公開番号2025032787
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023138262
出願日2023-08-28
発明の名称トイレ装置及びトイレシステム
出願人TOTO株式会社
代理人個人
主分類G01N 33/493 20060101AFI20250305BHJP(測定;試験)
要約【課題】便及び尿の状態をより確実に算出することができる。
【解決手段】トイレ装置2は、排泄物を受けるボウル部8が設けられた便器4と、便器4に対して開閉可能な便座13が設けられた便座装置5と、便器4及び便座装置5の少なくともいずれか一方に設けられ、ボウル部8に排泄された尿及び便を検知する排泄検知部と、便座13の開閉状態に関わらず、排泄検知部で検知された情報に基づいて、排泄された尿及び便の状態を算出する算出部とを備える。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
排泄物を受けるボウル部が設けられた便器と、
前記便器に対して開閉可能な便座が設けられた便座装置と、
前記便器及び前記便座装置の少なくともいずれか一方に設けられ、前記ボウル部に排泄された尿及び便を検知する排泄検知部と、
前記便座の開閉状態に関わらず、前記排泄検知部で検知された情報に基づいて、排泄された尿及び便の状態を算出する算出部と、
を備えるトイレ装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記排泄された尿及び便の有無を判定する有無判定部と、
前記有無判定部において排出された尿が有と判定された場合に、前記便座の開閉状態を判定する開閉判定部と、
を更に備え、
前記有無判定部は、前記算出部において尿及び便の状態を算出した後に、尿の有無を判定する、
請求項1に記載のトイレ装置。
【請求項3】
前記有無判定部は、排出された尿を無と判定した場合に、便の有無を判定する、
請求項2に記載のトイレ装置。
【請求項4】
前記有無判定部は、前記開閉判定部において前記便座が開状態であると判定された場合に、便を無と判定し、
前記有無判定部は、前記開閉判定部において前記便座が閉状態であると判定された場合に、便の有無を判定する、
請求項2又は3に記載のトイレ装置。
【請求項5】
前記算出部は、前記有無判定部における尿及び便の有無の判定結果に基づいて、有と判定された排泄物の状態を、所定の記憶部へ記憶させる、
請求項2又は3に記載のトイレ装置。
【請求項6】
前記開閉判定部は、前記ボウル部における照度情報に基づいて、前記便座の開閉状態を判定する、
請求項2又は3に記載のトイレ装置。
【請求項7】
前記便座の開閉状態に基づいて、前記ボウル部の内側を照らす照明の照度を調整する照度調整部、
を更に備える請求項2又は3に記載のトイレ装置。
【請求項8】
排泄物を受けるボウル部が設けられた便器と、
前記便器に対して開閉可能な便座が設けられた便座装置と、
前記便器及び前記便座装置の少なくともいずれか一方に設けられ、前記ボウル部に排泄された尿及び便を検知する排泄検知部と、
前記便座の開閉状態に関わらず、前記排泄検知部で検知された情報に基づいて、排泄された尿及び便の状態を算出する算出部と、
を備えるトイレシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、トイレ装置及びトイレシステムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
健康観察のために、排出された尿や便の状態を算出するトイレが提案されている。例えば特許文献1においては、便座が開いた状態では尿の状態のみを算出し、便座が閉じた状態では便及び尿の状態を算出することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6945172号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば介護施設では要介護者のおむつの便をトイレに投棄する可能性がある。なお、要介護者の健康観察のためにもトイレに便を投棄して排泄記録を行うことが好ましい。このように例えばおむつの便をトイレに投棄する場合など、便座を開いた状態で便をトイレに投棄する場合があるが、特許文献1の方法では便の状態算出がされない可能性がある。
【0005】
上記課題に鑑み、本開示は、便及び尿の状態をより確実に算出することができるトイレ装置及びトイレシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の第1態様に係るトイレ装置は、排泄物を受けるボウル部が設けられた便器と、前記便器に対して開閉可能な便座が設けられた便座装置と、前記便器及び前記便座装置の少なくともいずれか一方に設けられ、前記ボウル部に排泄された尿及び便を検知する排泄検知部と、前記便座の開閉状態に関わらず、前記排泄検知部で検知された情報に基づいて、排泄された尿及び便の状態を算出する算出部と、を備える。
【0007】
この構成によれば、便座の開閉状態に関わらず、排泄検知部で検知された情報に基づいて尿及び便の状態が算出される。このため、例えば介護施設において要介護者のおむつの便をトイレに投棄するような場合には、便座が開いた状態で投棄されることが想定されるが、このような場合であっても尿及び便の両方の状態が算出される。すなわち、便及び尿の状態をより確実に算出することが可能となる。
【0008】
また、本開示の第2態様に係るトイレ装置では、前記排泄された尿及び便の有無を判定する有無判定部と、前記有無判定部において排出された尿が有と判定された場合に、前記便座の開閉状態を判定する開閉判定部と、を更に備え、前記有無判定部は、前記算出部において尿及び便の状態を算出した後に、尿の有無を判定する。
【0009】
この構成によれば、尿及び便の状態を算出し、尿の有無を判定し、尿が有と判定された場合に便座の開閉状態を判定する。このため、便座の開閉状態の判定は尿及び便の状態の算出の後に判定されるため、便座の開閉状態に関わらず尿及び便の状態を算出することができる。
【0010】
また、本開示の第3態様に係るトイレ装置では、前記有無判定部は、排出された尿を無と判定した場合に、便の有無を判定する。
(【0011】以降は省略されています)

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