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公開番号
2024169036
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086210
出願日
2023-05-25
発明の名称
鉄筋用ロッド支持具
出願人
株式会社山城建設
代理人
個人
主分類
G01C
15/06 20060101AFI20241128BHJP(測定;試験)
要約
【課題】簡易な構造でありながら、工事現場で存在するさまざまな径の鉄筋にも適応的に対応して安定して係合することができ、鉄筋への取り付けおよび位置調整を容易とするとともに現場での取り付け作業性を向上することができる鉄筋用ロッド支持具を提供する。
【解決手段】本実施形態の鉄筋用ロッド支持具10は、鉄筋用ロッド支持具10は、その内側でロッド本体を支持する第1のフック部11と、その内側で鉄筋40に係止する第2のフック部16と、第1のフック部11および第2のフック部16を連結する第1の連結部20と、第1のフック部11の先端部または中央部に進退自在に螺設される締結ボルト21と、を含む。第1のフック部11および第2のフック部16は、板状、棒状または筒状に延在して形成される。第1のフック部11の先端部および第2のフック部16の先端部は、第1の連結部20を介して互いに反対方向に向いて配設される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺状に形成され、現場記録写真の撮影の際に鉄筋に固定されてその基準とされるロッドのロッド本体に対し、着脱自在に取り付けられる鉄筋用ロッド支持具であって、
その内側で前記ロッド本体を支持する第1のフック部と、
その内側で前記鉄筋に係止する第2のフック部と、
前記第1のフック部および前記第2のフック部を連結する第1の連結部と、
前記第1のフック部の先端部または中央部に進退自在に螺設される締結ボルトと、を含み、
前記第1のフック部および前記第2のフック部は、板状、棒状または筒状に延在して形成され、
前記第1のフック部の先端部および前記第2のフック部の先端部は、前記第1の連結部を介して互いに反対方向に向いて配設され、
前記締結ボルトの先端が前記ロッド本体の表面を押圧して前記ロッド本体の裏面が前記第1の連結部の表面および/または前記第1のフック部の内側の表面に係合することで、支持具本体が前記ロッド本体に固定され、
前記第2のフック部は、その基端部に配設され前記第1の連結部と連結する第1の屈曲部と、その先端部に配設されるとともに前記第1の屈曲部と比べて緩やかに曲がって形成される第1の湾曲部と、を有し、
前記第1の湾曲部は、その先端に行くに従って前記第1の連結部に近接するように湾曲して形成される、
鉄筋用ロッド支持具。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記第2のフック部は、平坦状に延在して形成され、前記第1の屈曲部および前記第1の湾曲部の間に配設され前記第1の屈曲部および前記第1の湾曲部のそれぞれの端部に連結する第2の連結部をさらに有する、
請求項1に記載の鉄筋用ロッド支持具。
【請求項3】
前記第1のフック部は、その基端部に配設され前記第1の連結部と連結する第3の連結部と、平坦状に延在して形成され、かつ前記第3の連結部に連結するともに前記第1の連結部の延在方向に対して起立して配設される第1の平坦部と、前記第1の平坦部と連結する第4の連結部と、その先端部に配設されるとともに平坦状に延在して形成され、かつ前記第4の連結部に連結するとともに前記第1の連結部の延在方向に沿って配設される第2の平坦部と、を有する、
請求項1に記載の鉄筋用ロッド支持具。
【請求項4】
前記第3の連結部、および前記第4の連結部は、屈曲して形成される、
請求項3に記載の鉄筋用ロッド支持具。
【請求項5】
前記ロッド本体は、長板状に延在して形成されており、
前記ロッド本体の底面部が前記第1の平坦部に係合した状態において、前記締結ボルトの先端が前記ロッド本体を押圧するときの押圧点が、前記ロッド本体の、長手方向および厚さ方向ともに直交する方向である、高さ方向での寸法で1/2倍以上1倍未満の範囲に位置するように配設される、
請求項3に記載の鉄筋用ロッド支持具。
【請求項6】
前記第1の連結部は平坦状に形成され、
前記第1のフック部と前記第2のフック部と前記第1の連結部とは、板状部材から一体形成される、
請求項1または2に記載の鉄筋用ロッド支持具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、現場記録写真の撮影の際に鉄筋に固定されてその基準とされるロッド本体に対し、着脱自在に取り付けられる鉄筋用ロッド支持具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
コンクリート構造物に関する鉄筋の工事現場において、その鉄筋の配筋が規定どおりに設置されているか否かを行政機関などが確認するために、その鉄筋の設置状況をその現場記録として写真撮影することが、法律的に義務づけられている。鉄筋は所定の間隔で配筋されていることを写真で記録する必要があり、この現場記録写真の撮影の際には配筋ロッド(標尺)が使用される。配筋ロッドは長尺状に形成されるとともにその長手方向に沿って目盛りが刻印されており、鉄筋に固定されることで写真撮影の目印(基準)とされる。
【0003】
その配筋ロッドの固定については、撮影の際、作業員が把持して鉄筋に対し固定して行われるのが一般的であり、その作業には複数の作業者が必要となっている。煩雑な作業となっており、従前よりその改善が求められていた。この撮影の作業を省人化または効率化を実現するため、その配筋ロッドを固定したり、または保持したりする鉄筋用ロッド支持具(以下「支持具」ともいう。)が複数提案されている。
【0004】
その従来の支持具の一例としては、現場記録写真の撮影の際に鉄筋に取り付けられて目印とされるマーカー本体を有し、このマーカー本体の正面側には、彩色が施された識別部が設けられるものが知られる(たとえば特許文献1参照)。また、この装具のマーカー本体の背面側には鉄筋を着脱可能に狭持する狭持部が設けられる。この狭持部は、鉄筋の節に係止可能な間隔で縦方向に並列される複数の狭持腕を有して設けられる。
【0005】
また、その装具の他の一例としては、ロッド本体に永久磁石が装架されるスライド金具をそのロッド本体の長手方向に摺動自在に装着することで、その永久磁石の吸着力を利用して、鉄筋にロッド本体を強固に固定しようとするものも知られる(たとえば特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010-008347号公報
実開昭63-031321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前記特許文献1に記載の装具は、挟持部およびその挟持腕の構造を有し構造が複雑である上、工事現場において配筋ロッド本体への取り付けまたは取り外しも煩雑である可能性がある。前記特許文献2に記載の装具は、永久磁石の磁力(吸着力)によりロッド本体を鉄筋に固着させる構造であるが、その吸着力を大きくする必要があり、その磁力の大きさから現場での固着位置の調整作業が煩雑となる可能性がある。
【0008】
また、鉄筋が用いられる工事現場では、さまざまな径の鉄筋が横筋および縦筋として混在して配置され、さらにはその横筋が縦筋よりも前方(外側)に配置される場合、またその逆の場合など、鉄筋の径が異なるだけではなく、その横筋または縦筋の前後(内外)関係も適宜変更されて配筋され、これらが混在している状況となっている。このような状況下で、それら従来の支持具は工事現場で存在するさまざまな径の鉄筋に適応できない場面が多々あった。
【0009】
そのように、それら従来の支持具は、構造の簡素化、および工事現場でのさまざまな経の鉄筋に対する取り付け作業性の点で、改善の余地があったといえる。
【0010】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構造でありながら、工事現場で存在するさまざまな径の鉄筋にも適応的に対応して安定して係合することができ、鉄筋への取り付けおよび位置調整を容易とするとともに現場での取り付け作業性を向上することができる鉄筋用ロッド支持具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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